【本音】SOUNDPEATS GoFree2使用レビュー。音質・着用感◎、マルチペアリング付きの最高コスパなオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンかも。
ワイヤレスイヤホンというとカナル型とインナーイヤー型が主流ですが、さらに最近では「開放型(オープンイヤー型)」という、いわゆる“耳掛け方式”のものも続々と増えてきましたよね。
そんな中、僕の大好きなSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から開放型の新しい完全ワイヤレスイヤホン「GoFree2」が発売されたので、発売直後に購入し、1ヶ月ほど使ってみました。
耳に掛けるだけでOKということで、カナル型のような圧迫感もないし、16.2mmの大口径ドライバーのおかげで音質も抜群。さらにマルチポイント接続機能も搭載で、まさかのお値段8,580円という高コスパな一台。
実際に使用してみてかなり良い製品だと感じたので、今回はこのSOUNDPEATS「GoFree2」の使用レビューを綴ります。
カナル型が苦手な方、1万円以下でコスパの良い開放型ワイヤレスイヤホンを探している方の参考になれば幸いです。
- SOUNDPEATS「GoFree2」の特徴
- SOUNDPEATS「GoFree2」の外観・デザイン
- SOUNDPEATS「GoFree2」の使用感
- SOUNDPEATS「GoFree2」の良かった点・気になる点
これまで30個以上の完全ワイヤレスイヤホンを使ってきた
過去の記事でもお話ししていますが、僕はこれまでも完全ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを色々と使ってまして。合計30個以上は使ってきたんですよね。そう、もはやこれは病気です。
なので今回もその病が発病しまして、かつお気に入りのサウンドピーツのオープンイヤー型製品ということで、「これは試してみたい…」という衝動に駆られ、GoFree2に飛びついてしまったのです。
ただ、それだけたくさん完全ワイヤレスイヤホンを使ってきているので、その経験を交えてリアルなレビューをしたいと思っています。
ちなみに僕がこれまで使ってきたSOUNDPEATS製品としては、TrueAir2、Air3、Air4、RunFreeなどがあります(Air3は、先日カフェに置き忘れてしまい、紛失してしまいましたが…)。
SOUNDPEATSについて
最初に、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)というメーカーについて簡単に紹介しておきます。
SOUNDPEATSは中国・深圳にあるオーディメーカーで、創業は2010年。特にオーディオの中でもイヤホンに専門特化していて、グループトータルでの売上は40億円を超えるそう。
引用:SOUNDPEATS公式HP
SOUNDPEATSといえば高クオリティで低価格なワイヤレスイヤホン。日本のオーディオの最高権威といわれるVGPアワードで金賞も受賞しているなど、評価・実績も抜群です。
SOUNDPEATS「GoFree2」はこんな完全ワイヤレスイヤホン
そんなSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から発売された新製品「GoFree2」を今回購入したわけですが、まずは特徴をまとめていきます。
SOUNDPEATS「GoFree2」の特徴
SOUNDPEATS「GoFree2」の主な特徴を挙げると、以下のとおりです。
- オープンイヤー型の“耳掛け方式”のワイヤレスイヤホン
- 耳に掛けるだけだから、圧迫感ゼロで耳への負担が少ない
- 耳に掛けるだけだから、周りの音にも自然と気付ける
- 16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載
- SOUNDPEATS独自の音響構造技術「ラムダ型音響空間 2.0」採用で高音質なサウンドを楽しめる
- コーデックも高音質なLDACに対応
- 重さ9g(メーカー公表値)と軽量設計
- ケース込みで最大35時間連続再生可能(イヤホン単体でも9時間再生可能)
- マルチポイント接続が可能
- アプリのイコライザーで音質調整が可能
- 低遅延ゲームモードあり
- IPX5の防水仕様
- ワイヤレス充電には非対応
- ハイスペックなのに1万円以下で高コスパ
最近はオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンを各メーカーがこぞってリリースしてきていますね、これは流行る予感。
そのような中でもGoFree2はなかなかハイスペックで、LDACのコーデックに対応した高音質さと着用感の良さ、そして連続再生時間も最大35時間など十分な性能だし、マルチポイントにも対応。それでいて他社のオープンイヤー型と比べてとにかく安い(詳しくは後述)。
