磁気エラー防止シートが効かない理由はこれ!防止シートを使った「正しい改札の通り方」を解説します

先日、僕が普段使っているダイソーの「磁気エラー防止シート」がコスパ抜群ということでご紹介しましたが、世の中では「百均のものだと効果がない!」とか「シートを挟んでいるのにエラーが起きてICカードが読み取れない!」なんていう声も時々あるみたいですね。
ただ、僕は今ダイソーのものを実際に使っていますが、エラーは一度も起きていません。
実は、磁気エラー防止シートには「正しい使い方」というのがあって、それをきちんと理解すれば、百均のものでもエラーは全く起きず、きちんと改札なども通ることができるんです。
今回は磁気エラー防止シートが効果がない!とお悩みの方に、その原因と解決方法をお伝えします。
- 磁気エラー防止シートの仕組み(ざっくり)
- 磁気エラー防止シートが効かない原因と解決策
- 磁気エラー防止シートを使った「正しい改札の通り方」
- 磁気エラー防止シートを使うときのちょっとしたコツ
磁気エラー防止シートの仕組み
そもそも磁気エラー防止シートの仕組みとしては、簡単に言ってしまえば「スマホからの磁気(信号)をICカード側に与えないようにしている」というもの。
それによって双方での電波・磁気干渉を防いでいる、ということのようです。

なので、使うときは必ずスマホとICカードの間に磁気エラー防止シートを挟む必要があります。

ちなみに磁気エラー防止シートは現在色々な種類のものが販売されています。Amazon等で軽く探してみても、相当数のシートがヒットしますね。
僕の友人は「百均のものじゃ何となく心許ない…」という理由から、下のシートを購入したらしいです。一応Amazonでの評価もまずまずみたい。
磁気エラー防止シートが効かない(読み取りエラーになる)ケースはこれ
そんな磁気エラー防止シートですが、使っていて「効かない!」「エラーになって改札が通れない!」なんていう声も聞きます。
僕も使い始めて結構経ちますが、昔は時々エラーが起きてしまい、改札でストップをくらったこともあり。
なので僕なりに何故うまく効かないのか・エラーになってしまうのかを色々調べたことがあったんですけど、主な原因と思われる答えに辿り着きました。それが以下の2つです。
交通系ICカードとシートが大きくズレていると効かない
これは磁気エラー防止シートのパッケージ裏にも大体書かれているのですが、交通系ICカードとシートが大きくズレていると、効かないことがあります。ズレによって磁気干渉が起きてしまうため。

なので、スマホと交通系ICカードの間にシートを挟む際は、ICカードと極力ズレないように入れる必要があります。
背面ポケットなどを使っていると、入れる時に意外とクシャッとなってしまうこともあるので、注意が必要です。
改札にピタッとくっつけて通ろうとすると効かない
あと、これが一番大事なんですけど意外と知られていないのが、「改札のリーダーにピタッとくっつけるとエラーが起きやすい」ということ。
磁気エラー防止シートを挟んだ交通系ICカードを改札のリーダーにかざすとき、ついしっかりと接触させがちだと思うんですが、これは逆効果。
これをやると高確率でエラーになって、改札でストップを食らいます。

なのでピタッとくっつけずに「少しだけ浮かせる(リーダーから離す)」のが大事。具体的な「正しい通り方」は後述します。
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