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【レビュー】「4DDiG File Repair」で小さい画像をきれいに拡大・高画質化してみた。「顔の高画質化」の精度も凄い。-PR-

4DDiG File Repair
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

僕は普段デザイナーとしてクリエイティブ制作をすることが多く、その中で画像の編集もよく行うのですが、解像度の低い画像は扱いに困ることがよくあります。無理やり拡大してしまうと解像度が足りなくてぼやけてしまうし、そのまま使おうものならビジュアルが悪くなってしまう。

そんな時にとっても便利なソフトを、今回株式会社Tenorshareさんから提供・使用機会をいただきました。今回提供いただいたのは「4DDiG File Repair」。これはAIを活用して簡単にファイル修復や画像・動画の高画質化ができてしまう優れもの。

今回実際に「4DDiG File Repair」を使用してみてかなり便利なソフトだと感じたので、そのレビュー・感想などを今回まとめてみたいと思います。

画像の高画質化・高解像度化を簡単・高精度に行いたい!という方など、参考になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

  • 株式会社Tenorshareについて
  • AIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の概要・特徴
  • AIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の具体的な機能
  • AIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の料金プラン
  • AIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の気になったところ
この記事を読んでくださる皆さまへ

  • 今回の記事はメーカーさんからの依頼を受けて執筆をしている有償レビューですが、当メディアのポリシーである“ありのままの素直な感想”を書いています。

この記事には、一部PRが含まれます。

AIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の製品概要

冒頭でお伝えしたとおり、今回提供いただいたのは「4DDiG File Repair」というAIを活用したファイル修復・高画質化ソフト。まずは製品概要や特徴を整理しておきます。

メーカーについて

ソフトの使用レビューに入る前に、メーカーである株式会社Tenorshareについて簡単にご紹介しておきましょう。同社は2007年に香港に設立されたITソリューション企業で、様々なOS向け(Windows、Mac、iOS、Android)ソフトウェアの開発・販売を中心に事業を展開しています。

特にスマホやパソコンのコンテンツ管理、データ復旧、パスワード解析、システム不具合解消などのジャンルの製品・サービスで高い評価を得ていて、現在世界中で1,000万人以上のユーザーがいるのだとか。

Tenorshare_HP
引用:Tenorshare公式HP

設立自体は約20年も前とのことで、ソフトウェア会社としては比較的歴史の長い企業さん。YouTubeX(Twitter)などでも公式アカウントから積極的に投稿されているので、気になる方はぜひ見てみてくださいな。

製品の主な特徴

そんなTenorshareさんから今回使用機会をいただいたのは「4DDiG File Repair」というAIを活用したファイル修復・高画質化ソフト。このソフトの主な特徴として以下の点が挙げられます。

4DDiG File Repairの主な特徴

  • 破損した動画・写真・ファイル・音声を完璧に修復できる
  • 修復できるファイル形式は文書・画像系ファイル(Excel、Word、PPT、PDF、ZIP、AI、PSD等)に加え、音声ファイル(MP3、AAC、FLAC、M4A等)にも対応
  • AIで画像を高画質化し、かつ解像度を最大8倍に引き上げ可能(画像をより拡大できるようになる)
  • AIで白黒写真をカラー化できる
  • AIで動画の画質向上、細部の鮮明化も可能(フリッカーの修復も可能)
  • AIで白黒動画をカラー化することもできる
  • 直感的・簡単な操作で使えるわかりやすいUI
  • 日本語にも対応

4DDiG File Repairでできること
引用:4DDiG File Repair 公式製品HP

最近ではAIを活用した修復系ソフトも少しずつ増えてきましたが、中でも4DDiG File Repairは破損ファイルの修復や画像の高画質化の精度、ソフトの使い勝手の良さが特徴。

さらにAIの力で白黒画像・動画もカラー化できてしまうんです。こりゃすごい。

デザインの仕事をしていると、特に画像の解像度を上げて拡大できるようにする作業はよく行います。ただこの作業って意外と面倒なんですよね。Adobeだと複数のソフトを跨いで行わないといけなかったりするし(AdobeBridge → CameraRaw →Photoshop)。

