【購入レビュー】JJC「フィルターポーチ」を使ったらかさばるレンズフィルターをスマートに保管できたよ。
カメラのアクセサリーってどんなものでも嵩張りがちですが、中でも断トツ嵩張るのがレンズフィルター。種類・効果も色々ある上に、持っているレンズのフィルター径ごとにある程度数を揃えないといけないので、とにかくよく嵩張る。
そんな状況を少しでも改善したいと思い、今回JJCの「フィルターポーチ」なるものを購入してみました。このポーチは95mm径までのフィルターを10枚も収納できて、非常に耐久性も高いという優れもの。
実際に数ヶ月使ってみて、かなりお気に入りのフィルターポーチになったので、今回はこのアイテムの使用レビューを綴りたいと思います。
カメラのレンズフィルターの保管・持ち運びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
- JJC「フィルターポーチ」の特徴
- JJC「フィルターポーチ」の外観・デザイン
- JJC「フィルターポーチ」の使用感
- JJC「フィルターポーチ」が誰に向いているか
JJC フィルターポーチはこんなアイテム
まずは今回購入したJJC「フィルターポーチ」の特徴・価格・仕様等を整理しておきます。
JJCについて
このポーチのメーカーは撮影機材・カメラアクセサリーを製造・販売しているJJCという会社。カメラ好きな方ならJJC製品は一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか。それくらいに名前は結構よく見かけますよね。
ただ意外にもWebで検索してもあまりこの会社の情報が見つからない笑。とりあえず中国深圳に拠点を持っている中華メーカーで、2005年に設立し、自社工場も持っていることは判明しましたが、それ以外には目立った情報がないんですよねぇ。
でも僕も以前からJJCのカメラアクセサリーはいくつか利用していて、特に以前レビューもした「折り畳み式 フィルターケース」はかなり良いアイテムでした。なのでなかなか品質も良く、メーカーとしては信用できる会社さんだと思います。
主な特徴
そんなJJCから販売されている「フィルターポーチ」ですが、主な特徴をあげると以下の通りとなります。
- 各種レンズフィルターを10枚収納可能
- 95mm径のフィルターまで対応
- 開口部が蛇腹状に開くのでフィルターが収納・取り出しやすい
- 高品質EVAプラスチック素材を使用し耐久性・耐衝撃性・防湿性抜群
- メモリーカードを収納できる内ポケットもあり
- 四角いフォルムでカメラバッグにも入れやすい
僕がこのポーチに惹かれた点は「収納力」と「フィルターの取り出しやすさ」。特に収納力が素晴らしくて、大きめフィルターでも合計10枚も入れておくことができます。これがありがたい。
レンズフィルターって、購入した時についてくるクリアケース(下の画像のやつ)で保管しようとするとめちゃくちゃ嵩張るじゃないですか。
だからたっぷり入って保管しやすいアイテムとして、このJJCのフィルターポーチが良いんですよね。耐衝撃性や防湿性も高いし。
なので、以前から利用しているJJCのフィルターケースは外にフィルターを持ち出すときに使う用、新しく購入したこのポーチは嵩張るレンズフィルターの日頃の管理用として購入したわけです。
サイズ・重量
サイズや重量についても触れておくと、まず大きさが130×152×68mm、重さは187gとなっています。
95mm径のフィルターまで収納できるのでサイズはちょっと大きく感じますが、重量はなかなか軽めです。
実売価格
ちなみに価格はAmazonだと3,000円前後で販売されていることが多いみたい(メーカー希望小売価格は8,580円)。ただタイムセールになることもあるので、そのときは2,500円あたりで買えることもあります。
僕も実際にAmazonのセールで購入したので、少しでも安く手に入れたい場合はタイムセールを待ってみるのもアリかも。
その他仕様
そのほかJJC「フィルターポーチ」のメーカー公表の仕様も下に載せておきます。他製品とのスペック比較をしたい方は参考までにご覧くださいな。
ブランド | JJC |
