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ワイヤレスイヤホンの落下・紛失防止策をまとめてみた。落下しやすい原因や紛失回避に便利なアクセサリーも紹介。

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音楽を聴いたり通話したりする際にワイヤレスイヤホンはすごく便利。でも、運動時になると「イヤホンが落ちやすくて困る…」とか「落ちないように気にしているとストレスが溜まる…」なんていう声もよく聞かれます。

実際に僕もこれまでワイヤレスイヤホンを30個以上使ってきてるんですけど、ランニングやジムでの使用時は結構落ちないように気を配ってるんですよね。そこで今回は、これまで僕が試してきたイヤホンの落下・紛失リスクを下げる方法をまとめてみました。

そもそもワイヤレスイヤホンが落ちやすい原因や“イヤホンのタイプ別落ちやすさ”なども併せて整理してみたので、「ワイヤレスイヤホンを落ちにくくしたい!」と考えている方の参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

  • ワイヤレスイヤホンが落ちてしまうよくある原因
  • ワイヤレスイヤホンの落下防止策
  • おすすめのワイヤレスイヤホン落下・紛失防止用アクセサリー

ワイヤレスイヤホンが落ちてしまう「よくある原因」

まずはそもそもなぜワイヤレスイヤホンが落ちてしまうのか、その「よくある原因」をまとめていきたいと思います。

落下原因はいくつか考えられますが、個人的にはワイヤレスイヤホンを平常時に使う場合と運動時に使う場合で落下しやすい原因が変わってくると考えています。

平常時:装着方法が間違っている

平常時は基本的に落下しにくいシチュエーションだと思いますが、それでも落ちやすいという場合は「ワイヤレスイヤホンの装着方法が間違っている」かもしれません。

AirPods4のイヤホン本体

たとえば、ほとんどのワイヤレスイヤホンには右耳用・左耳用が分かれていますが、それを逆に装着してしまう(右耳用のイヤホンを左耳に差し込んでしまっている等)と耳とイヤホンの形状が合わず、落下しやすくなってしまいます。

「平常時でも、どうもスルリと落ちてしまう」という場合は、まずは装着方法が間違っていないかチェックしましょう。

平常時:イヤーピースのサイズが耳に合っていない

装着方法が間違っていることのほかに、平常時にワイヤレスイヤホンが落ちやすい原因として考えられるのが「イヤーピースのサイズが耳に合っていない」ことです。

カナル型のワイヤレスイヤホンの場合、耳穴に差し込む部分にゴム製のイヤーピースがついていますが、この大きさが自身の耳に合っていなくて小さ過ぎると、強い運動をしていなくてもするりと耳からイヤホンが落ちやすくなります。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のイヤーチップ

大体のワイヤレスイヤホンにはデフォルトで3種類(Sサイズ・Mサイズ・Lサイズ)のイヤーピースが同梱されていることが多いので、まず最初に全部サイズのイヤーピースを試してみて、しっかりフィットするものを選ぶのが良いでしょう。

運動時:イヤーピースの差し込みが浅い

続いて運動時に使う場合にワイヤレスイヤホンが落下しやすいケースです。この場合、まず原因として考えられるのは「イヤーピースの差し込みが浅い」時です。

これは当たり前と言ってしまえば当たり前なんですけど、意外とありがちな原因。というのも、カナル型のワイヤレスイヤホンの場合、耳に差し込んだ時に独特な“圧迫感”がありますよね? あれが好きじゃないっていう人って結構多くて(←僕です)、そういう人って圧迫感を少しでも軽減しようとして無意識のうちにイヤーピースの耳穴への差し込みを浅くしてしまうことがあります。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のイヤホン本体

そうすると耳穴にワイヤレスイヤホンがしっかり差し込まれていない状態になるので、少し強い運動をするだけでイヤホンがポロッと落ちてしまうわけです。

圧迫感を少しでも減らすには、まずは前述したように自分の耳穴のサイズに合ったイヤーピースをつけるのがベターです。

運動時:振動や揺れに弱いワイヤレスイヤホンを使っている

あと運動時の落下原因として考えられるのは「振動や揺れに弱いワイヤレスイヤホンを使っている」時です。

カナル型のように耳穴へしっかり差し込むことができるタイプや、左右がつながっているような左右一体型のイヤホンだと比較的落下しにくいですが、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンなどだと耳穴に差し込むというより“乗せる”ような装着感になるため、フィット感が弱く、少し強めの運動をするだけでポロリとイヤホンが落ちてしまうことがあります。

