以前このブログでも記事でご紹介しましたが、僕はこの春に長財布からミニ財布に買い替えました。
その過程で色々とミニ財布について調べたので、今ではミニ財布について結構詳しくなってしまったわけですが、以前から少し気になっていたミニ財布があったんですよね。
で、ありがたいことにそのミニ財布を知人からいただいたので、せっかくならレビューをしよう!と思い、今回記事を綴ることにしました。ミニ財布の購入を検討している方の参考になりましたら幸いです。
今回レビューするミニ財布はSTREAMの「本革コインケース RESKYモデル」です。

Contents
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」はこんなミニ財布
元々STREAMの「本革コインケース」はAmazonで以前から高い評価を獲得していて、とってもコンパクトながら高機能なミニ財布(L字ファスナー型)として人気を集めていました。さらに、少し前にガジェット紹介系人気YouTuberのRESKYさんとのコラボで、もっとコンパクトなモデルとして開発・販売されたのがこのSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」になります。
YouTubeでもこの財布について動画があがっていたので、僕も以前から気になっていたんですよね。ミニ財布利用者の心をくすぐるような機能性・デザインだったので。
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」のここが良い
どのような部分が心をくすぐったのかというと、主には以下の点が優れていると感じたからです。
- ①とにかくコンパクトで薄い
- ②それでいてカードの収納力が高い
- ③財布以外の使い道も色々あり
この3点。あとで詳しくはレビューしますが、このSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」はとにかくコンパクト・薄くて、高機能。キャッシュレス化がどんどんと進む現在において、今色々なメーカー・ブランドからミニ財布が販売されていますが、このアイテムはミニ財布として求められる要件のほぼ全てを高次元で満たしているように感じたんです。
現ミニ財布利用者としても、一度使ってみたいなと感じさせてくれる、そんなクオリティです。
念のため、STREAM「本革コインケース RESKYモデル」のメーカー公表の仕様も以下に載せておきます。
- ブランド:STREAM
- サイズ:11cm×7cm×1.5cm
- 重量:46g
- 開閉タイプ:L字ファスナー型
- 素材:牛本革
- カラー展開:5色(ブラック、レッド、ブラウン、グリーン、ネイビー)
- ポケット:外側1個、内側3個 キーチェーン付属
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」を細かくみてみる
先日知人からいただいたものが手元にあるので、STREAM「本革コインケース RESKYモデル」の全容を改めて見てみます。お値段はAmazonだとだいたい2,500円前後で販売されています。カラーはブラックをいただきました。一番好きな色。
全体外観
まず全体外観はこんな感じ。表裏ともにとってもシンプル・ミニマルなデザイン。ノイズのない感じが僕好み。特にロゴなども入っていません。


素材は牛の本革が使われているので、かなりしっかりとした作りで手触りも良い。2,000円台のアイテムには到底見えない高級感が漂っています。裏側には1つポケットがついていて、ここには交通系ICカードなどを入れて使うみたい。ここに1つポケットがあるかないかで、結構便利さが変わってくるんですよね。

サイズ感
サイズはまさに“名刺サイズ”。とってもコンパクトです。そして特筆すべきは薄さ。僕が普段使っているコンパクトな「iPhone SE2」と比較しても、その薄さがよくわかります。


ファスナー
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」はいわゆる“L字型”のミニ財布なので開閉はファスナーで行います。ファスナーの持ち手はこんな感じ。

で、実はこのファスナーの持ち手が以前は少し大きめになっていて、ユーザーから「大き過ぎる」という声が多く出ていたらしいんですよね。その声を受けて、メーカーがひと回り小さいサイズの持ち手に変更・改良したとのこと(写真は改良後の持ち手です)。
結構利用者の声がなかなか反映されないアイテムって多いですけど、ここのメーカーさんはかなり素早く対応してたので、その姿勢が素晴らしい。実際にかなり使いやすいサイズ感になったと思います。
収納部(中央)
ファスナーを開くとこのような形に開きます。

中央は特に仕切りはないので、お金はここのスペースにガバッと放り込む形です。小銭を整理して収納したい人は、ここに「コインホーム」を入れて使うこともできるみたい。ただコインホームを使うと厚みがどうしても出てしまうので、僕なら使わないですね。
収納部(両サイド)
両サイドには、カード収納ポケットがそれぞれ2つずつ。ミニ財布の欠点って、とにかくカードの収納枚数が少ないところだと思うんですが、このSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」なら外のポケットを含めて計5枚は収納できます。薄めのカードなら10枚近くいけるかも。ここがこのミニ財布の大きなメリットでしょう。


キャッシュレス化が進めば現金はほとんど持ち歩くことがなくなっていくので、そうなると持ち歩くのは最低限のカード(クレジットカード、キャッシュカード、交通系ICカード、運転免許証など)がメインになる。このミニ財布はその点を見据えた設計に振り切っています。良い。
キーチェーン
中央の収納部にはキーチェーンも付いていました。外出時の持ち物を極力少なくしたい方は、家の鍵などをここに付けても良いですね。