名称 | フィルターポーチK10(JJC-FP-K) |
商品コード | 1010385773 |
材質 | EVA+ポリエステル |
サイズ | 横幅15×高さ13×奥行き7cm |
重量 | 約187g |
カラー展開 | 1種類(グレー) |
価格 | 8,580円(メーカー希望小売価格) |
JJC フィルターポーチの外観・デザインレビュー
特徴等を整理した後は、JJC「フィルターポーチ」の全体の外観・デザインを見ていきます。
同梱物
同梱物は以下のようになっていました。フィルターのクリーニングクロスが付属してくるのは地味に嬉しいですね。
- フィルターポーチ本体
- ストラップ
- クリーニングクロス×1
外観・デザイン
続いてポーチ外観のデザイン。全体としてはこんな感じ。四角くてカドに丸みを帯びたコロンとしたデザイン。なんかフォルムは可愛い笑。
表面の中央部にはJJCのロゴが(裏面は何もなし)。中華メーカーさんはどこもロゴを主張してくるよね…もう少しロゴはさりげなく・目立たない感じにしてもらえるとありがたいのですが。まぁしょうがない。
ロゴの周りにはX字ような形の凹凸がデザインに施されています。裏面も同様。
ここのデザインも好みは分かれそう(個人的にはそんなに好きではない笑)。ただ、全体的に触った感じかなりしっかりとした素材になっていて、確かに耐久性は相当高そうです。
手触りはファブリック調で、カラーは落ち着いたグレー。この辺りは個人的に気に入りました。
横から見た図はこんな感じ。こうやって見てみると、結構厚みはありますね。10枚もフィルターが入るわけだから、これくらいにはなるか。
ファスナー部
ファスナー部は防滴仕様になっていました。これはすごくありがたい。
全体的な縫製もかなりしっかりしていて、ズレもなし。閉じているときはファスナーが完全に見えない状態になるので、防滴性能も結構高そうです。
ファスナーの終わり部分にはリングが付いていて、ここに付属のストラップを取り付けることもできるみたい。持ち運び時に便利かも。
収納部
肝心の収納部についてはこんな感じ。ファスナーを全開にすれば、ガバッと蛇腹状に中が開きます。結構大きく開くので、フィルターの出し入れはかなりしやすそう。
フィルター収納部は柔らかいフェルト素材になっているので、フィルター表面に傷がつくことはないですね。よき。
一番端の収納部には、SDカードなどを入れることができる小さなポケットもありました。なかなか細かいところまで考えられていて、使い勝手が良さそうです。
JJC フィルターポーチの使用レビュー
全体の外観・デザインをチェックした後は、実際にJJC「フィルターポーチ」を使った際の使用感レビューをまとめていきます。実際にすでに数ヶ月使っているので、良かった点・気になった点を率直に綴ってみました。
所有中のレンズフィルター10枚を入れてみた
今回は、現在所有中の10枚のレンズフィルター(NDフィルター、可変NDフィルター、保護用フィルター、ブラックミストフィルター等)をJJC「フィルターポーチ」に入れてみました。
上の写真はこれまでフィルターを入れていたケースたちですが、積み上げてみるとこんなに高くなった。随分嵩張っていたんですねぇ。これらがフィルターポーチ内に全て収まってくれるわけですから、こりゃありがたい。
ということで、早速どんどんとレンズフィルターをポーチ内に入れていきます。フィルターのサイズや厚みもまちまちですが、とりあえず気にせずガンガン入れていきます。
僕が現在持っているフィルターで一番大きい径が72mmですが(下の写真)、それも難なく収納できました。むしろだいぶ余裕あり。
下の画像のようなND2-400の可変NDフィルターだと厚みもありますが、それも問題なく入れられます。
そして10枚全部入れ終わった状態がこちら。小さい径のフィルターは写真だと隠れてしまっていますが笑、ちゃんと10枚収納することができました。いいね。
良かった点①:収納力が高い
実際にフィルターを入れてみて、良かった点・気になった点が見えたので、次はそこについてまとめていきます。