毎度サウンドピーツ製品には驚かされますわ。
RunFreeとの違い
ちなみに先にもチラッと書いていますが、僕はサウンドピーツのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンで「RunFree」というモデルも使っています。名前は激似。
それぞれの一番の違いは何かというと、GoFree2は完全独立タイプ、RunFreeは完全独立型ではなくて左右が繋がっているタイプになります。
左右が繋がっているというRunFreeの特徴が活きるのは、特に運動時。たとえばランニングとかをしていて万が一耳から外れてしまっても、地面に落下することなく首に引っかかってくれるわけです。また使用しないときは首に引っ掛けておくことができるので、運動の休憩時もラク。
だからRunFreeはどちらかというとスポーツやエクササイズのお供としての使用を想定して開発されているんじゃないかと思います。万能型のGoFreeと、運動に強いRunFree。そんな違いでしょうか。
サイズ・重量
話をGoFree2に戻しまして、サイズと重量についても触れておきます。まずイヤホン本体のサイズは49.8×38.6×22.2mm、ケースが84.4×65.3×28.9mm。
オープンイヤー型ではない通常のワイヤレスイヤホンと比べると、どうしてもサイズは少し大きめになりますね。それでも手のひらサイズではありますが。
特にケースはちょっと大きく感じる。このサイズ感だとパンツのポケットに入れるとかなりゴワつきますからね。もう少しだけコンパクトだとありがたかったなぁ。
ただ重量は意外と軽くて、イヤホン単体では約9g(片耳)、ケースとイヤホン両耳合わせても約70gちょっとしかありません。実際に手に持った時も「おわ、軽っ!」って最初なりましたもん。
見た目のカラーや質感的に重そうに見えるんですけどね、それとのギャップが凄かった。
実売価格
そして大事な価格なんですけど、これが驚くべきことになんと定価8,580円と1万円を切ってるんです。というか、Amazonとかだとよくタイムセールになったり割引クーポンが出るので、そのときはまさかの6,000円台で買えちゃいます。
他社のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンは意外と値段が高くて、大体1万5千円〜2万円くらいはするものが多いんですけど、今回のSOUNDPEATS「GoFree2」はぶっち切りの安さ。
オープンイヤー型でこの性能、そしてこの低価格さ。コスパ高過ぎで逆に怖くなるレベル。
その他主な仕様
その他、SOUNDPEATS RunFreeのメーカー公表の仕様も下に載せておきます。他製品とのスペック比較をしたい方は参考までにご覧くださいな。
メーカー | SOUNDPEATS |
製品名 | GoFree2 |
サイズ | イヤホン本体:49.8×38.6×22.2mm ケース:84.4×65.3×28.9mm |
重量 | イヤホン本体:9g(実測) ケース:74g(実測) |
連続再生時間 | イヤホン単体:約9時間 ケース併用:約35時間 |
充電時間 | 1.5時間(イヤホン本体) |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
通信範囲 | 約10m |
マルチポイント | ◯ |
対応コーデック | LDAC、AAC、SBC |
対応Bluetooth | Ver 5.3 |
操作方法 | タッチセンサー |
防塵防滴性能 | IPX5 |
カラー展開 | 1色(ブラック) |
価格 | 8,580円(税込) |
SOUNDPEATS「GoFree2」外観・デザインレビュー
製品の特徴・サイズ感などを押さえた後は、実際にSOUNDPEATS「GoFree2」の外観・デザインを見ていきます。
パッケージ・同梱物
パッケージはこんな感じ。過去作と比べると、パッケージに少し高級感が出てますかね? なかなかいい感じ。
同梱物は以下のとおりです。シンプルですね。ちなみに説明書はきちんと日本語での説明がされているので、この辺りは安心です。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- TYPE-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- アプリガイド
ケース
次にケースを見ていきます。ケースの外観はこんな感じ。丸い柔らかな曲線のデザインになっていて、表面はマットブラックで少しザラザラとした質感です。全体に細かな砂状の模様も入っていますね。
この質感のおかげもあって安っぽさはあまりありなく、むしろ重厚感すら感じます。でもそんな見た目とは裏腹に、持ってみると驚くほど軽いのが不思議。
