ネックスピーカー、買いました。
最近はコロナウィルスの影響もあり、在宅ワーク・テレワークが急速に進んでいますが、そうなると自ずと増えていくのが“オンライン会議”。僕も「Zoom」やMicrosoftの「Teams」などを使ったミーティングや商談をほぼ毎日行なっています。
そんな時に少し気になるのは使用するイヤホン。使うイヤホンによっては音質が悪かったり、こちらの声も相手にうまく聞こえていなかったり。またワイヤレスイヤホンだとバッテリーの問題も出てくる。
そこでこれからもっと増えていくであろう「在宅・テレワーク」「オンライン会議」のために、使い勝手の良いイヤホンまたはそれに代わるアイテムがないかなぁと色々と探していく中で、なかなか便利そうなモノを購入できました。今回はそのアイテムについて共有させていただこうと思い、購入レビューを綴ることにします。
僕が今回購入したアイテムはSHARPのネックスピーカー「AN-SS1」です。
Contents
オンライン会議向けイヤホンまたはそれに代わるアイテム選びで重視したこと
今回、僕はイヤホンではなくネックスピーカー「AN-SS1」を購入しましたが、これを選ぶにあたり重視していたことは以下のような点です。
①高音質であること
②長時間使用していても耳が痛くならないこと
③バッテリーの持ちが良いこと
④ワイヤレスであること
特に「②長時間使用していても疲れない(耳が痛くならない)こと」と「③バッテリーの持ちが良いこと」は大事でした。

僕は耳の穴が小さいようで、イヤホンによってはうまく耳に入らなかったり、長時間つけていると痛くなってくることがあります(例えばカナル式のイヤホンなんかは使えません)。なのでなるべく耳に負担がかからないようなモノが良いなぁと考えていました。
またバッテリーの問題も大きい。オンライン会議も3〜4つ続けて行うこともあるので、そうすると僕が普段使っている初代AirPodsなんかはバッテリーが持たずに途中で切れてしまいます。これでは使い勝手が非常に悪いわけです。
なのでできれば上記の4点を満たすようなアイテムがないかなぁと探していました。

「AN-SS1」は軽くてバッテリー持ちも良い高音質ネックスピーカー
そこで色々とイヤホンなどを探していたときに、SHARPのネックスピーカー「AN-SS1」の存在を知りました。特徴などを確認していったところ、見事に僕が重視していた条件を満たしてくれていたので、「これは買いだ」と思い、すぐさま家電量販店へ直行。
ネックスピーカー「AN-SS1」は、超軽量で高音質。そして耳につけるイヤホンではなく“首にかけて使うスピーカー”なので耳が痛くならない。しかもバッテリー持ちも非常に良いということで、僕にとって理想的だったわけです。
その特筆すべき特徴は以下になります。
- 重量がたったの88gだから長時間使っていても疲れない
- 首にかけて使うので耳が痛くなることは絶対にない
- 連続使用可能時間は音楽再生約14時間、スマホ通話約17時間。バッテリーの持ちが非常に良い。
- Bluetooth4.1に対応。ノイズの少ないクリアな音声が聞こえる

とにかく嬉しいのは“首にかけて使える”というところ。イヤホンだと耳が痛くなりやすい僕にとっては最高の仕様です。そして88gと超軽量なので、長時間使っていても肩が凝ることはありませんし。
またバッテリーの持ちも抜群。これだけの連続使用可能時間を有していれば、Zoomなどでオンライン会議が続いても、数日は充電しなくても使えるくらい。これは嬉しい。

メーカー公表の仕様も念のため以下にまとめておきます。
- カラーバリエーション:5色(ブラック、ホワイト、ブルー、ローズゴールド、ミントグリーン)
- サイズ:181×181×16mm
- 重さ:88g
- 内蔵マイク:◯(ハンズフリー用)
- 音楽再生時間:約14時間
- 連続通話時間:約17時間
- 充電時間:約2時間30分
- 音声出力:1.4W(0.7W+0.7W)
- 通信方式:Bluetooth 4.1(HSP / HFP / A2DP / AVRCP プロファイル)
- 到達距離:約10m (Class2)
- マイクロUSB 端子(充電用)
- 対応コーデック:SBC (Subband Codec)、FastStream
ネックスピーカー「AN-SS1」を細かく見てみる
先日ビッグカメラで購入したものが手元にあるので、ネックスピーカー「AN-SS1」の全容を改めてご紹介します。価格は9,580円でした。
パッケージと同封物
少し物々しい雰囲気のパッケージではありますが、高級感が漂っています。本体の他に同封物は6つ。Bluetooth送信機、マイクロUSB充電ケーブル、USB延長ケーブル、オーディオケーブル、送信機固定用テープ、説明書でした。


