おすすめのロープカメラストラップ7選。ヨセミテ・ARTISAN&ARTIST等どれが人気?
カメラストラップは、カメラの不意な落下防止や持ち運びに役立つアクセサリー。そんなカメラストラップの「沼」に僕はハマってまして、既に捨ててしまったものも含めると、かれこれ30本以上使用しています(現在所有しているのは15本くらい)。
最近は特に「ロープ素材のカメラストラップ」が世の中でも流行ってきていて、僕も何本か実際に購入・使用しています。そこで今回は、カメラストラップマニアの僕がおすすめするロープ素材のカメラストラップを厳選してご紹介したいと思います。
実際に使用したことのあるものや所有しているもの、今購入を検討しているものなどを整理してみたので、ロープのカメラストラップを探している方の参考になれば幸いです。
- ロープカメラストラップについて
- おすすめのロープカメラストラップ
- カメラストラップの種類
ロープカメラストラップとは
ロープカメラストラップとは、その名の通り「ロープ素材でできたカメラストラップ」のことを指します。昔はロープ素材のストラップはほとんど見かけませんでしたが、最近徐々に広まってきていて、様々なメーカーから販売され始めています。
以前にも記事でご紹介しましたが、僕は以前は着脱しやすいピークデザインのストラップやレザーストラップを多く使っていたんですけど、最近はロープカメラストラップの魅力に気づいてしまい、それを持ち出す頻度が高まっているんですよね。
1分でわかるロープカメラストラップの特徴
そんなロープカメラストラップですが、他の素材のものと比べてどのような特徴やメリット・デメリットがあるのか、以下に整理してみました。
- 柔らかく手に巻き付けやすい
- 強度が比較的高い
- デザインがおしゃれなものが多い
- 価格も手頃なものも多い
- やや太めなものが多い
- 長さ調節ができないことが多い
1番の特徴としては「柔らかくて手に巻き付けやすい」ことでしょうか。他の素材の場合、ストラップ部分が硬めのものも多いですよね。たとえば革・レザー製のストラップだと、馴染んでくるまでは硬すぎて首や手が痛くなってしまうほど。
でもロープ素材だと最初からふにゃふにゃぐにゃぐにゃに曲げられるほど柔らかいので、首などにかけていても痛くなりにくいし、手に巻き付けて撮影などもしやすいんですよね。ここが大きな特徴・メリットと言えます。
また素材的にカラーバリエーションも用意しやすいので、オシャレなデザインのものが多いのも嬉しいところ。
一方で少し太めのものが多かったり、長さ調節ができないタイプがほとんどである点は、ロープカメラストラップのデメリットといえるかも。
おすすめのロープカメラストラップ7選
カメラストラップとして近年人気のロープ素材を使ったロープカメラストラップ。僕も何本か実際に所有していて、かなり使いやすい印象を持っています。
そこでここからはカメラストラップマニアの僕が個人的におすすめだと感じているロープカメラストラップをご紹介したいと思います。僕が実際に使っているものや、これから購入を考えているものなどがほとんどなので、ロープカメラストラップが気になっている人はぜひ参考にしてみてくださいな。
ヨセミテ カメラストラップ
引用:ヨセミテ公式HP
ロープカメラストラップを語る上で、外せない一本が「ヨセミテ カメラストラップ(YOSEMITE CAMERA STRAP)」。
本格クライミングロープや最上級レザーを使用し、日本の熟練された職人が丁寧に一本一本縫製・製作している高品質なストラップです。ライカストアでも採用され、“カメラストラップの最高傑作”と称されるほど。
ストラップの途中にはレザー製のフックもついているので、カラビナ等で小物を引っ掛けておくことも可能です。バリエーションも複数用意されていて、クイックリリースコネクターが採用されているモデル(ヨセミテ カメラストラップ プロ)等もあります。
価格はカメラストラップとしてはやや高額ですが、その分クオリティが高く、所有欲が満たされる一本。僕も今年中にこのストラップは購入予定です、めちゃくちゃ欲しい。
販売会社 | 株式会社 Smokey Sunday |
製品名 | ヨセミテ カメラストラップ(YOSEMITE CAMERA STRAP) |
サイズ | 111cm、126cm |
重量 | ー |
素材 | ー |
カラー | マットブラック、カラス、ミリタリーカーキ、ブレッソン、ハンターブラック、ハンターカーキ、クローム、オレゴン(2024年時点) |
価格 | 11,880円(税込) |
ROCK’N ROLL フラットロープ カメラストラップ
カメラアクセサリーでお馴染みの株式会社オリエンタルホビーが販売している「ROCK’N ROLL フラットロープ カメラストラップ」も、高品質で高級感漂うロープストラップ。ヨセミテと同様に、ロックロールストラップも世界中のライカユーザーから愛されるブランドです。