蓋の中央にはサウンドピーツのロゴが。個人的にはもう少しロゴが目立たないデザインの方が好きかも。
ケース側面の下部にはLEDのインジケーターが付いていて、バッテリー充電時などはここがグリーンに光ります。
反対側側面には充電用のUSB-C端子がありました。なお、残念ながら本機はワイヤレス充電には対応していません。さすがにこの値段では無理か。
蓋を開けるとイヤホンが横に寝て並ぶ形で収納されています。この収納部はマグネットが内部にあるので、イヤホンを入れるときにピタッと吸着してくれます。最近はこのタイプが多いですね。
ケース内部はプラスチック感が強くて、少し安っぽさがあるかも。
イヤホン本体
続いてGoFree2のイヤホン本体を見ていきます。オープンイヤー型の耳掛け方式を採用しているので、フォルムはまさに耳の形そのままという感じですね。スピーカー部分からフックが伸びていて、ここを耳に掛ける感じ。
こちらもマットブラックなカラーリングで見た目の高級感は抜群。
ただ、ケース同様にサウンドピーツのロゴがやや主張が強し笑。ちなみにこのロゴ部分はタッチセンサーになっているので、タップするだけで音楽の再生・音量調整などの操作ができます。
耳に掛けるフック部分はシリコン製になっていて、非常に柔らか。そして結構細めですね。グニャグニャと曲げられるから、耳へのフィット感や着用感は良さそう(実際の着用感は後述)。
裏側にはこんな感じでスピーカーの穴があります。耳の中まで差し込むわけではないので、イメージ的には”耳のすぐそばでスピーカーの音を鳴らす”ような感じですね。
SOUNDPEATS「GoFree2」使用レビュー
全体の外観・デザインを見た後は、SOUNDPEATS GoFree2の実際の使用感をまとめていきます。今回は僕が普段使用しているiPhone13 miniと本機を接続して使ってみました。
Bluetooth接続方法
まず最初にBluetoothでの接続方法から。これは非常に簡単。具体的な接続ステップは以下を参照ください。
- iPhoneで[設定]→[Bluetooth]を開き、Bluetoothをオンにする。
- SOUNDPEATS GoFree2のケースの蓋を開ける(自動的にペアリングモードになる)。
- iPhoneの画面に「SOUNDPEATS GoFree2」の表示が出るので、それをタップすれば、接続完了。
タップ操作
次にイヤホン本体のタッチセンサーの操作についても触れておきます。まず基本的なタップ操作をまとめると、以下の操作が可能です。
操作 | L | R |
---|---|---|
電源オン | 自動:充電ケースを開く 手動:1.5秒長押し | 自動:充電ケースを開く 手動:1.5秒長押し |
電源オフ | 自動:イヤホンをケースに入れて蓋を閉じる 手動:10秒長押し | 自動:イヤホンをケースに入れて蓋を閉じる 手動:10秒長押し |
再生/停止 | 2タップ | 2タップ |
音量上げる | ー | 1タップ |
音量下げる | 1タップ | ー |
曲送り | ー | 1.5秒長押し |
曲戻し | 1.5秒長押し | ー |
音声アシスタント | ー | 3タップ |
ゲームモード | 3タップ | ー |
手動ペアリング | 6秒長押し | 6秒長押し |
受話 | 着信中に2タップ | 着信中に2タップ |
通話終了 | 通話中に2タップ | 通話中に2タップ |
通話拒否 | 1.5秒長押し | 1.5秒長押し |
通話切り替え | 1.5秒長押し | 1.5秒長押し |
このタップ操作はどれも簡単なので非常に便利。
ただ、SOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホン全体に言えることではありますが、相変わらず“タップがシビア過ぎる”感はありますね。ちょっとボタンに指が触れただけで音量が変わってしまったり、再生が止まってしまうこともありました。
なので後継機では、個人的にはタップ操作ではなく感圧センサーによるプレスコントロール(つまんで操作)か、物理ボタンを搭載してほしい気はします(これは毎回言っているような気がしますが笑)。
ケース
ケースについては、前述の通り表面の素材がマットな質感で指紋が付きにくい点がGood。見た目の重厚感とは裏腹にめちゃくちゃ軽いのも、持ち運びやすくてよかったです。
ただ、蓋を開け閉めした時にトルク感がほとんどなくて、結構スカスカなんですよね。ちょっと安っぽい(まぁ本当に値段安いんだけど)。Air4ではここが改善されてたんですけど、ちょっと残念でした。
着用感
続いてGoFree2のイヤホンの着用感についてですが、これはかなり良い。フック部分がシリコン素材で柔らかいからか、1日中(8〜9時間連続)着けていても僕は耳が痛くならなかったし、9gと軽量なので負担感もほぼなし。