このチェーンはフックで外せるようにもなっているので、キーチェーンが邪魔な人やお金の収納力を高めたいという人は外してもOK。利用場面をよく考えた設計になっています。
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」を実際に使ってみた
ひと通りチェックした後は、実際にSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」にお金とカードを入れてみました。
今回入れたのは以下のカード類・現金です。
- 交通系ICカード(PASMO)
- クレジットカード×2
- キャッシュカード
- 運転免許証
- 現金(千円札×4、硬貨数百円分)
まずは交通計ICカードを外ポケットに。入れるときに少しきついかなと感じましたが、本革なのでこれは使っているうちに段々入れやすくなってくるはず。

メインの収納部にカード計4枚とお金を入れます。



全部入れ終わっても、かなりコンパクトに収まっていたので、感心してしまいました。少しカードが取り出しづらい感じもしましたが、これはコンパクトにするために設計上しょうがないところなのかなと思います。なかなか良い感じ。
他のミニ財布とサイズ感などを比較してみた
あと気になるところとしては「他のミニ財布と比べてサイズ感はどうなの?」というところ。そこで僕が現在持っているミニ財布と比較してみました(お金は入れていない状態での比較)。
比較対象は、僕が普段メインで使っているサンローランの「タイニーウォレット」と、旅行用として使っている極薄L字ファスナー型ミニ財布「栃木レザー コインケース」です。
サイズ感
まずは縦横のサイズ。それぞれを横に並べてみたら、こんな感じでした(左:「栃木レザー コインケース」、中央:STREAM「本革コインケース RESKYモデル」、右:サンローラン「タイニーウォレット」)。

どうでしょう?それぞれほとんど変わらないかなと思いますが、ややサンローラン「タイニーウォレット」が優勢といったところでしょうか。ただ、STREAM「本革コインケース RESKYモデル」も幅がかなりすっきりしています。
薄さ
続いて薄さを見てみます。薄さを比較すると、今回は大きな差が出ました(並びは上と同じ)。

うん、サンローラン「タイニーウォレット」がかなり分厚い笑。というより、他の2つがめちゃくちゃ薄いんですよね。だからタイニーウォレットが分厚く見えてしまう。
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」は「栃木レザー コインケース」と比べると、やや厚さはあるように見えますが、収納力の高さ・機能性を考えると、よくここまで薄くできたなと感心するレベルです。
さらにお金を入れた状態でも薄さを比較してみました。サンローラン「タイニーウォレット」とSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」での比較が、こちら。

お金・カードが入って少しふっくらしましたが、やっぱりSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」は薄い。この薄さにはびっくりしました。お金・カードを入れた状態でこの薄さですから、これならお尻のポケットとかに入れていても違和感はほとんど感じないのではないでしょうか。これは素晴らしい。
他のミニ財布と比較してみて、改めてSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」の良さを実感しました。
STREAM「本革コインケース RESKYモデル」の気になったところ
ただ気になったところとしては2点ありました。まず1つ目は「メインの収納部があまり大きくは開かない」ということ。そのため少しお金の出し入れ・カードの出し入れがしづらい印象。お札と硬貨を中央にガバッと入れていると、レジでややもたつく可能性はあります。

あともう1つ気になったところは「お札を必ず3つ折りか4つ折りにして入れなければならない」という点。ミニ財布の場合はお札を折らずに入れることはまず不可能ですが、このミニ財布の場合は2つ折りでもお札がはみ出てしまって、ファスナーが閉まりません。コンパクトさを最優先したデザイン・設計なので、お札の収納面がやはり犠牲になっています。

2つ折りで入れられるならまだ使いやすいと思うのですが、3つ折り・4つ折りって実際にやってみると結構不便なんですよね。意外とパパッと折れない。レジでお金をもらって、その場で3つ折り・4つ折りにして入れようとすると、時間がかかって後ろに並んでいる人に迷惑かかってしまうし。
細かなところのように見えるんですけど、実際に使うとなるとここがSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」の一番の急所な気がします。

ただ、やはりこのミニ財布はキャッシュレス決済向けのデザインに振り切っているので、おそらくこの辺りの使い勝手も分かった上での設計なんでしょうね。なので現金はあまり使わない、とにかくコンパクトな財布がいい。そんな方には本当にぴったりなミニ財布だと思います。
このミニ財布が向いている人・向いていない人
総じてSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」は新しい時代のミニ財布としてとっても良い感じだったわけですが、一通りご紹介したところで、改めて良いところ・悪いところを踏まえながら「このミニ財布が向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 現金はあまり持ち歩かない、電子マネー・カード決済中心な人
- とにかく持ち物はコンパクトに!なミニマルライフを送っている人
- 安価でも高見えするアイテムが好きな人
- やっぱり現金の使いやすさも大事!という人
- カードや領収書を財布の中にたくさん溜めておくタイプの人
- ハイブランドのアイテムが好きな人

当ブログの中の人の感想
現ミニ財布ユーザーとして以前から気になっていたSTREAM「本革コインケース RESKYモデル」。ガジェット系YouTuberのRESKYさんが監修ということで、その機能性・使う場面などがしっかりと考えられていて、ミニ財布として非常に完成度が高いと感じました。
特にキャッシュレス時代を見据えたそのコンパクトさと収納力のバランスは素晴らしいの一言。これからミニ財布に切り替えを検討されている人は、ぜひ一度手にとってみてもらいたいアイテムです。お値段もリーズナブルなので、買いやすいですしね。
サブの財布としても良いですし、プレゼント・ギフトにもおすすめです。