それが簡単操作でパパッとできてしまうわけですから、僕にとっては非常に便利なソフトです。

システム要件

その他、A4DDiG File Repairのメーカー公表の動作環境等も下にまとめておきます。

WindowsMac
対応OSWindows 11
Windows 10
Windows 8.1
Windows 8
Windows 7
macOS Sequoia
macos Sonoma
macOS Ventura
macOS Monterey
macOS BigSur 11.0
macOS 10.15
macOS 10.14 (macOS Mojave)
mac OS X 10.13 (High Sierra)
10.12(macOS Sierra)
ファイルシステムFAT16、FAT32、exFAT、NTFSAPFS、HFS+、FAT32、exFAT.
CPU1GHz(32ビットまたは64ビット)またはそれ以上1GHzまたはそれ以上
ディスクの必要空き容量200MB以上の空き容量があること200MB以上の空き容量があること
RAM512MBまたはそれ以上512MBまたはそれ以上

インストール手順

4DDiG File Repairを利用するときは、まずはPCにソフトをダウンロード・インストールする必要があります。手順はとっても簡単。

4DDiG File Repairの公式製品HPにいき、トップ画面にある「無料ダウンロード」をクリックします。

ダウンロード画面
引用:4DDiG File Repair 公式製品HP

するとソフトのダウンロードが始まるので、終わったらソフトをダブルクリックで起動し、インストールへ(30秒ほどでインストールできました)。

4DDiG File Repairのインストール方法

インストールしたら早速ソフトを起動。4DDiG File Repairが立ち上がり、以下のようなトップ画面が表示されます。僕は今回メーカーさんから有料版ライセンスをいただいていたので、そのライセンスキーを入力して有料版で使ってみました。

4DDiG File Repairのライセンス入力画面
4DDiG File Repairを試してみる

そもそも“画像の拡大”って簡単にはできないものなの?

「そもそも“画像の拡大”って簡単にはできないものなの?」という疑問を持つ人もいるかもしれませんが、結論から先に言うと、簡単にはできないんですよ。

そもそも画像データは「ピクセル」と呼ばれる“色のついた小さな点の集まり”で成り立っています(下の画像が参考例)。


そして画像ごとにそのピクセルの数は決まっていて、例をあげると300×300pxの画像だったら全部で90,000個の点(=ピクセル)が集まってできている感じ。

なので、たとえばその画像を倍の大きさ(600×600px)に拡大しようとすると、本来なら全部で360,000個のピクセルが必要になります。

ただ元々の画像は90,000個のピクセルしか持っていないわけですから、それを無理やり拡大しようとするとピクセルが足りなくなってしまい(270,000個のピクセル不足)、画像がぼやけて表示されてしまうわけです。

(下画像は元データを無理やり4倍にサイズを引き伸ばした例。ピクセルが足りなくなってボケちゃってます)。


だから本来は元々の画像のサイズ以上に大きく拡大することはできないわけですが、今回紹介する「4DDiG File Repair」のようなソフトを使うと、AIの力を活用して画像のピクセル数を大きく増やすことができるんです。だから画像を拡大できるようになる、そんなイメージですね。

Tenorshareさんの公式HPにも画像拡大に関するお役立ち記事が上がっているので、お時間ある方はこちらもぜひ参考に見てみてください。

◆小さい画像をきれいに拡大する方法を解説(株式会社Tenorshare公式HPより)
https://4ddig.tenorshare.com/jp/photo-tips/how-to-make-small-images-larger.html

4DDiG File Repairを実際に使って「写真高画質化」機能の使い勝手を詳しくチェックしてみた

「4DDiG File Repair」はファイルの修復など様々な便利機能が積まれているソフトですが、今回は特に僕がよく使うであろう“写真の高画質化”に注目してみました。

写真の高画質化を行うときは、以下の3種類のAIモデルを使うことができるようです。それぞれ実際に使ってみて、各モデルの精度や使いやすさなどをチェックしてみたので、これからこのソフトを使う・ソフトに興味があるという方は参考にしてみてください。