SOUNDOEATS Air4のイヤホン本体

これはイヤホンの形状によるものなので、どうしてもタイプによって振動や揺れに弱いものが出てしまうのはしょうがないところでしょう。かくいう僕はインナーイヤー型のイヤホンが好きなので、この運動時に落下しやすいという問題には昔から悩まされています笑。

この場合の解決策はいくつかあるので、それはこの記事の後半でご紹介します。

落下・紛失しやすいワイヤレスイヤホンのタイプは?

またワイヤレスイヤホンは、イヤホンの形状・タイプによっても落下・紛失しやすさが変わってきます。

そこで今回、「イヤホンの形状・タイプ別の落下・紛失しにくさ」を5点満点で整理してみました(点数が低いほど落下・紛失しやすく、点数が高いほど落下・紛失しにくい)。ただこの評価点は私個人の私見になるので、あくまで参考程度にご覧ください。

 落下しにくさ紛失しやすさ
インナーイヤー型11
左右一体インナーイヤー型25
カナル型31
左右一体カナル型35
耳掛け型42
左右一体耳掛け型45
イヤーカフ型51

やはり耳穴に乗っけているだけのインナーイヤー型は落下もしやすいし、紛失もしやすい。これはしょうがないところでしょうね。

カナル型は耳穴にグイッと差し込むタイプなので、落下のしにくさで言えばある程度の安心感はありますが、強い運動を行うとそれでも落ちてしまうことはあります。私もジムのランニングマシンでスピードを上げ過ぎた時に一度落としました笑。落ちてしまうとカナル型も小型のものが多いので紛失しやすいですね。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro+とAir4のイヤホンサイズ比較

あと特徴的なのは左右一体型のもの。僕もいくつかこのタイプを持っていますが(SOUNDPEATS RunFreeなど)、左右が繋がっている=仮に耳からイヤホンが落下してしまっても首で引っかかってくれるので、このタイプは紛失しにくいんですよね。左右一体型は紛失しにくさではかなり安心できます。

SOUNDOEATS Runfreeの外観

あと最近は耳に挟んで使うイヤーカフ型や耳掛け型イヤホンなんてものも結構出てきていますね。実際に僕はSOUNDPEATS GoFree2などを使用しています。

SOUNDPEATS「GoFree2」

このタイプはかなり外れにくい構造なので、落下のしにくさでは結構優秀。なので「とにかく落としたくない!」という方はイヤーカフ型はおすすめです。

ワイヤレスイヤホンの落下防止策

ここからは具体的な「ワイヤレスイヤホンの落下防止策」としておすすめの方法をまとめていきたいと思います。

ワイヤレスイヤホンはきちんと対策を行えば、落下のリスクをかなり低減することが可能です。以下の防止策は僕が日頃行っていて、実際に効果があったものなので、落下に困っている方はこちらも参考にしてみてください。

装着方法をしっかり確認する

一番手軽なのが、ワイヤレスイヤホンの装着方法の見直しです。イヤホンってなんとなく適当に耳に差し込んでいるケースが多いと思いますが、メーカーや品番によって形状・材質が結構異なっているので、フィットしやすい装着方法が微妙に違っていることもよくあります。

SOUNDOEATS Air4

取扱説明書などにも「少し後ろ側からひねるように差し込んでください」など、正しい装着方法が案内されていることがあるので、あらかじめそれらの注意書きをしっかり読んで、装着方法を再度確認してみるのがおすすめです。

僕は昔はこの点を疎かにしていたんですけど、「やけにイヤホンが落ちるな…」と思った時にふと説明書を読んでみたら、装着方法が違っていたということが実際にありました笑。正しく装着するだけでもフィット感がだいぶ変わってきて、落下リスクが低減できます。

イヤーピースを替えてみる

正しい装着方法でつけてもイヤホンが落ちてしまうというときは、イヤーピースの大きさ・素材を変えてみるのもおすすめです(カナル型限定ですが)。

特に大きさは重要で、自分の耳穴の大きさに合ったものを使わないと、どうしてもスルリとイヤホンが抜け落ちやすくなります。多くのカナル型イヤホンでは、サイズ違いで替えのイヤーピースが付属してくると思うので、全部試してみてフィット感が良いサイズのものを選ぶようにしましょう。