本体
本体は第一印象としては非常にシンプルという感じ。持ってみても非常に軽く、このボディの中に高機能が詰まっているとはちょっと思えないくらい。でも表面はマットな仕上がりになっているので、安っぽさはありません。

ただ本体をよくよく見てみると、そこかしこに高機能の“片鱗”が。
まず重要なスピーカー部分は首元部分の左右に2つ。音がクリアに聞こえやすいように、“上向き”に穴が空いている独特な形状です。

スピーカーの近くには電源スイッチがついています。シンプルなON/OFFのスイッチですが、しっかりめの固さなので誤操作することもなさそう。

そしてその電源スイッチのすぐ近く、本体の先の位置には「コールボタン」がついていました。電話に出たい時はこのボタンをタッチすれば、すぐに通話が開始されます。簡単操作で良い。

反対側の先端には「再生/一時停止ボタン」があります。YouTubeを見るときにも便利ですし、TVとBluetoothで接続すれば、TVやDVDの操作も楽チンです。

そしてこのネックスピーカーはジョギングなどのスポーツシーンでも使えるのですが、そんな時に便利な「ジョグボタン」も付いていました。
ジョギング中に音楽を聞きたいという人も多いと思いますが、このボタンを使えば、音楽の音量調整や音の頭出しなども簡単に行えます。至れり尽くせりの仕様ですね。

ネックスピーカー「AN-SS1」を実際に使ってみた
一通りネックスピーカー「AN-SS1」をチェックしたあとは、実際に「AN-SS1」に装着して使ってみました。
良かった点:音質がクリア。長時間使っても疲れない。
写真では音質などを伝えることができないのが残念ですが、実際に使ってみた感じでは非常に音はクリアでした。耳につけていないのにクリアな音がしっかり聞こえてくるので、最初びっくりしたほど。
Zoomで使ってみたときも音が途切れることもなく、とても使いやすい。そしてとにかく付けていてラク。88gという軽さは伊達じゃありません。
なお使用するときは、PCや端末側に送信機をつける必要がありますので、お忘れなく。

気になった点:音が周りに少し聞こえてしまう
ただ少し気になった点もありました。それは“音漏れ”。
このアイテムの構造上仕方ないのだと思いますが、首にかけて使うため、音が少し周りに聞こえてしまいます。一人暮らしの方や一人で部屋を使える方であれば全く問題ないと思いますが、在宅ワークで周りに家族がいる方だと少し気になるかも。
ただ最初僕のイメージでは音がダダ漏れなのではないかと心配していたのですが、そこまでは漏れていないみたい。微かに聞こえるくらいだそうです(友人に実際に聞いてもらいました)。
なので使用時の「自分の周りの環境」を考慮した上で購入すると良いかも。

このネックスピーカーが向いている人・向いていない人
一通りご紹介したところで、改めてネックスピーカー「AN-SS1」の良いところ・悪いところを踏まえて「このネックスピーカーが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- Zoomなどを使ったテレワークが増えている人
- AirPodsなどのワイヤレスイヤホンだとすぐバッテリーが無くなってしまう人
- クリアな音質のイヤホン(またはそれに代わるもの)を探している人
- やっぱり耳にしっかり付けて使うイヤホンの方が好きな人
- 周りへの音漏れが気になる人

当ブログの中の人の感想
今後在宅ワーク・テレワークはどんどん進んでいくと思うので、仕事環境も大きく変わっていくはず。そんな時に便利なアイテムとして、今回購入したSHARPのネックスピーカー「AN-SS1」はかなり“使えるヤツ”だと思いました。
特に使用時のストレスが全然ないのが良い。これでZoom会議も苦じゃなくなりますし、テレワークも快適になりそう。
在宅・テレワークが中心になっている方やオンライン会議環境をより快適にしたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。