iPad mini 6で有線イヤホンを使いたい時はELECOMの変換アダプタが便利な件

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」はコンパクトでおしゃれなデザイン
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「iPad mini 6」はコンパクトで使いやすくて、とってもお気に入りのタブレットなんですが、唯一残念だなと僕が感じているのは普通の「有線イヤホン」が使えないこと。

そこでその弱点を克服すべく、今回iPad mini6で有線イヤホンが使えるようになる音声変換アダプタ「MPA-C35PDBK」を購入してみました。

「MPA-C35PDBK」は、有線のイヤホンジャックと給電可能なUSB-Cジャックの2種類がついたアダプタ。こいつが地味に便利だったので、今回はこのガジェットの購入・使用レビューを綴ります。

iPad mini 6で「なんとか有線イヤホンを使えるようにしたい!」とお悩みの方の参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

  • エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の特徴
  • エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の良いところ・残念なところ
  • 「エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」のデザイン・仕様
  • エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の使い勝手
  • エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」が誰に向いているか

「iPad mini 6」でも有線イヤホンが使いたい

最初にも少し書きましたが、僕が普段利用しているiPad mini6ってイヤホンジャックがないので、有線イヤホンが使えないんですよね。

しかも6からlightening端子も廃止になり、端子はUSB-Cのみになったので、“神有線イヤホン”と名高いApple純正「EarPods」も使えない(てか、何気にこれが一番痛い)。

Apple ear pods
引用:Amazon

まぁAppleとしては「ワイヤレスイヤホン(AirPods)使えばいいっしょ」的なイメージなんでしょうけど、実際にはまだ有線イヤホンの方が使い勝手が良い場面ってあるんですよね。

有線の方が通信・接続の安定度が断然高いし、音の遅延も全くない。だから個人的にはオンライン会議や動画編集の時などはいまだに有線イヤホンを使うことが多い。

なので、iPad mini6でもやっぱり有線イヤホン使いたいなぁと思い、Amazonで変換アダプタを探したんです。そうしたら、今回購入したエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」に出会いました。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の有線イヤホンじゃっくの形状

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の特徴

今回購入したエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の主な特徴を挙げると、以下になります(詳細は下に続きます)。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の特徴・良いところ

  • iPad mini 6で有線イヤホンが使える(通話も可能)
  • イヤホン使用と同時にUSB-CでiPad mini6を充電することもできる
  • 充電は最大60WのPD(急速充電)にも対応
  • コンパクトサイズで持ち歩きにも便利

iPad mini 6で有線イヤホンが使える(通話も可能)

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は、USB-C対応の変換アダプタ。4極φ3.5mmのイヤホンジャック1つと給電用USB-C端子の2種類がついています。

イヤホンジャックはDAC内蔵(最大24bit/96khzに対応)なので、ドライバなしでイヤホンを繋ぐだけで有線イヤホンが使えるようになるのが大きな特徴。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」

そのためイヤホンジャックのないiPad mini6でも、この変換アダプタを使えば有線のイヤホンがバッチリ使えます。

またマイク付きイヤホンにも対応しているから、通話も可能。iPad mini6でも有線イヤホンでオンライン会議ができるなるわけです。こりゃ便利。

<イヤホンジャック変換アダプタ購入時の注意点>

  • USB-C対応のイヤホンジャック変換アダプタは他にもいくつも販売されていますが、中には「DAC」が内蔵されていないものもあります。
  • DACがないと、イヤホンジャックを差し込んでも音は聞こえない(デジタルデータが視聴用のアナログデータに変換されない)ので、変換アダプタを購入するときは必ずDAC内蔵かどうかを確認しましょう。
  • 百均にもイヤホンジャック変換アダプタは売ってるけど、これにはDACは100%入ってないので、ご注意を。

イヤホン使用と同時にUSB-CでiPad mini6を充電することもできる

また先に書いた通りこのエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」には給電用のUSB-C端子もついていて、イヤホン使用と同時にiPad mini6の充電もできちゃう。これも大きな特徴でしょう。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は小型・軽量の給電用USB-C端子

以前使っていたiPad mini5ではlighteningケーブル端子1つしかなかったので、有線の「Apple EarPods」を使っている間はiPad miniの充電ができなかったんですよね。

でもエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」なら、イヤホン使用と充電を同時に実現できちゃいます。これも地味に便利。

充電は最大60WのPD(急速充電)にも対応

しかもその給電用のUSB-C端子は60WのPD(Power Delivery/急速充電)にも対応してるとのこと。

なので、PD対応の充電器とUSB-Cケーブルを使えば、たった数時間で電池ゼロの状態から満充電まで持っていけます。

実際に僕は以前の記事でもご紹介したAnker「NanoII 45W」という充電器と、「UGREEN USB Type Cケーブル」を使って急速充電してます。この2つもコンパクトでかなりおすすめです。