SOUNDPEATS Capsule3 Pro+のイヤーチップ

あと表面がスベスベとした素材のイヤーピースだと汗で濡れた時など落下しやすくなるんですよね。そのようなときは別素材のイヤーピースを別途購入してみるのもアリです。シリコン素材だけでなく、低反発素材のものなどもあるので、大きさ・素材を変えて色々と試してみましょう。

イヤーピースを清潔・綺麗に保つ

なお、汗や皮脂で汚れたイヤーピースは滑りやすく、フィット感も落ちます。なので、日頃からイヤーピースを清潔・綺麗に保つことも落下防止に役立ちます。

簡単なお手入れ方法としては、ウェットティッシュで定期的に拭いてあげるのがおすすめ。これならパパッとできて、一定の清潔感をキープできます。

あと金銭的に余裕があれば、数ヶ月に一回くらいの頻度でイヤーピースを購入・交換するとさらに効果的です。僕は普段はそこまではやっていなくて、ウェットティッシュで拭く程度ですが笑。

ワイヤレスイヤホンのタイプを変更してみる

これらの落下防止策を試してみても、「それでもイヤホンがすぐ落ちてしまう…」という場合は、潔く別のモデルに変えてしまうのも手です。耳穴の形は人ぞれぞれ異なっていますし、その形にイヤホンの形状がどうしても合わないということはありえますからね。

SOUNDOEATS Runfreeは音漏れしにくい

最近では家電量販店やその他イヤホン販売店でも、購入前に試着・視聴できるお店も増えてきているので、心配な方は耳にフィットするかどうかを事前に確認した上で購入するのが安全です。

それでも「落ちてしまう…」という人は落下防止用アクセサリーを活用しよう

ここまでワイヤレスイヤホンの落下原因や落下防止策について整理してきましたが、「それでも落ちてしまうときはどうしたらいいの?」と悩んでいる方に向けて、最後に“落下防止策の奥の手”をご紹介します。

その奥の手とは「落下防止用アクセサリーを使う」ことです。

落下防止用アクセサリーとは

落下防止用アクセサリーとは、その名の通り「イヤホンが落下・紛失しないように補助してくれるアクセサリー」のこと。たとえばワイヤレスイヤホン同士を物理的に繋いでくれる「ネックストラップ」や装着感をアップしてくれる「スタビライザー」などがあります。

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これらはイヤホンの構造そのものを変えるわけではなく、落下しないように物理的にサポートしてくれる便利グッズなので、使い方次第で絶大な効果が得られます。

僕もインナーイヤー型のワイヤレスイヤホン使用時に激しい運動を行うときは、ネックストラップやスタビライザーを使って落ちないようにしています。

落下防止用アクセサリーはどこで買える?

そんな便利な落下防止用アクセサリーですが、意外と身近な店舗で購入することができます。しかもどれも非常に安価なので、気軽に試しやすいのも嬉しいポイント。

具体的には以下のような店舗・オンラインショップで購入できます。

ワイヤレスイヤホンの落下防止用アクセサリーが購入できる場所

  • ダイソーやセリアなど100円ショップ
  • Amazon(https://www.amazon.co.jp/)、楽天などのECモール
  • 家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど)

おすすめのワイヤレスイヤホン落下防止用アクセサリー3選

実際に僕が使用した落下防止用アクセサリーの中で、特に効果が高かったおすすめのものを最後にご紹介したいと思います。

どれもアナログな仕組みで落下を防止するものですが、効果はかなり高いので、落下に困っている方は“最後の切り札”としてぜひ試してみてください。

ネックストラップ

まず1つ目のアクセサリーが「ネックストラップ」です。これは左右のワイヤレスイヤホンをストラップで物理的に結び、イヤホンを外している時に首に掛けられるようにするアイテム。後付けストラップによって左右一体型イヤホンのようにしてくれるイメージですね。

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これをつけることで、仮にイヤホンが耳から落ちてしまっても、ストラップが首に引っかかってくれるので紛失することがなくなります。これが意外と便利で、僕は普段からよく使っています。とにかく安心感が半端ないので笑。

