【本音レビュー】SOUNDPEATS Air5 Proを使ってみた。完全ワイヤレスイヤホンのコスパの限界を軽々と超えてきた一台。-PR-

完全ワイヤレスイヤホンはここ数年で利用者が非常に増え、プライベートでも仕事でも必需品のガジェットになった人も多いのではないでしょうか。そんな中、今回「SOUNDPEATS Air5 Pro」という完全ワイヤレスイヤホンをメーカーさんから提供いただきました。
このイヤホンは、パワフルかつバランスの良いサウンドとともに、SOUNDPEATS史上最高クラスのノイズキャンセリング機能(最大55dBの騒音低減効果)を搭載した一台。それでいて価格は1万円を切るという、高コスパな点も魅力です。
僕は今までSOUNDPEATS製品をかなり使ってきているんですが、今回実際にSOUNDPEATS Air5 Proを使用してみて、またまたその進化に驚きを隠せなかったので、今回はこの製品の使用レビューを綴ることにしました。特にノイキャンの性能が本当にすごい。
完全ワイヤレスイヤホンを新規購入予定の方、買い替え予定の方の参考になれば幸いです。
- SOUNDPEATS Air5 Proの特徴
- SOUNDPEATS Air5 Proの外観・デザイン
- SOUNDPEATS Air5 Proの使用感
- SOUNDPEATS Air5 Proの気になるところ
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僕のSOUNDPEATS製品使用歴
以前の記事でもお伝えしているのですが、僕はこれまで完全ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを合計30個以上は使っていて、中でもSOUNDPEATS製品がお気に入り。たとえば以下の製品を使用してきました。
SOUNDPEATS製品ってクオリティが高いのに本当に価格が安いんですよね。特に今も使用している「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」は1万円台前半の価格なんですが、2〜3万円クラスのワイヤレスイヤホンと肩を並べる総合力。

なので今回SOUNDPEATS Air5 Proを使用する時も「相変わらずコスパは良いんだろうけど、どれだけ総合力高いんだろうなぁ」と興味津々でした。なので製品提供いただいていますが、今回もがっつり本音で感想をまとめていきます。
SOUNDPEATS Air5 Pro はこんなワイヤレスイヤホン
最初にSOUNDPEATS Air5 Proの特徴・価格・仕様等の基本情報を整理していきます。
メーカーについて
まずはメーカー情報から。SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は中国・深圳にあるオーディメーカーで、創業は2010年。特にオーディオの中でもイヤホンに専門特化していて、世界30の国・地域で累計3,000万台の販売実績があるそう。

引用:SOUNDPEATS公式Webサイト
ワイヤレスイヤホンに興味がある方なら、もはやほとんどの人がSOUNDPEATSは知っていると思いますが、特に高クオリティで低価格なワイヤレスイヤホンのメーカーとして人気を博しています。
日本のオーディオの最高権威といわれるVGPアワードで金賞も受賞しているなど、評価・実績も抜群。先にお話ししたとおり、個人的にもお気に入りのメーカーさんなので、評価・人気が伸びまくっているのは嬉しい限りです。
SOUNDPEATS Air5 Pro の特徴
そんなSOUNDPEATSから販売されているSOUNDPEATS Air5 Proですが、主な特徴を挙げると以下のとおりとなります。
- カナル型の完全ワイヤレスイヤホン。
- PU+PEEKを採用した軽量・高剛性の10mm径ドライバーなどの高品質パーツを使用し、パワフル&ダイナミックサウンドを実現。
- 低音から高音までバランスの取れた歪みの少ないクリアな音質で、様々なジャンルの音楽を楽しめる。
- 主要コーデック(SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless)全てに対応し、ハイレゾ級高音質と低遅延を両立。
- 最大-55dBのAI適応型ノイズキャンセリング機能で周囲の騒音を強力に低減できる(SOUNDPEATS史上最高のノイズキャンセリング性能)。
- 片耳4.8gの軽量設計で、何もつけていないような軽い装着感を実現。
- 高機能ながら定価1万円を切る価格の安さ。
本機は「SOUNDPEATS Air4 Pro」という前モデルの後継機となる一台ですが、音質・ノイズキャンセリング機能・装着感など全てがパワーアップ。
特に個人的には「最大-55dBのAI適応型ノイズキャンセリング機能」がすごく魅力的に映ります。だってこの低減性能って、本来数万円クラスのワイヤレスイヤホン並みですからね。
それなのに価格が1万円を切るなんて、またまたSOUNDPEATSさんもやってくれますなぁ。相変わらずのコスパお化けっぷりです。
実際のスペックや詳細は後述する仕様表で確認ください。
サイズ・重量
続いてサイズ・重量ですが、イヤホン本体のサイズ(片耳)は34.60×19.87×23.50mm、ケースは66.88×48.33×26.92mm。重量は片耳の公表値4.8g(実測では5.0g)、ケース込みだと公表値50.3g(実測は51.0g)となっています。