コンパクトサイズで持ち歩きにも便利

あとエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」はコンパクトサイズな点も嬉しいところ。サイズ感としては人差し指くらいの小ささなので、持ち運びも楽々。

この小ささならガジェットポーチの端っこなどにスッと入れておけます。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」はコンパクトだから持ち運びやすい

出先でiPad mini6を使ってオンライン会議などを行うこともあるので、このコンパクトさ・持ち運びやすさはありがたい。

その他主な仕様

念のため、エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」のメーカー公表の仕様も下に載せておきます。他製品とのスペック比較をしたい方はご参考までにご覧ください。

ブランドエレコム
型番MPA-C35PDBK
対応機種音声出力に対応したUSB Type‐C(TM)端子搭載のパソコン、タブレット、スマホ等
CTIA方式φ3.5mm4極ステレオミニ端子を搭載したイヤホン、ヘッドホン
パソコン、タブレット、スマホなどの本体充電が可能なUSB Power Delivery対応USB Type-C(TM)電源アダプター
コネクタ形状USB Type-C(TM)(オス)-φ3.5mm4極ステレオミニ(メス)、USB Type-C(TM)(メス、充電用)
重量約9g
動作環境0~45℃/10~90%RH
カラー展開1色(ブラック)
価格4,213円(税込/メーカー希望価格)
※実際にはAmazon等では2,000円台で購入できます。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の外観・デザイン等を見てみる

続いてエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の外観(デザイン)等の細部をチェック。

と言ってもシンプルなガジェットなので、それほど紹介するところもないんだけど。でも、その他メーカーの変換アダプターと比較したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいな。

パッケージ:安定のちょいダサ

まずはパッケージをチェック。パッケージは悪い意味での“安定のELECOM”。絶妙にかっこよくない。

でもこれは本当にいつも通りなので、あまり気にしないでおきましょう。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」のパッケージ

本体:小型・軽量でマットな質感

続いてエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」本体の全体デザインを確認。

全体にマット加工がなされていて、パッとみた感じでは安っぽさは全然ありません。パッケージとのギャップがすごい。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の表面
エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の裏面

表面にはエレコムのロゴと、両サイドにヘッドセットのマークと端子のマーク(?)が小さく描かれていました。個人的にはこれはなくてもよかったけど。

iPadで有線イヤホンを使いたいときはエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」がおすすめ

そして改めてみてみると、全体のサイズ感もやっぱりコンパクトですね。本当に人差し指サイズで軽いので、持ち運びにはかなり便利そう。

イヤホンジャック・端子部分:ビルドクオリティ良し

肝心のイヤホンジャック・給電用USB-C端子部分ですが、両方とも作りはなかなか良い感じ。パーツのズレもないし、周りの加工の甘さも見当たりません。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の有線イヤホンじゃっくの形状
エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は小型・軽量の給電用USB-C端子

エレコムの製品でも時々お安いアイテムの場合は加工が甘い時があるけど、このエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」に関しては結構よく作られている印象(まぁお値段もそれなりにしますしね)。

全体をチェックしてみた感じでは、本体の作りは結構良い感じでした。特に安っぽさがないところは嬉しいですね。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」を実際に使ってみてわかったこと

全体の外観やデザインを確認した後は、実際にエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」iPad mini 第6世代で使ってみました。

その中で気づいた良いところ・残念だったところを忖度なしでまとめてみます。

良かった点①:有線イヤホン使用と充電がしっかり同時にできた

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」のウリの1つでもありますが、有線イヤホン使用とUSB-C端子を使った充電がちゃんと同時にできたのは、まず良かった。

Amazonのレビュー等をみていると、時々「同時にはできない!」なんていう声も実はあがってたんですよね。なので正直少し心配していたのですが、それも杞憂でした。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」に有線イヤホンと給電用ケーブルを同時に繋いでみた結果

最初は「イヤホン使用と給電って同時にできなくても良いのでは?」なんて思ってたこともあったんですけど、実際には両方できるとめちゃくちゃ便利でした。

特に有線イヤホンでオンライン会議などを行なっている最中にiPad miniのバッテリーがなくなってくると、結構ピンチですからね。

やっぱりイヤホン使用と給電が同時にできるのは素晴らしい。

良かった点②:T字の形状だからデバイス(iPad mini)側との干渉もなし

あとアダプターがT字の形状をしている点も地味に良かった。

こういったアダプターって、モノによっては全体がデバイス側にピッタリとくっつくような形状をしていることも多くて、それだとデバイスを傷つけちゃったり干渉しちゃったりすることもありますよね。

でもエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は本体に指す端子のT字部分が長めに確保されていて、デバイスとアダプターの間に少し隙間が開くようになっているんです。なので、デバイス側との干渉が起きない。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」をiPad mini6に繋いだ様子

この隙間があることでデバイスが傷つきにくくなるし、イヤホンや充電ケーブルを挿すときも干渉が起きないので挿しやすかった。

めっちゃ地味なところですけど、こういう細かいところまで考えられているのは、使う側としてはありがたいですよね。

良かった点③:やっぱり「軽いは正義」

あとはやっぱり小型・軽量なのは本当に良かった。

僕は普段持ち歩くガジェットが多いんですけど、これだけコンパクトならガジェットポーチの隙間にスッと入れておけるし、軽いから持っている感覚すらありませんでした。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」はコンパクトだから持ち運びやすい

少しでも持ち物をコンパクトにまとめたい人にとっても、このサイズ感はかなり嬉しいのではないでしょうか。僕個人としてはめちゃくちゃ気に入りました。

残念だった点①:値段がちょっと高い

逆にエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の残念だったところも挙げると、値段がちょっと高めというところでしょうか。

このアダプター以外にも、世の中にはたくさんUSB-Cから有線イヤホンジャックへの変換アダプタって売ってるんですけど、多くは1,000〜1,500円くらいの値段なんですよね。

でもエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は定価だと4,200円ほど。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」は小型・軽量

もちろん給電も同時にできるという利点もあるので、その分値段が高いのはしょうがないと思うんですけど、それでも他の変換アダプタより4倍の値段というと、ちょっと高く感じますよね。

ましてや「給電・充電ができなくてもいい!」という人だったら、この値段を出す必要性は全然ない。

なので、その価格面はやっぱり残念ポイントでした。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」を安く購入する方法

  • 安く購入したいときはAmazonのタイムセール・期間限定セールを狙うのがおすすめ。
  • Amazonのタイムセールだと一気に値段が下がることがあり、40〜50%offなどになることも。
  • 僕も実際にAmazonのタイムセールで2,000円くらいで購入できたので、気になる人は頻繁にAmazonをチェックしておくと良いかも。

残念だった点②:カラーバリエーションがない

あと残念だったのは、カラーバリエーションが全然ない点でしょうか。

iPadをはじめ、今やタブレットなどもカラーバリエーションが豊富ですけど、エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」はカラーが黒しかないんですよね。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」

可愛らしいカラーのタブレットだと、このマットな黒が微妙に合わないこともあるので、もう少しカラバリがあったら良かったかな。ここも少し残念でした。

総評:有線イヤホンと充電を同時に行いたい人は“買って損なし”。

ということで、エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」を実際に使ってみた上での僕個人的な総評としては、有線イヤホンと充電を同時に行いたい人は“買って損なし”という結論。

実際に使ってみると、この2つを同時にできると本当に便利だったので。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の給電用USB-C端子

ただ、「自分は別に充電できなくてもいいや!」っていう人にとっては、無理にこのアダプタを購入する必要はない気がします。

有線イヤホンが使えるだけでよければ、他にも1,000円程度で変換アダプタは売ってますからね。それで十分かも。

なので、“イヤホン使用と同時に充電もしたいかどうか”で、エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」を選ぶべきかを決めると良いのではないでしょうか。

エレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」が向いている人・向いていない人

最後に改めてエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の良いところ・悪いところを踏まえながら、「この変換アダプタが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。

この変換アダプタが向いている人

  • 有線イヤホン使用とデバイスの充電の両方を同時に行いたい人
  • シンプルなガジェットが好きな人
  • 普段持ち物が多いから、少しでもコンパクトなガジェットがいい人
この変換アダプタがあまり向いていない人

  • デバイスの充電はできなくてもいい人
  • カラフルで可愛らしいアイテムが好きな人

当ブログの中の人の感想

今回はエレコム「音声変換アダプタ MPA-C35PDBK」の購入レビューを綴りました。

iPadで有線イヤホンが使いたい!というわがままな思いが発端となり、今回このアダプタに出会いましたが、いざ使ってみたらかなり便利だったので正直驚きました。

特にイヤホン使用と同時に充電ができるって、想像していた以上に便利(いや、本当に)。今後iPad mini6でオンライン会議など行う際は、常にこのアダプタが活躍してくれることでしょう。

iPadなどで有線イヤホンを使いたい!という方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

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