そしてこのネックストラップは安価なものなら百均(ダイソーなど)でも販売されているので、比較的手に入れやすいのも嬉しいポイント。実際に僕も過去にダイソーでネックストラップを購入していて、今でも現役で使っています(下の記事が実際のレビューです)。百均でもクオリティ的には全く問題ありません。

そのほか、エレコムなど有名ブランドからもネックストラップが販売されていて、これらは先端にマグネットも内蔵されていたり機能性も高めなので、より高品質なものを選びたい方はAmazonなどで有名ブランド製のものを使ってみるのもおすすめです。有名ブランドのものでも値段は安いですしね。

スタビライザー(イヤホンカバー)

ネックストラップだと首元が煩わしい!という方には、「スタビライザー(イヤホンカバー)」がおすすめ。スタビライザーはイヤホン本体に被せて使うアクセサリーで、これを使うことで耳介部分(耳の内側部分)にスタビライザーが引っかかってくれるので、イヤホンの耳への固定力を高めてくれます。

スタビライザー
引用:Amazon

これまた地味に優れたアクセサリーで、私もジムに行く時は結構活用しています。これをつけていると強い運動(ランニング等)をしてもイヤホンがびくともしない。あと満員電車とかで人とぶつかった時とかもワイヤレスイヤホンって落下・紛失しやすいと思うんですけど、スタビライザーを使っているとそんな衝撃にも耐えられるようになります。

スタビライザー
引用:Amazon

このスタビライザーもダイソーなどの百均で入手可能(「AirPods & Earpods用シリコンカバー」という商品名で売っています)なので、手軽に使用できるのも嬉しいポイントです。僕も普段使っているのはダイソーのシリコン製のもので、なんの不自由もなく、むしろ快適に使えています。

スタビライザー
引用:ダイソー公式ECサイト

ただ、このダイソーのものはちょっと弱点もあって、使用できるワイヤレスイヤホンのタイプが「インナーイヤー型のみ」なんですよね。カナル型・イヤーカフ型・耳掛け型のものだと形状が合わず、イヤホン本体にスタビライザーを被せることができないので使えません。

またスタビライザーを被せた状態でイヤホンケースにしまうこともできないので、毎回付け外ししないといけないのも若干面倒だったりします。この辺りはこのアクセサリーの弱点といえますね。

ただ安定感は抜群なので、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンを使っていて落下・紛失に困っている方は、ぜひ一度試してみてください。Amazon等で他のメーカーから販売されているものであれば、カナル型用のスタビライザーも売っているみたいなので、こちらを試してみるのもいいかも。

イヤーフック

最後にご紹介するのが「イヤーフック」。これは通常のインナーイヤー型やカナル型のイヤホンを、まるで耳掛け型のイヤホンのようにフックできるようにしてくれるアクセサリーです。

イヤーフック
引用:Amazon

やはり耳に引っ掛ける形であれば落下リスクはかなり低減されますし、ネックストラップなどよりも見た目的に“大げさ”になりにくいので、普段使いとしても活用しやすいのが特徴です。

取り付け・取り外しも簡単で、イヤホンの先端に差し込むだけで使えます。

イヤーフック
引用:Amazon

ただこのイヤーフックの場合、人によっては耳の形に合わなくて、長時間使っていると少し耳の裏側が痛くなってしまうこともあるんですよね。僕もAmazonで売っていたものを一度使ってみたことがあるんですが、使っているうちに耳が痛くなってしまい、途中で使うのをやめてしまったことがあります。

これはその製品が悪かったわけではなく、単純に僕の耳の形状と合わなかったというだけだと思うので、自然にフィットする人であればすごく良いアイテムだと思います。

このタイプもAmazon等で色々なメーカーから販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

当ブログの中の人の感想

今回は、ワイヤレスイヤホンの落下・紛失リスクを下げる方法などをまとめてみました。

ワイヤレスイヤホンの落下は、ちょっとした工夫で防げるケースが大半です。まずは装着方法やイヤーピースの見直しからはじめ、それでも改善しない場合は落下防止アクセサリーを取り入れてみると良いのではないでしょうか。

僕自身も何度も落下→紛失→買い直しを繰り返した末に、ようやく「落ちないイヤホン環境」を整えることができました。運動中でも音楽や通話をストレスなく楽しめるよう、自分にぴったりの対策をぜひ見つけてみてくださいね。

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