ちょうど手元に同メーカーのカナル型イヤホン「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」があったので、それと並べてサイズ比較してみたのが下の画像(左:Capsule3 Pro+、右:Air5 Pro)。

イヤホン本体のサイズに関してはCapsule3 Pro+は33.5×21.5×25.6mmなので、それと比べるとAir5 Proの方が少しコンパクトになっていますね。
ケースもSOUNDPEATS Air5 Proの方が若干小さくなっているようです。コンパクトになるのはありがたい。
また重量はAir5 Proが片耳4.8g(公表値)、Capsule3 Pro+が片耳5gなので、重さに関してもAir5 Proの方が若干軽い。5gを切ってくると非常に軽量でつけている時の負担感が少なくなりますから、この点もしっかり進化を遂げていますね。よき。
その他主な仕様
そのほかSOUNDPEATS Air5 Proのメーカー公表の仕様も下に載せておきます。
前モデルの「SOUNDPEATS Air4 Pro」や人気モデル「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」のスペックも併記しておきますので、サウンドピーツのカナル型ワイヤレスイヤホン同士でスペック比較をしたい方は参考までにご覧くださいな。
Air5 Pro | Capsule3 Pro+ | Air4 Pro | |
ブランド | SOUNDPEATS(サウンドピーツ) | SOUNDPEATS(サウンドピーツ) | SOUNDPEATS(サウンドピーツ) |
イヤホンタイプ | 完全ワイヤレスイヤホン | 完全ワイヤレスイヤホン | 完全ワイヤレスイヤホン |
形式 | カナル型 | カナル型 | カナル型 |
サイズ | イヤホン:34.60×19.87×23.50mm ケース:66.88×48.33×26.92mm | イヤホン:33.5×21.5×25.6mm ケース:67.3×50.0×25.9mm | イヤホン:34.4×24×20.7mm ケース:64×24.2×48.3mm |
重量 | イヤホン:4.8g(片耳) ケース:50.3g(公表) | イヤホン:5g(片耳) ケース:49g(実測) | イヤホン:3g(片耳) ケース:36g(公表) |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー(PU+PEEK) | MEMSドライバー 12mmダイナミック型ドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
ノイズキャンセリング | ○(-55dB) | ◯(-45dB) | ◯(-45dB) |
通話ノイズキャンセリング | ○ | ◯ | ◯ |
外音取り込み機能 | ○ | ◯ | ◯ |
マイク搭載数 | 片側3個/左右6個 | 片側2個/左右4個 | 片側3個/左右6個 |
マルチポイント | ◯ | ◯ | ◯ |
ゲーミングモード | ◯ | ○ | ○ |
イコライザー(音質調整) | ◯ | ○ | ○ |
急速充電 | ◯(10分の急速充電で、最大2時間使用可能) | × | × |
操作方法 | タッチセンサー(タップコントロール) | タッチセンサー(タップコントロール) | タッチセンサー(タップコントロール) |
充電方式 | USB-C(ワイヤレス充電非対応) | USB-C(ワイヤレス充電非対応) | USB-C(ワイヤレス充電非対応) |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大7.5時間 ケース込み:最大37時間 | イヤホン単体:最大6.5時間 ケース込み:最大43時間 | イヤホン単体:最大6.5時間 ケース込み:最大26時間 |
充電時間 | イヤホン:1時間 ケース:2時間 | イヤホン:1.5時間 ケース:2時間 | イヤホン:1.5時間 ケース:2時間 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 | IPX4 |
対応コーデック | SBC、AAC、LC3、LDAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless | AAC、SBC、LDAC | AAC、SBC、aptX Classic、aptX Adaptive、aptX Lossless |
通信方式 | Bluetooth5.4 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
カラー展開 | 2色(ブラック、ホワイト) | 1色(ブラック) | 3色(ブラック、ホワイト、ベージュ) |
価格(税込) | 9,980円 | 13,880円 | 8,980円 |
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対象商品:SOUNDPEATS Air5 Pro
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SOUNDPEATS Air5 Pro の外観・デザインレビュー
特徴等を整理した後は、SOUNDPEATS Air5 Proの全体の外観・デザインを見ていきます。
パッケージ・同梱物
まずはパッケージと同梱物から。パッケージはこんな感じ。シンプルながら洗練されています。