写真の高画質化で利用できるAIモデル

  • 一般モデル
  • ノイズ除去モデル
  • 顔専用モデル

「一般モデル」を使ってみた

まずは「一般モデル」から。これは一番ベーシックなAIモデルで、人物・動物・風景(星景含む)などあらゆる種類の画像に対応できるようになっています。

今回は僕が以前撮影した以下の写真を処理してみます。この写真は夕暮れ時のかなり暗い時間帯に撮影したので隅々まで結構ノイズが乗っているんですよね。

一般モデルのサンプル

サイズは1280×850px。今回は写真のノイズ処理をしつつ、画像サイズも2倍に拡大してみましょう。

トップ画面で[AI高画質化]→[写真高画質化]を選び、任意の画像をソフトに追加します。

4DDiG File Repairの高画質化

すると以下のような操作画面に切り替わります。あとは右のメニューからAIモデル[一般モデル]、解像度は「×2(2倍に拡大)」を選択。

4DDiG File Repairの「一般モデル」を使ってみた①

あとは右下の[今すぐ高画質化]をクリックすると、早速AIによる処理がスタート。あとは何もする必要ないので、操作としてはめちゃくちゃ簡単です。

30秒ほどで処理が完了し、高画質化された画像がプレビューに表示されました。それがこちら。

4DDiG File Repairの「一般モデル」を使った結果

左が元画像で、右がAI処理後の画像です。全体的に乗っていたノイズがかなり綺麗に除去されていて、シャープネスも上がっています。

サイズも確認してみたところ、ちゃんと元画像の2倍に拡大されていました。

4DDiG File Repairの「一般モデル」を使った結果②

不自然な部分も特に見当たらず。質感もナチュラル。

「一般モデル」はどんな画像にも対応できる汎用的なAIのようですが、かなり精度は高いですね。拡大処理もスムーズだし、これは使えそうです。

「ノイズ除去モデル」を使ってみた

続いて「ノイズ除去モデル」を使ってみます。このAIモデルは画像のノイズ除去に特化したものらしいので、今回はさらにノイズが目立つ下の画像(夜に撮影)を処理してみることに。

ノイズ除去モデルのサンプル

それでは画面右で「ノイズ除去モデル」を選択し、処理スタート(今回はサイズ拡大は行わなかったので、解像度は「1倍」を選択しています)。

4DDiG File Repairで「ノイズ除去モデル」を使ってみた

今回も30秒ほどで処理が終了。一般モデルとそれほど時間は変わりませんね。気になる結果はこちら。

4DDiG File Repairで「ノイズ除去モデル」を使ってみた結果

このブログ上だと少しわかりにくいかもしれませんが、これも相当綺麗に処理されています。シンプルに画質が上がってる印象。

陰影部分もナチュラルなグラデーションが残っていて、全然違和感なし。このAIモデルもかなりの精度です。

「顔専用モデル」を使ってみた

最後に「顔専用モデル」も使ってみます。こちらは名前のとおり人物の顔が入った画像の高画質化に特化したAIモデル。

今回は外国の女性が写っている下のフリー画像を処理してみました。光が足りていないのか全体的にノイズが目立ちますし、何より大切なお顔にもノイズが結構乗っています。

顔専用モデルのサンプル

早速ソフト画面右で「顔専用モデル」を選択し、処理スタート(今回もサイズ拡大は行わなかったので、解像度は「1倍」を選択しています)。

4DDiG File Repairの「顔専用モデル」を使ってみた①

今回も30秒ほどで処理が終了。こちらも一般モデルとそれほど時間は変わりませんでした。そして気になる処理結果はこちら。顔部分に注目してみてみると…

4DDiG File Repairの「顔専用モデル」を使ってみた②

うんうん、かなり綺麗にノイズが取れていますね。お肌もつるりとしていて美肌処理も効いている感じ。

しかも不自然な美肌感でもないですね。結構美肌処理に関しては画像加工ソフトによってはあまりにもつるつるし過ぎて少し違和感が出るケースもあるんですけど、4DDiG File Repairの場合はかなりナチュラルに仕上がっています。