丈夫で柔らかな肌触りのポリエステルロープとイタリアンレザーで構成され、肩からかけて良し、手に巻き付けて良しの、万能な使い勝手に仕上がっています。
また、デザインはロープ自体は少し光沢感があり、大人っぽい雰囲気。ストラップ両端に使われているイタリアンレザーが特別な高級感を感じさせ、所有欲を満たしてくれます。カラーバリエーションはブラックとシルバーグレイの2色展開。
こちらもカメラストラップとしてはやや高価な1万円越えの価格ですが、一度は使ってみたい一本です。個人的にはヨセミテとロックンロールですごく悩む…。
販売会社 | 株式会社オリエンタルホビー |
製品名 | ROCK’N ROLL フラットロープ カメラストラップ シルバーグレイ |
サイズ | 長さ100cm、125cm / 幅16mm |
重量 | ー |
素材 | ポリエステル、イタリアンカーフレザー |
カラー | ブラック、シルバーグレイ(2024年時点) |
価格 | 10,450円(税込) |
ARTISAN&ARTIST カメラストラップ シルクコードストラップ
メイドインジャパンのファッション・服飾雑貨ブランドとして高い評判を得るARTISAN&ARTISTでは、アパレル以外に“カメラライン”も展開しており、様々なカメラストラップをリリースしています。中でも「カメラストラップ シルクコードストラップ」は、シルクの組紐を使った人気のロープストラップです。
シルクならではの繊細な美しさ・落ち着いた大人な雰囲気が漂うこのストラップは、京都の老舗組紐店が丁寧に組み上げ、丈夫で肌あたり優しく仕上げた1本。
組紐らしい程良い伸縮性と丈夫さがあり、手に巻きつけての撮影も思いのまま。長さ調整は結んで行う形になりますが、しなやかさが抜群なので、気軽・手軽に調節も可能です。
ARTISAN&ARTISTのカメラアクセサリーは品質が良いことで有名で、僕の友人・知人のカメラマンさんたちもかなり利用者が多いんですよね。個人的にもかなり気になっているロープストラップです。
販売会社 | アルティザン・アンド・アーティスト 株式会社 |
製品名 | カメラストラップ シルクコードストラップ |
サイズ | 約980×W11mm |
重量 | 43g |
素材 | シルク、牛革 |
カラー | ブラック、カーキ、シルバー、レッド、ネイビー(2024年時点) |
価格 | 17,600円(税込) |
INPON クライミングロープ カメラストラップ
個人的に過去購入したことのあるロープカメラストラップの1つに「INPON クライミングロープ カメラストラップ」があります。名前の通りクライミングロープが採用されていて、耐久性・摩耗性に優れ過酷な環境にも耐える一本です。
ふにゃふにゃというよりは、やや硬さが残った感触ではあるものの、手に巻きつける分には十分な柔らかさ。僕も普段スナップする時などよく持ち出して、手に巻き付けて使っています。
このストラップは長さのバリエーションに「81cm」というかなり短めなものが用意されているのがポイント(僕が持っているのも81cmです)。短いと首から下げた時もサッとカメラを構えやすいし、歩いている時もカメラが揺れにくくなるので「お腹にカメラがボンボン当たって痛い…」みたいなことが少ないんですよね笑。これがありがたい。
価格もかなりお求めやすいので、とりあえず一本持っておくと便利なロープカメラストラップです。
販売会社 | INPON |
製品名 | INPON クライミングロープ カメラストラップ |
サイズ | 81cm、105cm、120cm |
重量 | ー |
素材 | ナイロン、ポリエステル |
カラー | ブラック、ベージュ、オレンジ、グリーン、グレー、パープル、ピンク(2024年時点) |
価格 | 1,498円(税込) |
INPON パラコード カメラストラップ
引用:Amazon
同じくINPONのカメラストラップに「パラコード カメラストラップ」というアイテムもあります。このストラップはパラシュートに使用される強靭なロープ「パラコード」が使われたもので、過酷な環境にも耐えられる一本。
それでいてその特有の編み方によって柔軟性も兼ね備えているので、手に巻きつけたり、結んだりも簡単にできてしまうんですよね。先にご紹介した「クライミングロープカメラストラップ」よりも柔らかさは上です。
職人によって手作業で編み込まれているので、品質も高いですし、お値段も比較的安価。長さが105cmしかないのが少し残念ポイントではありますが、このロープストラップも非常にコスパが高い一本でしょう。
販売会社 | INPON |
製品名 | INPON パラコード カメラストラップ |
サイズ | 105cm |
重量 | 73g |
素材 | ナイロン、レザー |
カラー | ブラック、カモフラージュ、グリーン、グレー、レッド、ブラック/ブラウン(2024年時点) |
価格 | 2,899円(税込) |
APEGG MOBILE STRAP PRO