最近のサウンドピーツ製品はパッケージに高級感がありますよね。こういうリッチな開封体験って、意外と大事だと思う。
同梱物としては、以下のものが入っていました。
- SOUNDPEATS Air5 Pro本体
- 替えのイヤーピース(大・小サイズ/中サイズはデフォルトでイヤホンに付いています)
- 充電用ケーブル(USB-A to C)
- ユーザーガイド
- アプリ説明書
- オリジナルステッカー
ケース
続いてケースデザイン。ケースは丸型のフォルムで、質感的にはマットではあるものの、触った感じは結構サラッとしています。これなら意外と指紋とかも目立たないかも。


表の下部にはLEDライトも付いています。

ケース裏面には「SOUNDPEATS」のロゴが。これまでの同社製品は結構このロゴが目立つデザイン(色がゴールドだったり)が多かった印象だけど、本機ではケースカラーと近いグレーになっています。ロゴが目立たない方が僕は好きなので、個人的にはこのデザインはアリです。

底面には充電用のUSB-C端子穴とペアリング用ボタンが並んでいました。

そして今回のSOUNDPEATS Air5 Proでは、ケースをパカっと開けたときの形が特徴的。下の画像のように、ケースを開けると中のイヤホンが全部見える状態になるんですよね。なかなかオシャレ。

しかもこの形状になっているおかげで、イヤホンの出し入れもすごくスムーズ。下の写真のように、Capsule3 Pro+などのケースはイヤホンを上に引っこ抜く形状なので、Air5 Proの方が取り出しやすくなっているのがよくわかります(左:Capsule3 Pro+、右:Air5 Pro)。


デザイン性だけでなく使い勝手の面でもよく考えられていますわ。
もちろんケース内のイヤホン収納部ははマグネットで吸着・収納できる仕組みになっています。
イヤホン本体
次にイヤホン本体のデザインを見ていきます。イヤホンはショートスティック型の形状。

ケースはマットな質感でしたが、イヤホンは光沢感のあるツルピカなデザインですね。この辺りは少し好みが分かれそう。

ただスティック側面のタッチセンサー部分は、カッパーというか、渋いブロンズのカラーになっていて、ここは過去製品よりも主張が強くなくていいなと感じました。

たとえばSOUNDPEATS Capsule3 Pro+だとこの部分がゴールドで目立つ感じだったので、個人的にはより大人っぽいSOUNDPEATS Air5 Proの方が好きかも。
イヤーピースはマットグレーのカラーで、イヤホン全体のデザインと統一感があって良い感じ。

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SOUNDPEATS Air5 Pro の使用感レビュー
全体外観・デザインをチェックした後は、実際にSOUNDPEATS Air5 Proを使った使用感をまとめていきます。
Bluetooth接続方法
先にSOUNDPEATS Air5 ProのBluetooth接続方法もお伝えしておきましょう。とは言っても接続はめちゃくちゃ簡単なので、やり方は下を参照くださいな(下の方法はiPhoneでの接続方法です)。
- SOUNDPEATS Air5 Proのケースを開けて、ペアリングモードにする(ケースを開けると自動でペアリングモードになる)
- iPhoneの[設定]→[Bluetooth]をタップし、Bluetoothをオンにする
- 画面内に「SOUNDPEATS Air5 Pro」が表示されるので、それをタップ
- 接続完了
タップ操作
イヤホンのタップ操作(デフォルト)については、下の画像を参照ください。本機ではアプリを使うとタップ操作の割り当てを変更することもできます。

なお、これまでのSOUNDPEATS製品って結構このタップ操作がシビアで、ちょっとイヤホンに触れただけで音量が変わってしまったり、一時停止してしまったりしてたんですよね。ただ本機ではその辺りの感度も少し改善されているように感じました。
それでも個人的にはタップ操作よりも物理ボタンや感圧センサーでの操作の方が好みではある。その方が誤操作が激減しますからね。
着用感
次にイヤホンの装着感。実際にイヤホンを耳に挿してみると(イヤーピースはMサイズ)、カナル型ながらあまり圧迫感は感じませんでした。