また形状も耳にすごくフィットするし、引っ掛けているだけなのに強い運動をしても全然ズレることもないんですよ。ジムでランニングをするときに着用してみたんですけど、その際も全くズレない。こりゃすごい。着用感は抜群ですね。
ただ、フックの先端部分が少し太くなっているので、本機を耳に掛けたまま横向きに寝転んだりすると、少し耳が痛いかも。寝ながら使いたいという人はこの点はご注意を。
音質
音質についてもチェックしてみましたが(iPhone13 miniを使用)、こちらもかなり良かった。
サウンドピーツ製品は元々価格に対してかなり高音質なイヤホンが多いですが、GoFree2も素晴らしい。16.2mmの大口径ドライバーを使っていることもあり音の解像感が高く、全域にわたってクリアな印象。
特に人の声などの中域の解像感は、もっと高額なオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン(1〜2万円クラス)を上回っているんじゃないかと思うほど。こりゃすごい。
低音の響きに関してはやや物足りなさもあるかなと思いましたが、値段を考えれば十分満足できるレベルです。アプリのイコライザーを使えばカバーもできますしね。
まだLDAC接続での視聴ができていないので、今後ここもチェックしてみたいですね。現状iPhoneでの音質には個人的に大満足でした。さすがサウンドピーツ。
音漏れ
あと恒例の音漏れチェックもしてみました。オープンイヤー型の場合は特に音漏れも気になりますもんね。
これもiPhone13 miniにGoFree2を繋いでテストしてみたところ、静かな室内でiPhoneの音量3分の1くらいで聴いた時は、近くにいた友人からは「全く音漏れしてない」という感想。
続いて音量2分の1くらいまで上げた時に「少し音漏れしてる」と言われました。
ほうほう、なるほど。同じテストをSOUNDPEATS Air4でも行なっていて、その時はiPhoneの音量3分の2くらいの時に「音漏れしてる」と言われたんですよね。なのでAir4よりは少し音漏れを感じるのが早い感じでしょうかね。
でもこれくらいならオープンイヤー型にしてはかなり善戦してるのではないでしょうか。全くの無音環境なんてほとんどないですし(静かな図書館ですらエアコンなど多少の音はありますから)、移動中や電車での使用とかであれば、ほぼ音漏れの心配はしなくてよさそうです。
アプリの使い勝手
GoFree2は専用アプリも用意されていて(他のサウンドピーツ製品と同じアプリ)、イコライザーによる音質調整やゲームモードへの切り替え、タッチキーの機能オン/オフ、マルチポイントのオン/オフなどが操作可能でした(下の画像参照)。
使った感じは特にイコライザーが便利でしたね。本機は若干低音の響きが弱い気がするので、僕の場合はイコライザーで低音部分を少し持ち上げて音楽視聴してみたら、ちょうど好みの音質になりました。
これだけ低価格なワイヤレスイヤホンでイコライザーが使えるのはありがたい限り。
マイク品質
続いてGoFree2のマイク品質をチェック。そして先にお伝えしておくと、ここが本機1番の残念ポイントになりました。正直にお伝えすると、マイクは使い物にならなかった笑。
今回電話での通話とZoomでのオンライン会議でGoFree2を使ってみたんですが、どちらの場面でも相手から「声が聞き取りづらいけど、マイク大丈夫?」という反応が。何度か試しても毎回同じリアクションが返ってきたので、マイク性能に関しては実用レベルではなさそうです。残念。
特に風の強い日に外で通話などをすると、ほとんど相手に聞こえていないみたいなので(あまりに聞こえてなさ過ぎて、通話トラブルかと思われ何度か相手に電話を切られました笑)、外でのマイクの使用はご注意を。
基本的にGoFree2は音楽・動画視聴時の専門と捉えた方が良さそうです。
マルチポイント
あと本機では待望のマルチポイントにも対応しているので、同時に2台のデバイスと接続できるようになっています。やり方は以下のとおり(最近のサウンドピーツ製品と同じやり方です)。
- 前述の方法で、まず1台目のデバイスと接続する。
- 1台目のデバイスの接続を一旦解除する。
- 2台目のデバイスで接続する。
- 再度1台目のデバイスの設定を開き、再接続する。
- 2台のデバイスで同時接続された状態になる。
なお1つ注意点としては、本機ではデフォルトではマルチポイントはオフになっています。専用のアプリを開いてマルチポイント機能をオンにしないといけないので、その点ご注意を。
それでもやっぱりマルチポイントは便利ですね。PCとiPhoneに同時接続しておけば、PCで音楽再生しているときにiPhoneに着信があってもすぐ応答できますから。
なお、1・2台目とは違うデバイスとGoFree2を接続したい場合は、①1・2台目どちらかの接続を一回解除するか、もしくは②タッチセンサー部分を6秒間長押しして強制的にペアリングモードにする(接続されていたデバイスが全て一旦解除される)ことで、3台目以降と接続できるようになるみたいです。
