【購入レビュー】トラックボールマウスのボールをペリックス製に替えたら見た目も操作性も向上したからみんなと情報共有したい。
「ロジクール ERGO M575S」というトラックボールマウスを購入したことを先日記事に綴りましたが、その際にボールを交換したことにも触れていました。
交換したボールは「ぺリックス PERIPRO-303 34mm」というもの。このボールは光沢仕上げでマウスのセンサー感度が高く、ボールの回転も非常に滑らかなので、カーソル操作がしやすい点が特徴です。さらにカラーバリエーションも豊富で、ボールを交換するだけでマウスの雰囲気を大きく変えてくれます。
ロジクール ERGO M575Sのレビュー記事でも少しこの交換用ボールについて話しましたが、すごく良い商品だったので、改めてもう少し「ぺリックス PERIPRO-303 34mm」について詳細にレビューしたいと思います。
ロジクール ERGO M575やMX ERGOの交換用ボールを探している方の参考になれば幸いです。
- ペリックスについて
- ぺリックス PERIPRO-303 34mmの特徴・価格等
- ぺリックス PERIPRO-303 34mmの良かった点・気になった点
- トラックボールの交換方法
ぺリックス PERIPRO-303 34mmを購入しようと思った理由
まずそもそも、なぜ今回「ぺリックス PERIPRO-303 34mm」を購入しようと思ったのかというと、率直に言えば先日購入したロジクールのトラックボールマウス「ERGO M575S」のボールの色があまり好みではなかったからです。それに尽きる。
ロジクール ERGO M575S自体はエントリーモデルながらすごく使い勝手が良くて、すぐお気に入りのマウスの1つになったんですけど、どうしてもボールのブルーの色が気になってしまいまして。
それがきっかけで交換用ボールを探し始めた、らペリックスのボールにすぐ辿り着いたというワケ。個人的に「日頃よく使うモノやガジェットは、デザインの良し悪しも大事!」と考えるタイプなので、それで最終的にぺリックス PERIPRO-303 34mmを購入することにしました。
このあと実際のレビューを綴っていきますが、結果を先にお伝えしておくと、買って大正解でした。
ちなみにロジクール ERGO M575Sのレビューは下の記事でまとめているので、お時間あればこちらも併せてご覧いただけると幸いです、はい。
ぺリックス PERIPRO-303 34mmについて
そんな経緯を踏まえながら、早速今回購入した「ぺリックス PERIPRO-303 34mm」の主な特徴、サイズ・重量、価格などをまとめていきます。
ペリックス社について
この交換用ボールのメーカーはペリックス。会社の正式名称は「ペリックス・コンピューター有限会社(ドイツ語表記:Perixx Computer GmbH)」だそうです。
引用:ペリックス公式HP
ペリックスはドイツ・デュッセルドルフに拠点を持つメーカーで、主にコンピュータ周辺機器を製造・販売しているそう。生産設備は自社で持っていないみたいなので、基本的には外注先に製造を委託しているんですかね。
日本法人は株式会社ペリックスジャパンとして運営されています。
ぺリックス PERIPRO-303 34mmの特徴
ぺリックス PERIPRO-303 34mmの主な特徴を簡単にまとめると、以下の点が挙げられます。
- 他社製のトラックボールマウス(ロジクール、エレコム、サンワサプライ、ケンジントン等)と互換性のある交換用ボール
- 表面加工に光学式センサーの読み取り精度を上げる蛍光パーティクルを使用し、高いカーソル操作精度を実現
- ボールの回転・滑りを良くするために光沢仕上げを採用
- トラックボール生産工場へ直接製品の製造を依頼することで低価格を実現
- 9色展開とカラーバリエーションも豊富
トラックボールマウスは握り心地だけでなく、ボールの回転やカーソルの反応がすごく大事になりますが、ぺリックス PERIPRO-303 34mmは独自の光沢仕上げや表面加工によって、ボールの使い心地にもかなり配慮がされているみたい。
また僕にとってすごく大事なカラーバリエーションも豊富。全部で9色も展開されているので(メーカーは「10色展開」って言ってるんだけど、実際には現在9色しか購入できないっぽい)、この辺りも個人的に魅力に感じた特徴でした。
サイズ・重量
ぺリックス PERIPRO-303 34mmのサイズは、名前にある通り直径34mm。ロジクールのほか、多くのメーカーのトラックボールマウスに使える互換性の高いサイズになっています。ちなみに重量は約30gです。