僕は昔からカナル型の独特な圧迫感が苦手で、普段はインナーイヤー型をメインに使うことが多いんですけど、SOUNDPEATS Air5 Proはかなり着用感が良いですね。カナル型が苦手な僕でも長時間つけていられました(具体的には3〜4時間ずっとつけっぱなしでも問題ありませんでした)。
過去製品のCapsule3 Pro+でも耳が痛くなりにくくなっていたので、最近のSOUNDPEATS製品は着用感に関してもかなり気を遣っているように感じます。耳に入れる部分の形状に工夫がありそう。

耳の穴が小さくてカナル型が合いにくい人や圧迫感が苦手な人でも、ほとんど問題なく使えるんじゃないですかね。よき。
音質
さて次は肝心の音質について。SOUNDPEATS Air5 Proは主要コーデック(SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless)に全対応しているので、様々なジャンルの音楽を高音質で楽しめるのが1つのウリになっています。
その上で、今回はSONYのXperiaでLDAC接続で音楽を聴いてみました。その時まず感じたのは音の力強さ。しっかりとした厚みのある低音がドンドンと鳴ってくれます。

それでいて決して重低音が前に出過ぎる訳でもなく、迫力はありつつ全体のバランスは崩さない。そんな“心地よいパワフルさ”を感じました。
Air5 Proは搭載しているドライバーのサイズが過去製品よりも少し小さくなっているはずなんですけどね、使用している素材や剛性の高さなどが貢献してくれているのでしょうか。この低音は個人的にかなり好きでした。

ボーカルの中音域に関しても伸びやかで解像度感の高い音質。特に女性のボーカルなどはかなりクリアで透明感のある歌声が楽しめますね。ポップス系の音楽はどれを聴いてもハマりそう。よき。
あと高音域についてですが、こちらもなかなかの音質ですね。スッと伸びてくるような高音で、とってもクリア。力強さもありつつ、ボーカルの中音域も邪魔しない。バランスの良い高音に感じました。

ただ、同じSOUNDPEATS製品であるCapsule3 Pro+と比べてしまうと、高音域については伸びやかさで一歩劣るかも。まぁCapsule3 Pro+は高音に強いMEMSドライバーを搭載していますからね。それと比べてしまうのはAir5 Proが可哀想かもしれません。

でも音質全体のバランスで言えばAir5 Proは相当レベルが高いと感じました。低音・中音・高音、どれもそれぞれの音を邪魔せず、それでいて厚みと繊細さの両方を感じられる。
低価格でありながらこれだけバランスの良い音が楽しめるということは、SOUNDPEATSはチューニングがかなりうまいんでしょうね。ロック・ポップス系の音楽が好きな人にはぴったりだと思います。
なお、スマホアプリのイコライザーを使えば、さらに自分好みの音に調整することも可能です。細かくカスタマイズもできるし、元々「低音を強く」や「電子音」などプリセットも多数用意されているので、手軽に調整もできちゃいます。僕のようなズボラさんには最高ですわ笑。

ノイズキャンセリングの強さ
続いて気になる人も多いであろうノイズキャンセリングの強さです。
そして結論から先に言うと、本機のノイズキャンセリングは相当強い。いや本当に。1万円以下のイヤホンなのか疑いたくなるレベルで、「SOUNDPEATS史上最高」は伊達じゃないですね。

今回もテストとして騒音がうるさい都内地下鉄に乗りながらノイズキャンセリングの強さを試してみたんですが、車内の雑音(空調の音など)や車輪音などは相当軽減されます。もはやほとんど不快な音は感じないくらい。
僕はオフィスが新宿にあるので、電車を降りて交通量の多い新宿〜新宿三丁目付近の歩道でもチェックしてみたんですけど、これまたしっかり静寂に包まれました。車のエンジンをふかす音すらほとんど聞こえない。これはかなりのノイキャンの強さですね。正直驚いた。