まず良かった点ですが、1つめはやっぱり「収納力が高い」ところですね。前述の画像の通り、10枚のレンズフィルターを1つ1つケースで保管しようとすると、めちゃくちゃ嵩張るわけですが、このJJC「フィルターポーチ」を使えば、それらを一気にコンパクトにまとめて保管できる。
しかも最大95mm径のフィルターまで入るみたいなので、とりあえずこのポーチ1つ持っておけば、ほとんどのフィルターは対応できちゃうわけです。この収納力の高さがすごく良かったですね。
良かった点②:フィルターが飛び出してこない
そしてもう1つ良かったのが「ポーチを開けた時にフィルターが飛び出してこない」ことです。レンズフィルターケース・ポーチって、形状によって開けた時に収納していたフィルターが飛び出してきてしまう(滑り出てくる)ものもあるんですよね。例えば下の画像のような三つ折りタイプのものとか。
でもこのJJC「フィルターポーチ」は収納部が蛇腹状に上向きに開く仕様になっているので、ポーチを開けてもフィルターは飛び出しません。これが地味にありがたい。開けた時に飛び出してくると、それによってフィルターに傷がついてしまうこともありますからね。
なので、この収納部の仕様もすごく良い点だなと感じました。
気になった点①:分厚いフィルターばかりだとファスナーが閉まらなくなる
逆に気になった点としては、1つめは「分厚いフィルターばかりを入れてしまうとファスナーが閉まらなくなる」ということ。
実のところ一番最初にフィルター10枚を入れたとき、可変NDフィルターのような分厚いフィルターばかりを入れようとしてしまったんですよね。そうしたら10枚入るは入るんですけど、ファスナーが若干閉まらなくなりました笑(下の画像がその時の写真)。
やっぱり厚みのあるものばかりだと、このポーチの収納部の仕様だと限界があるみたい。なので「10枚入るけど、厚みがあるものはそのうち2〜3枚まで」くらいのイメージで収納した方が良さそうです。皆さんも購入時はこの点にご注意を。
気になった点②:収納部の縫製が若干甘い
もう1つ気になった点は「収納部の縫製が若干甘い」ことですかね。外側の縫製はかなりしっかりしていたんですが、収納部の柔らかい布部分の縫製がちょこちょことほつれていました(下の画像参照)。
僕は正直そんなに気にしないタイプなので、これくらいはまぁいかなと思っちゃうんですが、こういった縫製の甘さが気になる方もいらっしゃると思うので、一応気になった点に挙げておきます。
使用感まとめ
以上がJJC「フィルターポーチ」の使用レビューでした。全体的に使いやすいフィルターポーチで、特に収納力が高い点が良かったですね。これでフィルターが嵩張らずに保管できそうです。
お値段的にもめちゃくちゃ高いものではなく、セール中なら2,000円台で購入もできてしまうので、結構コスパも良いんじゃないでしょうか。フィルター保管・管理に悩まれている方には、なかなかお勧めできるポーチだと思います。
このフィルターポーチが向いている人・向いていない人
最後に改めてJJC「フィルターポーチ」の良いところ・悪いところを踏まえながら、「このレンズフィルターポーチが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 日頃レンズフィルターの保管が嵩張っていて悩んでいる人
- 頑丈・耐久性の高いフィルターポーチを探している人
- 外での撮影時にたくさんのレンズフィルターを持っていくことが多い人
- 可変NDフィルターなど分厚いフィルターをたくさん収納したい人
- 縫製が甘いとテンションが下がる人
当ブログの中の人の感想
今回はJJC「フィルターポーチ」の購入・使用レビューを綴りました。
カメラを使っていると、いやでもレンズフィルターがどんどんと増えていき、その保管・管理に悩まされるわけですが、今回購入したJJC「フィルターポーチ」があれば、嵩張る問題はかなり解決されそうです。こういったポーチに入れておいた方が見た目もいいですしね。
お値段もそれほど高くないですし、トータルで見れば結構コスパは高いと思うので、フィルター保管に悩まれている方は、ぜひ一度このポーチを使ってみてはいかがでしょうか。
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