ちなみに「一般モデル」でも同じ人物写真を高解像度化してみて、「顔専用モデル」と比較して結果が変わるのかも確認してみました(←いじわる)。

下の画像が実際に比較したもの。左が「一般モデル」、右が「顔専用モデル」での高画質化結果です。

4DDiG File Repairの「一般モデル」と「顔専用モデル」の結果を比較してみた

比較してみて改めて分かったんですけど、やはり「顔専用モデル」の方が全体のシャープネス、肌色のナチュラルさ・グラデーション、肌の艶感など、かなり自然な感じに仕上がっていますね。

「顔専用モデル」は本当にすごい精度の高さだわ。正直びっくりしました。

4DDiG File Repairを試してみる

4DDiG File Repairを使って感じた良かった点・気になった点

以上のとおり、実際に4DDiG File Repairを使ってみたわけですが、その中で僕が個人的に感じた良かった点・気になった点を下にまとめてみました。

良かった点

  • ソフトのUIがめちゃくちゃわかりやすい
  • 特に顔専用モデルの精度が高い

気になった点

  • 「顔専用モデル」で高画質化するとデータサイズがやや大きくなる
  • 無料版だと処理後の画像保存ができない

良かった点としては、まず「ソフトのUIがめちゃくちゃわかりやすい」というところ。これまでいくつか画像処理ソフトを使ったことがあるのですが、正直今までで一番UIがわかりやすかったと思う。

4DDiG File Repairのトップ画面

また「顔専用モデル」の精度の高さも素晴らしかった。肌のシャープネス・質感・色など、本当にナチュラルに仕上がります。これには正直驚いた。人物写真をよく扱う人にはかなりおすすめです。

4DDiG File Repairの「顔専用モデル」を使ってみた②

一方で気になった点としては、「顔専用モデル」で高画質化すると他のモデルでの処理よりもややデータサイズが大きくなった点です。他のモデルより1.5〜2倍くらいの容量になりました。ただこの辺りは処理する画像によっても差がありそうですね。

あとは「無料版だと処理後の画像保存ができない」らしいので、この点はこれから4DDiG File Repairを使おうとしているユーザーさんはご注意ください。

4DDiG File Repairの利用料

最後に4DDiG File Repairの利用料についてもご紹介しておきます。このソフトは有料での利用が基本にはなりますが、無料で試すこともできます。

料金ごとにできること・制限などは下の表にまとめておいたので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください(下表はWindows版のものです。Mac版は料金等異なります)。

月間更新ライセンス年間更新ライセンス永久ライセンス
価格11,960円(税込)18,560円(税込)25,960円(税込)
ユーザー数1ライセンス・1PC1ライセンス・1PC1ライセンス・1PC
機能
  • 1ライセンスで1台のWindowsに対応
  • 破損した動画・写真・音声・Office/Adobeファイルを修復
  • 動画・写真の高画質化
  • 白黒動画・写真のカラー化
  • 一括ファイル処理とプレビュー
  • 1ヶ月無料アップグレード
  • 1ライセンスで1台のWindowsに対応
  • 破損した動画・写真・音声・Office/Adobeファイルを修復
  • 動画・写真の高画質化
  • 白黒動画・写真のカラー化
  • 一括ファイル処理とプレビュー
  • 1年間無料アップグレード
  • 1ライセンスで1台のWindowsに対応
  • 破損した動画・写真・音声・Office/Adobeファイルを修復
  • 動画・写真の高画質化
  • 白黒動画・写真のカラー化
  • 一括ファイル処理とプレビュー
  • 永久無料アップグレード
URLhttps://x.gd/BVYvL

当ブログの中の人の感想

今回はAIファイル修復・高画質化ソフト「4DDiG File Repair」の使用レビューを綴りました。

実際にソフトを使ってみて、とにかく人物の顔の高画質化精度がすごく高くて感心してしまいました。これに加えてソフトのUIが非常にわかりやすいので、これなら日常使いがしやすいですね。すごく優れたソフトでした。

画像の高画質化以外にもファイルや動画の修復もできるので、この辺りは別の機会にまた試してみたいと思います。

画像補正を普段からよく行う人・デザイナーさんは、ぜひ一度4DDiG File Repairをチェックしてみてはいかがでしょうか。おすすめです。

4DDiG File Repairを試してみる
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