体感的には間違いなく数万円台のハイクラスワイヤレスイヤホンレベルの強さ。ノイキャンの強さに定評があるBOSEのイヤホン並みか、個人的にはそれをも上回るレベルに感じました。
これでSOUNDPEATS Air5 Proは定価1万円を切ってきますからね…ちょっとワケがわからない笑。電車や飛行機での移動が多い人や、集中して勉強したい学生・社会人さんは、かなり嬉しいんじゃないだろうか。
ちなみに本機ではノイズキャンセリングの種類が以下の4つに分かれています。
- 適応型ノイズキャンセリング
- 室内ノイズキャンセリング
- 屋外ノイズキャンセリング
- 屋外交通
状況に応じて使い分けをすればOKですが、「適応型ノイズキャンセリング」ならAIが環境に合わせてノイズキャンセリングレベルを自動調整してくれるので、基本的にはこれを使っておけば間違いないかと。
外音取り込みの性能
カナル型完全ワイヤレスイヤホンでは外音取り込みも大事な機能の1つですが、この機能も本機はなかなかの性能でした。
周囲の音をしっかり拾ってくれて、結構音が大きく聞こえます。また人の声などかなりクリア。1万円以下のワイヤレスイヤホンだと「マイクで音を拾ってる感」を感じることも結構多いですけど、それもほとんどありません。

また外音取り込みをオンにするとすぐに切り替わってくれるので、このタイムラグの少なさも良い点でしたね。
あとCapsule3 Pro+などは、図書館のような静かな場所だと少しだけホワイトノイズが感じられたのですが、Air5 Proはその辺りもほとんど感じません。細かいところも改善されています。
1万円以下のワイヤレスイヤホンであることを考えれば、こちらもかなり優秀な性能でしょう。
音漏れのしにくさ
音漏れに関してはほとんど気にしなくて良いレベル。実際に本機でもiPhoneの音量をかなり大きくして音楽を聴いてテストしてみましたが、ほぼ音漏れしませんでした(隣に座っていた友人に確認済み)。
音漏れしやすいインナーイヤー型やイヤーカフ型などとは違って、カナル型は元々音漏れしにくいですし、強力なノイズキャンセリング機能を使いながら音楽を聞けば、そもそも大音量にしなくても大丈夫ですからね。音漏れの心配は全然しなくてOKでしょう。
マイク品質(通話品質)
テレワークでSOUNDPEATS Air5 Proを使いたいという人(←僕です)もいると思うので、マイク音質についても触れておきます。結果的にはマイク音質も相当良好。
仕事でZoom会議に何度か使用してみましたが、会議参加者からも「すごくクリアに聞こえていた」という感想がもらえました。

また風の強い日に外で電話するときにも使ってみたんですが、こちらも通話相手から「綺麗に聞こえていて、室内にいるのかと思った」という感想までもらえちゃいました。
これ、なかなかすごくないですか?笑 ワイヤレスイヤホンのマイクって風切り音に弱いものも結構あるので、本機はかなりマイク性能良いですね。
過去製品だと通話品質の個人的な評価としてはAir4がかなり良かった印象でしたけど、Air5 Proはそれを上回ってきたように感じます。
バッテリーライフ
あとバッテリーの持ち具合についてもチェックしてみましたが、こちらはほぼメーカー公表のとおりでした。公表値だと「ケース込みで最大37時間連続再生可能、イヤホン単体で7.5時間の連続再生」とのことでしたが、実感としてもほぼそれくらいですかね。

朝の通勤時間帯からずっと音楽を流し続けて実験してみたところ、だいたい夕方前くらい(16時くらいだったと思います)にバッテリーが切れました。
前モデルのAir4 Proと比べるとイヤホン単体・ケース込みともにバッテリーは伸びていますし、日常的に使う分にはもう十分なバッテリーの持ち具合だと思います。
Bluetooth接続の安定性
最後にBluetooth接続の安定性についても触れておきます。これもテストとして平日早朝の新宿地下道(通勤の人とかでごった返している時間帯)で使ってみましたが、接続が切れてしまう・不安定になることも、プツプツと音楽が途切れてしまうこともありませんでした。接続面も問題なしですね。
総評
以上がSOUNDPEATS Air5 Proを実際に使ってみて感じた使用感レビューです。音質はしっかり良いし、ノイズキャンセリングの強さも相当。正直弱点らしい弱点があまり見つからない、そんなバランスの良いハイパフォーマンスな完全ワイヤレスイヤホンでした。

