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a6400・6600に最適な超広角レンズ「Tamron 11-20mm F2.8」。写りも最高。

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新しいレンズ、買いました。というか、随分前に買ってました。

先日投稿した「神戸一人旅」の記事でもチラッと触れていましたが、1本超広角のレンズが欲しくて仲間に加えまして。そしてこいつがすごく良い描写をしてくれて、今では常用レンズとして常に装着しているほどに。

かなりお勧めのレンズだったので、ぜひ皆さんと共有したいと思い、購入レビューとしてご紹介したいと思います。カメラ好きの方、SONYユーザーで超広角のレンズをお探しの方の参考になれば幸いです。

今回僕が購入したレンズは「Tamron 11-20mm F2.8」です。

この記事を読むとわかること

  • 「Tamron 11-20mm F2.8」の特徴
  • 「Tamron 11-20mm F2.8」の良いところ・残念なところ
  • 「Tamron 11-20mm F2.8」の外観・スペック
  • 「Tamron 11-20mm F2.8」の使い心地

「Tamron 11-20mm F2.8」の特徴

僕はプライベートでのメインカメラとしてはSONYの「a6600」を使っています。このカメラはAPS-Cセンサーのカメラなので、今回購入した「Tamron 11-20mm F2.8」ももちろんAPS-C用(Eマウント)。

このレンズの良いなぁと思った特徴等を改めてまとめてみると、以下の点が挙げられます(詳細は下に続きます)。

「Tamron 11-20mm F2.8」の特徴

  • SONYのAPS-C用としては珍しい超広角のレンズ
  • テレ端が換算30mmだからスナップにも使いやすい
  • 絞りがF2.8通しと明るい
  • 最短撮影距離も短く、かなり寄れる

SONYのAPS-C用としては珍しい超広角のレンズ

これまでソニーEマウントのAPS-C用レンズには、実は超広角の焦点距離を持つAFレンズがほとんどなく、選択肢として挙がるものといえば「SONY E 10-18mm F4 OSS」くらいだったんですよね。

そこに新たに登場してくれたのが「Tamron 11-20mm F2.8」。フルサイズ換算でワイド端が16.5mmという焦点距離なので、かなり広い範囲を撮影することができます。

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「SONY E 10-18mm F4 OSS」よりも1mmだけ長いけど、これだけ広角で撮れるなら僕としては十分。ソニーAPS-Cユーザーにとっても超広角レンズの有力な選択肢が増えたことは、非常にありがたいことです。

テレ端が換算30mmだからスナップにも使いやすい

「Tamron 11-20mm F2.8」の画角はテレ端側は20mm。フルサイズ換算だとちょうど30mmの画角になるので、スナップ撮影にもすごく使いやすい。

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以前「SONY E 10-18mm F4 OSS」を友人から借りて使ってみたこともあったのですが、このレンズだとテレ端は換算27mmだから「ちょっと広いな…」って思うことが多かったんですよね。

微妙な違いではあるんだけど、個人的には30mmくらいの方がスナップだとしっくりくる。なので僕としては「Tamron 11-20mm F2.8」がα6600の常用レンズとして使えるのがありがたいわけです。

絞りがF2.8通しと明るい

また絞りがF2.8通しなのも嬉しい。これだけの明るさがあれば、暗い場所(夜とか)でもある程度シャッタースピードが稼げます。

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「SONY E 10-18mm F4 OSS」だとF4通しなので、一段分暗いんですよね。特にAPS-Cだとフルサイズと比べてノイズが目立ちやすいので、暗所での使いづらさもあった。「Tamron 11-20mm F2.8」はこの点が完全にストロングポイントです。

最短撮影距離も短く、かなり寄れる

あと「Tamron 11-20mm F2.8」は最短撮影距離も非常に短いのが特徴。ワイ端で0.15m、テレ端で0.24mという脅威の短さです。あまりに寄れ過ぎて被写体とレンズがぶつかるんじゃないかというくらい笑。

僕は寄って撮ったときの歪みが好きじゃないので、あまり被写体にグッと近づくことってないんですけど、テーブルフォトとかが好きな方はこの最短撮影距離の短さも嬉しいポイントでしょうね。

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メーカー公表のスペック

念のため、「Tamron 11-20mm F2.8」のメーカー公表のスペックも下に載せておきます。

「Tamron 11-20mm F2.8」のスペック

  • メーカー:Tamron(タムロン)
  • 対応マウント:α Eマウント(APS-C専用)
  • レンズ構成:10郡12枚
  • 絞り羽枚数:7枚
  • 焦点距離: 11〜20mm/li>
  • 開放F値:F2.8
  • 最短撮影距離:広角端0.15mm、望遠端0.24mm
  • 最大撮影倍率:広角端1:4、望遠端1:7.6
  • フィルター径:67mm
  • サイズ:73×86.2mm
  • 重量:335g
  • 発売日:2021年6月24日

「Tamron 11-20mm F2.8」の外観等をざっくり見てみる

続いて手元にある「Tamron 11-20mm F2.8」の外観等をざっくりご紹介します。

「ザ・タムロン」なマットな質感

まず全体の質感ですが、これはまさに「ザ・タムロン」。素材はプラスチックではあるものの、マットブラックのカラーリングになっているので安っぽさはありません。フードは花形フード。

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「SONY E 10-18mm F4 OSS」はかなりプラスチッキーな感じで安っぽさが目立ったので(それなのに値段は結構高いんですよね…)、個人的には「Tamron 11-20mm F2.8」の方が好き。

ただ、こっちもメタリックな感じはないので好き嫌いは分かれると思いますが。

大口径超広角ズームレンズにしてはコンパクト

続いてサイズ感ですが、大口径超広角ズームレンズとしては結構小さくてコンパクト。重さも300g台前半なので、持ったときの感覚としても軽く感じます。

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APS-Cのカメラのメリットって、やっぱり「軽くてコンパクト」なことだと思うので、この「Tamron 11-20mm F2.8」のサイズ感はとってもありがたい。

ピントリング・ズームリングは少しスカスカしている

鏡筒にはカメラ側手前にはズームリング、奥にピントリングがついています。それ以外にAF/MF切り替えスイッチや機能割り当て用のボタンなどは付いていません。シンプルな構成。

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リングを回した感じは少しスカスカしてるかな?ただ軽過ぎるということはないので、逆さにした時に勝手に鏡筒が伸びてきてしまうこともありません。

あとズームリングを回して鏡筒を伸ばしたとき(鏡筒を伸ばすとワイド端になります)の長さですが、意外とこれが短い。

ちょこっと長くなるくらいなので、動画撮影でジンバルを使うときとかも「Tamron 11-20mm F2.8」は使いやすいかも(下の写真がMaxで伸ばしたときです)。

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前玉はちょっと出目金

「Tamron 11-20mm F2.8」の前玉はこんな感じ。超広角レンズということで、少しだけ出目金です。

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ただフィルターが付けられない程ではないので、その点は安心。僕はケンコートキナーのプロテクトフィルター(67mm径)を付けています。安いけど意外と質がいいので。

α6600につけた時のサイズバランスが最高

僕のメイン機であるα6600に「Tamron 11-20mm F2.8」をつけてみると、こんな感じになります。サイズ感がとっても素晴らしくて、α6600にぴったり。

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今までつけてきたレンズの中で、サイズ感としては最高かも。カッコ良すぎて、つけているだけで何だか心が躍ります。

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編集者兼アートディレクター。カメラ・ガジェット・便利雑貨等を買ってはわかりやすくレビューしまくる人。

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