実売価格
気になるお値段ですが、意外と安くて1,500円前後(Amazon価格)。とりあえず買ってみようかな!的な気持ちで手を出しやすい価格設定になっています。
…でもトラックボールマウス自体が3,000〜4,000円くらいだった場合は、決して安くはないか笑。
その他仕様
その他、ぺリックス PERIPRO-303 34mmのメーカー公表の仕様も下に載せておきます。他製品とのスペック比較をしたい方は参考までにご覧くださいな。
ブランド | Perixx(ペリックス) |
名称 | PERIPRO-303 |
型番 | PERIPRO-303 GBK |
接続技術 | Wireless |
ムーブメント検出技術 | トラックボール |
サイズ | 34mm × 34mm × 34mm |
重量 | 30g |
カラー展開 | 9種類(ブラック、レッド、グリーン、イエロー、ゴールド、パープル、ピンク、ブルー、艶消しマッド) |
価格 | 1,599円(税込/メーカー希望小売価格) |
ぺリックス PERIPRO-303 34mmの外観レビュー
特徴等を整理した後は、ぺリックス PERIPRO-303 34mmの全体の外観・デザインを見ていきます。
パッケージ
製品のパッケージはこんな感じのデザイン。非常にシンプルな箱。僕は過剰な装飾があまり好きではないタイプなので、この潔さすら感じるシンプルさは好きです笑。
交換用ボール本体
次に本体である交換用ボールを見ていきます。箱を開けると、真ん中にボールがボンッと入っていました。
僕は今回ブラックのカラーを購入。全体的に光沢のなるカラーリングになっていて、ついつい見惚れてしまうような美しさです。
一見すると単なる球体ですが、表面の加工に蛍光パーティクルなるものが採用されていて、それによって光学式センサーによる読み取り精度が高められているらしい。
なお、ロジクール ERGO M575Sにデフォルトでついているボールと並べて比較してみた様子が下の画像です(左:ERGO M575Sのデフォルトのボール、右:ペリックス PERIPRO-303 34mm)。
ERGO M575Sのボールの方がなんとなくつぶつぶしたキラキラが表面に目立ちますね。ペリックスの方はそういったキラキラはほとんどなくて、本当に光沢のある真っ黒カラーといった感じ。個人的にはペリックスの方が好きですわ。
ぺリックス PERIPRO-303 34mmの使用レビュー
全体の外観・デザイン等のチェックの後は、実際にLogicool ERGO M575Sのデフォルトのボールから、ぺリックス PERIPRO-303 34mmに交換してみました。その際の使用感レビューとして、感想を素直に書いていきます。
ERGO M575Sのトラックボールをペリックスに交換してみた(交換方法)
使用レビューということなので、一応交換したときの作業行程も書いておきます。交換方法が知りたい!という方もいるかもしれないので。
といっても交換のやり方は非常に簡単です。まずLogicool ERGO M575Sをひっくり返し、底面右に空いている穴を確認。
そしてその穴に細めの棒(僕はボールペンを使いました)を突っ込み、ボールを下から押し出しましょう。すると下の画像のようにマウスからボールがコロリと外れます。
あとはポカリと空いたその穴に、ぺリックス PERIPRO-303 34mmを上からはめ込むだけ。これでボールの交換は完了です。簡単。
良かった点・気になった点
次にぺリックス PERIPRO-303 34mmに交換してみて感じた良かった点・気になった点をいくつかピックアップしてまとめておきます。
良かった点①:マウス全体の雰囲気がさらにかっこよくなった
まず一番良かったところは、とにかくマウスがかっこよくなったことですね。ペリックスの交換用ボールに替えたことで、本当にだいぶ印象が変わりました。
本記事の最初の方でお伝えした通り、Logicool ERGO M575Sにデフォルトでついているボールのカラーが個人的にどうしても気に入らず、マウス使用時にいまいちテンションが上がらなかったのですが笑、ぺリックス PERIPRO-303 34mmに替えたら一気にマウス全体がかっこよくなったんですよね。
特にブラックのボールを選んだからか、すごく大人っぽい雰囲気になったのが良かった。トラックボールマウスって全体が丸っこいフォルムだから少し“おもちゃ感”がある気がするので笑、ボールのカラーが変わることでビジネスライクな表情に変わってくれて、めちゃくちゃ気分上がりました。
もうこれだけでもこのペリックスの交換用ボールを購入した甲斐があったなと感じるくらいに良かったですわ。