バッテリーの持ち具合
バッテリーに関してはメーカー公表の数値とほぼ遜色なし。ケース込みで最大35時間連続再生可能、イヤホン単体で9時間の連続再生可能とのことでしたが、実際に1日ずっとつけてみたところ、朝9:00〜夕方17:40くらいにバッテリーが切れました。
途中にオンライン会議など通話が入ってくるとまた違ってくると思いますが、それでも十分なバッテリーの持ち具合。長時間使用することが多い方も安心だと思います。
使用感まとめ
以上がSOUNDPEATS GoFree2の使用レビューです。最後に全体を通じて本機の特に良かったところ・少し気になったところを改めてまとめておきます。
- 高価格帯のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンを凌駕するほどの高音質さ
- ワイヤー部分が柔らかで着け心地が良い
- 価格が品質に対してとにかく安くてコスパがやばい
- ワイヤレス充電に非対応
- タップ操作が相変わらずシビア
- マイク性能が低いため音楽・動画視聴にしか向かない
おまけ:使用感におけるRunFreeとの違い
あとこれはおまけですが、先にもお話しした通りサウンドピーツからは「RunFree」という同じくオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンが発売されています。
これとGoFree2の使用感の違いについても簡単にまとめておきます。どちらを買おうか気になる人もいるかもなので。
音質
まず音質に関しては、どちらも良いものの若干GoFree2の方が良い気がしました。まぁGoFree2の方が後発製品なので、音質も強化されているのは当然かもしれませんが。
どちらも全域にわたってクリアな音質ですが、特にGoFree2の方が中域の解像感・伸びが良い気がします。
着用感
あと大事な着用感ですが、これも個人的にはGoFree2の方が上かも。耳あたりについてはどちらも良いんですけど、GoFree2はとにかく軽い。なのでつけているのを忘れるくらいに負担感がないんですよね。
あとRunFreeの方はどうしても左右がワイヤーで繋がっているので、首の後ろにワイヤーがきます。そのため着用しながら寝転んだりすることはできないですし、椅子に座って着けていても背もたれの長いチェアの場合はワイヤーが背もたれにぶつかったりもする。
なので日常使いという面ではGoFree2の方が使いやすい気がしました。
ただRunFreeはワイヤーで左右が繋がっているので運動中に着用しても全く落下に対する不安がないんですよね。万が一外れてしまったとしてもワイヤーのおかげで首に引っかかってくれますから。この点はすごく大きい。
おすすめの使い分け方
なので、日常の音楽・動画視聴にはGoFree2、ジムでのランニングや運動時にはRunFree。こんな使い分けをしてあげると良いのではないでしょうか。実際に僕も今後そのような使い分けをしてみようと考えています。
SOUNDPEATS「GoFree2」は誰に向いている?
最後に改めてSOUNDPEATS GoFree2 の良いところ・悪いところを踏まえながら、「このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 長時間音楽や動画を視聴する機会が多い人
- カナル型のような圧迫感のあるイヤホンが苦手な人
- これから完全ワイヤレスイヤホンデビューを予定している人
- 通話・オンライン会議などで使用しようと思っていた人
- 周りの音を遮断したい人
- ワイヤレス充電がないとイヤ!な人
当ブログの中の人の感想
今回はSOUNDPEATS GoFree2の購入・使用レビューを綴りました。
昔から僕はカナル型のイヤホンが苦手で、使うならどうしてもインナーイヤー型のものが中心になりがちなのですが、今回のGoFree2はかなり使い勝手・音質が良かったので、日常の音楽視聴時には活躍してくれる機会が多そうだなと感じました。というより、購入してから本当に毎日これを使っているんですが笑。
マイク品質に改善の余地はあるけど、それでもトータルのクオリティは高額なオープンイヤー型のものとも引けを取らない。それでいて定価8千円台、なんならセール時は6,000円台で購入できることもあるんだから、オープンイヤー型の中では現時点でコスパ最強と言えます。
これから完全ワイヤレスイヤホンデビューする!という方に特におすすめかも。ぜひチェックしてみてくださいね。
- Amazonでお得に買い物するなら… →「Amazonプライム会員」(30日間無料→期間内に退会もOK)がオススメ
- Amazonってお得な“整備品・新古品”が買えるって知ってた? →「Amazon Renewed」で探してみる
- Amazonって学生なら“学割”も効くらしい →「Amazon Student」(まさかの半年間無料)に登録すればOK