特に個人的にはノイズキャンセリングの性能の高さには驚きましたね。本当にハイクラスワイヤレスイヤホンに匹敵する性能でしたから。こりゃすごい。
音に関しては、さすがに高音はMEMSドライバーを積んだ「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」の方がやや上かなという印象ではあるので、音質重視ならCapsule3 Pro+、全体のバランスの良さ・ノイキャンの強さ重視ならAir5 Proを選ぶ、というのが個人的にはおすすめかも。
どちらにせよ、買って損なし。そんな一台でした。
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開始日:2025/07/08 00:01JST
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少し気になったところ
ここまでSOUNDPEATS Air5 Proの使用レビューをつらつらと綴ってきましたが、実際に使ってみて少し気になったところもあったので、それについても触れておきます。
マルチポイント使用時にLDACがオフになる
まず1つめは「マルチポイント使用時にLDACがオフになる」こと。
僕はメインデバイスがiPhoneなのであまり関係ないですが、Google Pixelとかを使っていてLDACで音楽を聴きたい!という人はこの点は要注意です。複数デバイスに同時接続していると、LDACが解除されてしまいます(自動でオフになる)。
これは確か過去製品でも同じ仕様だったんですけど、Air5 Proでも変わっていないということですね。バージョンアップでの対応とかもされないと思うので、LDACでの音質を楽しみたい人はご注意を。
ワイヤレス充電に非対応
あとこれもSOUNDPEATS製品では“お馴染み”となってしまっていますが、「ワイヤレス充電には非対応」という点が気になるポイント2つめです。

SOUNDPEATS製品はこれまでも全てワイヤレス充電非対応なんですけど、本機も対応していません。おそらく会社として意図的にそうしているんでしょうね。
ただ最近だと低価格帯のものでもワイヤレス充電に対応しているものが出始めたので、SOUNDPEATSでもそろそろ対応をお願いしたいところではある。今後に期待ですね。
付属の充電用ケーブルがUSB-A to C端子
3つめの気になった点は「付属の充電用ケーブルがUSB-A to Cの端子」だったことですかね。細かい話なんですけど。
もうUSB-Aを中心に使っている人ってかなり少数になってきてるんじゃないですかね? なので同梱してくれるならUSB-C to Cのものの方が良かったかなぁと感じました。

ただ正直、僕としてはUSBケーブル自体もはや付属しなくても良いような気もしています。みんなケーブルは何かしら持ってるので、付属してくるものってむしろ使わないことがほとんどですから。
会社としてもケーブルを同梱しない方がコストを下げられると思うので、基本的には充電用ケーブルはいらないんじゃないかなという印象でした。
以上が気になった点です。ワイヤレス充電非対応ということ以外、細かいところがほとんどではあるので、Air5 Proは基本的に弱点がかなり少ないワイヤレスイヤホンだと思います。
SOUNDPEATS Air5 Pro の価格
最後に気になる価格について。すでにここまでの内容で触れていますが、SOUNDPEATS Air5 Proの定価は9,980円です。
今回のレビューでまとめているとおり、本機は全体的な性能が非常に高く、欠点がほとんどないバランスの良い完全ワイヤレスイヤホンだったわけですが、それで定価が1万円を切っているなんて…相変わらずSOUNDPEATS製品はコスパお化けですわ笑。
しかもAmazonのタイムセールなどが絡めばさらに安く買えますから、本当に費用対効果の高い一台ではないだろうか。

SOUNDPEATS Air5 Pro が向いている人・向いていない人
それでは最後にまとめとして、改めてSOUNDPEATS Air5 Proの良いところ・悪いところを踏まえながら、「このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 低音重視で迫力あるサウンドを楽しみたい人
- 通勤時・外出時・学習時などでの静音性を重視したい人
- 低価格でも高性能な完全ワイヤレスイヤホンを楽しみたい人
- 値段に糸目を付けず圧倒的な高音質・ハイパフォーマンスを求める人
- ワイヤレス充電が必須な人
当ブログの中の人の感想
今回はSOUNDPEATS Air5 Proの使用レビューを綴ってみました。
以前からSOUNDPEATS製品はずっと使ってきていますが、毎度毎度進化の凄まじさに驚かされます。今回のAir5 Proはとにかく全体のバランスが良いですね。音質・ノイズキャンセリング・着用感、どれをとってもハイレベルでした。
特にレビューの途中でも書いていますが、ノイズキャンセリングの性能が本当にすごかった。僕の友人が最近資格試験の勉強を頑張っているので、彼女にも勉強時のお供として本機をお勧めしようかな。
価格も定価1万円以下で、これから完全ワイヤレスイヤホンデビューを予定している人にも買いやすい価格帯だと思うので、気になる人はぜひ手に取ってみてくださいね。かなりお勧めできます。
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