良かった点②:回転がすごく滑らかで使いやすい
2つめの良かった点はボールの回転がすごく滑らかで使いやすいところですね。
これはLogicool ERGO M575Sの購入レビューでも少し触れたんですけど、ぺリックス PERIPRO-303 34mmって球体の精度が高いのか、親指でコロコロと回した時の滑らかさがすごく良いんです。全然突っかかる感じがしない。
元々ERGO M575Sのデフォルトのボールでも十分回転はいいんですが、それよりもさらに滑らかな感じがするので(ただし「めちゃくちゃ良くなった!」というほどではなく、「あれ、ペリックスの方がちょっと良いかも」くらいの感覚です)、カーソル操作がやりやすいんです。この点は実際に使ってみないと実感できないところだとは思いますが、個人的にはボールの滑りの良さ・滑らかさもGoodポイントでした。
ペリックスの交換用ボールはロジクール製のマウスだけじゃなく、エレコムやケンジントンなどのマウスとも互換性があるので、もし今お使いのトラックボールマウスでボールの回転に不満がある方は、一度ペリックスを試してみるといいかもしれませんよ。
良かった点③:指紋が目立たない
あとは細かいところになりますが、ボール表面の指紋が目立たないのも嬉しいポイントでした。
ブラックのカラーだと表面がかなりツルツルピカピカで光沢感があるんですが、それでも指紋はほとんどつきません。僕はスマホの画面とかも指紋がちょっと気になるタイプなので(決して神経質ってほどではないんですが笑)、この指紋のつきにくさもペリックスは優秀でしたね。
ブラック以外のカラーの場合でも、おそらく指紋は目立たない(むしろ表面の光沢感から言えば、本来ブラックが一番目立ったはず)と思うので、「ガジェットの指紋が気になる!」というタイプの方でも安心して使用できるのではないでしょうか。
気になった点:使用直後は少し滑らかさに欠けるかも
気になった点については正直ほとんどなかったんですが、唯一挙げるとするなら使用直後は少し滑らかさに欠ける感じがするところでしょうか。
先に書いた通りぺリックス PERIPRO-303 34mmはボールの回転の良さが1つの特徴だと思うんですけど、実のところ使い始め直後は少し突っかかる感じがあったんです。これはたぶん初期状態だとボール表面に油分が全くないからだと思う。
でも少し使い続けていると段々回転が良くなってきて、ある時点からはロジクール純正よりも滑らかに回転するようになったんですよね。なので交換直後に「なんだ、全然回転良くないじゃないか!怒」と評価するのではなく、少し使ってからこのボールを評価してもらいたい笑。
もしくはAmazonのレビューにもあったんですけど、フッ素系潤滑を使うと一気に滑りが良くなるみたい(ペリックスとの相性が良いらしい)なので、すぐに滑らかな回転がほしい人はそれを使ってみるのもいいかも。
それ以外には特に気になったところはなかったので、かなり優秀なアイテムなのではないでしょうか。僕は相当気に入りました。
ぺリックス PERIPRO-303 34mmが向いている人は?
最後に改めてぺリックス PERIPRO-303 34mmの良いところ・悪いところを踏まえながら、「このトラックボールマウスの交換用ボールが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 各社トラックボールマウスのデフォルトボールのカラーに不満がある人
- 現状のボールが突っかかって使いづらい人
- 気分転換用に交換用ボールを持っておきたい人
- 現状のトラックボールマウスのボールに何も不満がない人
当ブログの中の人の感想
今回はトラックボールマウス用交換ボール「ぺリックス PERIPRO-303 34mm」の交換・使用レビューを綴りました。
元々Logicool ERGO M575Sのデフォルトのボールカラーに不満があって、それをどうにかしたいというだけでペリックスのボールを購入したわけですが、結果的にはカラーが変わってかっこよくなっただけでなく、使い勝手も改善されたので、僕としては購入して本当に良かった。
値段も1,500円前後と購入しやすい価格帯なので、お試し感覚で買えるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
現状のトラックボールマウスのボールに不満がある方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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