M1 MacBook Airのバッテリー消費が早い時の原因はこれ。2ヶ月検証して解決策も発見。

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とっても高性能で“コスパ最強のノートPC”との声も多数あがっているAppleの「M1 MacBook Air」ですが、個人的に唯一気になったところとして「バッテリー持ち」がありました。正直なところ「そこまで良くないのでは?」という印象すら僕にはあった。

そこでそのモヤモヤを解消すべく、2ヶ月程度実際に使ってみて、僕なりにバッテリーの持ちを検証してみました。

「M1 MacBook Air」の購入を検討している方、現在「M1 MacBook Air」のバッテリー消費に悩んでいる方は、参考にしていただければ幸いです。

この記事を読むと以下の点がわかります。

この記事を読むとわかること

  1. 「M1 MacBook Air」のバッテリー持ちの“真実”
  2. どのような条件だとバッテリー持ちが良くなるのか
  3. どのような条件だとバッテリー消費が早くなるのか
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「M1 MacBook Air」って本当にバッテリー持ちが良いのか?

先日、遅ればせながら僕も「M1 MacBook Air」を購入。そして実際に使ってみて「M1 MacBook Air」は非常に素晴らしいノートPCだったのですが、ただ唯一気になったのが「バッテリー持ち」でした。

YouTuberさんや他のブロガーさんの感想では「めちゃくちゃ良い!」という声がたくさんあがっている中で、1週間ほど使った時点の僕の正直な感想としては「まぁ確かにまずまずだとは思うけど…そこまで良くないんじゃない?」だったんですよね。

というのも、僕が使っている環境においては、結構早くバッテリーが減ることもあったんです。

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なので、「実際のところはどうなんだろう?」という疑問を解消すべく、「M1 MacBook Air」を継続的に使用してみて、改めて自分でバッテリー持ちを検証してみることに。

実際に2ヶ月使用・検証してわかった「M1 MacBook Air」のバッテリー持ちの“真実”

検証期間としては、購入してから2022年1月末までの約2ヶ月。この2ヶ月の中で、「M1 MacBook Air」のバッテリー持ちの“真実”が見えてきたので、そのまとめを下に綴ります(ただし、あくまで私見ですので、ご参考程度にご覧ください)。

ちなみに僕が今回使用した「M1 MacBook Air」のスペック等は、以下の通りです。

検証したM1 MacBook Airのスペック

  • MacBook Air (M1, 2020)
  • チップ:Apple M1
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:512GB
  • OS:Monterey(バージョン12.1)

【先に結論】総合的に見れば「よく持つ」

まず先に結論から話してしまうと、2ヶ月使い続けた総合的な結果としては「バッテリーの持ちはすごく良かった」です。色々な条件で使ってみたんですが、最もバッテリーが長持ちした日は最長で18時間近く持ちました。

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18時間って、すごくないですか? いくら「M1 MacBook Air」でもそんなに持つと思わなかったし、そんなに長い時間ぶっ続けで仕事してた自分も、ある意味すごい。

でも本当に平均的に見ればすごく持ちが良かったのは事実なので、噂で聞いていた「バッテリーの持ちがめちゃくちゃ良い!」というYouTuberさんたちの声は、間違いではありませんでした。

ただし、特定の条件下では減りが早い時もあった

ただ、もう1つ加えてお伝えしておきたいのは、「やっぱり特定の条件下では、早くバッテリーが減ることもあった」ということ。これも検証してみてはっきりとわかりました。

どんな条件なのかは後述しますが、悪い条件が揃ってしまうと、早ければ6〜7時間くらいでバッテリーが空っぽになりました。先ほど書いた「最長18時間」とのギャップがすごい、検証していて自分でも最初びっくりしたくらいです。

その気になる「悪い条件」を下にまとめていきます。

バッテリー持ちが悪かった時の使用条件

「バッテリー持ちがすごく悪かった時」の使用条件を簡潔にまとめると、以下の通りです(詳細は後述)。

バッテリー持ちが悪かった時の使用条件

  1. 外部モニターに繋いで2画面(デュアルディスプレイ)で作業をしている
  2. 外付けSSDを使っている
  3. 特定のアプリケーションを使っている

1.外部モニターに繋いで2画面で作業をしている

まず1つ目の悪かった時の条件は「1.外部モニターに繋いで2画面で作業をしている」とき。

僕は仕事柄、どうしてもノートPCの画面サイズだと作業がしづらいので、別途外部モニターを繋いで「2画面体制(デュアルディスプレイ)」で仕事をすることが多いのですが、この状態だと「M1 MacBook Air」のバッテリーが結構早く減っていきます。


仕組みとしては僕も詳細はわからないのですが、おそらく外部モニターは多少なりともPC側の電力を消費して駆動しているのではないでしょうか。その結果として「M1 MacBook Air」のバッテリー消費が早くなっていると思われます。

この影響は結構大きくて、バッテリー満充電の状態からずっと外部モニターを繋いでいると、大体10時間程度でバッテリーが空っぽになってしまいました(もっと早い時もありました)。

2.外付けSSDを使っている

2つ目の条件は「2.外付けSSDを使っている」とき。外付けSSDを「M1 MacBook Air」に繋いで作業している時に、これまたバッテリーの消費が早かった。これも外部モニターと同様、おそらくPC側の電力を消費して駆動しているからだと思われます。

ただ、SSDの影響は外部モニターほどではなくて、「使っていない時よりも、ちょっと早く減るなぁ」程度の影響度でした。

ちなみに僕が普段使っている外付けSSDは以下の「SanDisk ポータブルSSD 500GB」です。

3.特定のアプリケーションを使っている

3つ目の条件は「3.特定のアプリケーションを使っている」とき。「特定のアプリケーション」とは何を指しているかというと、僕が気づいたものとしては以下のアプリです。

バッテリー消費が大きかったアプリケーション例

  • Adobe製品全般(特に「Premiere Pro」や「AfterEffects」)
  • Google Chrome
  • Notion

要は“比較的PCのメモリに負荷がかかりやすいアプリ”ということでしょうか。Adobe製品の負荷が高いのは既に有名ですが、やっぱりこれらを使うとバッテリーの消耗が激しい。特に「Premiere Pro」を使って動画編集しているときは、なかなかのバッテリーの減り方でした。

また「Google Chrome」もやや負荷が高い模様。Chromeを使わずに、別のブラウザ(例えばSafari等)でWebを閲覧した方が、バッテリーの持ちは長くなりました。


あと意外だったのが「Notion」のアプリ。「Notion」は“ドキュメントの作成・タスク管理・データ管理等がオールインワンでできる情報共有ツール”として最近人気ですが、これのアプリを使うと何故だか結構バッテリーが減っていきます。

MacBookではアプリの電力消費状況を随時確認できる機能があるのですが、それをみても「Notion」は特に多くの電力を消費しているんですよね。そんなに複雑な仕組みのアプリには見えないんですが…ちょっと意外。

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以上のアプリを使うと、PCの消費電力が大きいためバッテリーの減りが明確に早くなりました。バッテリー持ちを考えた場合は、これらの使用については少し検討が必要になりそうです。

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