“耳を塞がない”ワイヤレスイヤホン「Ucomx Airwings」。カナル型が苦手な人にお勧め。
イヤーフックはシリコン素材
耳に引っ掛けるイヤーフックはこんな感じ。素材はシリコンなので、長時間装着していても耳が痛くなることはなさそう。
ただサイズの調整はできないので、人によってサイズが合わないということもあるかも。
イヤホン内側は音が出る開口部のみ
イヤホンは内側に音が出る穴が開いていて、耳に引っ掛けた時にここが耳穴にちょうどフィットする設計。
耳穴にイヤホンを差し込まなくても、これだけで音がしっかり聞こえるんだからすごいですよね。
イヤホン外側が物理ボタンになっている
そしてイヤホン外側は、全体が物理ボタンになっていて、カチッと押し込むことができます。この物理ボタンの操作によってペアリングなどが行える仕組み(後述)。
さらにイヤホン下部には音量調節等ができるボタンも付いていました。
この物理ボタンというのが本当にありがたい。というのも、僕がこれまで使ってきた完全ワイヤレスイヤホン「」などは、みんなタップ式のボタンなんですが、これが本当に誤操作しやすいんですよ。
ちょっと指が触れただけで音量が変わってしまったり、再生が停止しちゃったりする。これがめちゃくちゃストレス。
物理ボタンだとしっかり押さないといけないので、誤操作することはあずありません。世の中のワイヤレスイヤホンはみんな物理ボタンにしてほしい。切実に。
イヤホン側部に充電用のmicro USB端子が開いてる
ちなみにイヤホン側部には充電用のmicro USB端子がありました。ここに付属の充電ケーブルを差し込めば、直接充電することができます。
ただ、できれば端子はUSB-Cがよかった。ここは残念ポイント。
「Ucomx Airwings」を実際に使ってみた
一通りシリコンパワー「Ucomx Airwings」をチェックしたあとは、実際にiPhoneと接続して使ってみました。
iPhoneとのペアリングはとっても簡単
まずはペアリング。今回は僕が普段使っているiPhone SE2とBluetoothで接続してみました。
やり方としては、iPhoneの「設定」→「Bluetooth」の画面を開いた状態で、「Ucomx Airwings」右イヤホンの外側を5秒間長押し。
そうするとイヤホンがペアリングモードに入るので、あとはiPhoneの画面に表示される「AirWings」の文字をタップするだけ。
これだけですぐペアリングされます。2回目以降は「Ucomx Airwings」の電源をオンにするだけで自動的にペアリングされます。
そして嬉しかったのは、複数台のデバイスと自動で同時接続できたところ。iPhoneとペアリングした状態で、試しにiPadとも繋いでみたんですけど、同時接続が可能でした。
ワイヤレスイヤホンによっては、どちらか一方と繋がっている状態だと同時接続はおろか、ペアリングすらできない(1台目をペアリング解除してからじゃないと、繋がらない)ものもありますからね。
音質は良くもなく悪くもなく
気になる音質ですが、これは正直なところめちゃくちゃ良いとは言い難い。
やっぱり耳穴とイヤホンが物理的に離れているので、少し音の臨場感とか迫力がない感じ。特に低音の鳴りは良くないですね。
この辺りは「耳穴に入れない」というこのイヤホンの性質上、難しいところなのでしょうかね。
トータルの音質としては良くもなく悪くもなくといった感じなので、最高の音質で聞きたい!という方には、ちょっと「Ucomx Airwings」は向かないかもしれません。
不思議なことに音漏れは少ない
ただこの「Ucomx Airwings」を使ってみて一番びっくりしたのは、音漏れが全然しないということ。
耳穴に入れないイヤホンだから、結構音漏れが心配だったんですけど、結構大きめの音量にした状態でも音漏れは大丈夫でした(職場の同僚に1.5mくらい離れて検証してもらいました)。これはかなりプラス要素。
フィット感が良くて走ってもズレない
あと装着感としてはすごく耳へのフィットが良くて、走ったりしてもずれることはありませんでした。イヤーフックの部分の作りがしっかりしているからかな?
素材もシリコン素材だから耳が痛くもなりませんでした。カナル型のイヤホンが苦手な人はもちろんのこと、これならスポーツジムとかランニング中も使えそう。スポーツ用途としては合格点ですね。
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