もう1つ僕が所有しているロープストラップが「APEGG MOBILE STRAP PRO」。ロープストラップは“おしゃれなデザインが多い”というのが特徴の1つですが、このAPEGGのカメラストラップもデザインバリエーションが豊富で、つけていると気分が上がります。「個性的なデザインで周りと差をつけたい!」という人におすすめです。
またロープが太めになっているため耐久性も非常に高く、首や肩にかけているときに痛くなりにくいのも嬉しいポイント。さらにこのストラップにはスマホ用のアタッチメントも付属しているので、カメラだけでなくスマホストラップとしても利用できるという、一石二鳥な優れものなんです(個人的にここが推しポイント)。
おしゃれなデザインでパッケージも可愛いので、自分で利用するだけでなく、プレゼントにも最適です。
販売会社 | APEGG |
製品名 | MOBILE STRAP PRO |
サイズ | 120cm、130cm |
重量 | ー |
素材 | ナイロン |
カラー | ブラック&グレイ、オレンジ、オリーブドラブ、グレー、ベージュ、グレイッシュブルー、コーヒー&グレイ、レッド&ブラック、ブルー、ブラック、モカブラウン、ワインレッド、カーキ、マスタード&ブラック、グレイッシュブルー(2024年時点) |
価格 | 3,680円(税込) |
マップカメラ 細OBIストラップ
最後はみんな大好きマップカメラのオリジナル製品「細OBIストラップ」です。厳密にはロープストラップとは少し違うかもしれませんが、手に巻きつけやすいロープライクなストラップとしてご紹介。
このストラップはまるで“柔道の帯”のようなしなやかさが特徴のストラップで、非常に手に馴染み、使いやすい一本。長さも少し短めになっていて速射性が高いので、スナップにもすごく向いています。
カラーバリエーションも豊富なので、何本も揃えたくなってしまうのが唯一の弱点でしょう(いっぱい買ってたらお金がなくなっちゃいますから笑)。
価格も決して高くはないので、とりあえずの「最初の1本」にもおすすめです。
販売会社 | マップカメラ(シュッピン株式会社) |
製品名 | 細OBIストラップ |
サイズ | 100cm |
重量 | ー |
素材 | ー |
カラー | ブラック、カーキ、ネイビー、グラデーションブルー、グラデーションホワイト、グラデーションレッド、白夜、七十五、廿伍、五十、零(2024年時点) |
価格 | 3,300円〜(税込) |
カメラストラップの種類
ここまで色々とおすすめのロープカメラストラップをご紹介してきましたが、改めてカメラストラップの種類を整理しておきます。用途によっていくつかの種類に分かれますが、主なものとしては以下の6つが挙げられますね。
僕はネックストラップ、ハンドストラップ、フィンガーストラップを特によく使っています。
- ネックストラップ
- ショルダーストラップ
- 速写ストラップ
- ハンドストラップ
- グリップストラップ
- フィンガーストラップ
ネックストラップ
出典:Amazon
「ネックストラップ」はその名の通りカメラを首に掛けて使う・持ち運ぶためのストラップです。
比較的長め・細めのものが多く、首にかけておけるため腕が疲れないのが特徴です。また、デザインのバリエーションも豊富なので、レザー・革製のおしゃれなものも多いんですよね。「おしゃれな革製ストラップが良い!」「デザイン性を重視したい!」という人は、まずはネックストラップから物色してみると良いかも。
なお、長いものは後述する「ショルダーストラップ」としても使用することができます。
ショルダーストラップ
出典:Amazon
「ショルダーストラップ」は肩から斜めに掛けて使うカメラストラップ。
長め・太めのものが多く、ネックストラップよりも体(首)への負担が少なくなるのが特徴です。そのため長時間カメラを下げる時や旅行などにピッタリ。探せば革製のものもあります。
また大きい・重いカメラを使う時も使用しやすいですが、斜め掛けした場合にカメラが体の横や背後にくる形になるので、振り向いた際など周囲にカメラがぶつからないよう配慮も必要です。
速写ストラップ
出典:Amazon
ショルダーストラップと同じように、肩から斜め掛けするタイプの「速射ストラップ」もあります。
このタイプは比較的柔らかな素材が使われていることが多く、ストラップの長さを瞬時に調整できる点が特徴。それによりシャッターチャンスが訪れた時に、素早く撮影しやすいポジション・体勢をとることができるようになります。
その特徴からスナップ撮影との相性もよく、プロ〜アマチュアカメラマンまで幅広く愛用されていますが、あまり革製のものも、おしゃれなデザインのもの少ない印象アリ(僕個人としての感想です)。
ハンドストラップ(リストストラップ)
出典:Amazon
「ハンドストラップ(リストストラップ)」は首や肩から下げるのではなく、手首からぶら下げたり固定したりするタイプのストラップです。
長さは短めで、あまり大きなカメラには向いていませんが、カメラを構えた際の落下防止や手ぶれ防止(若干だけど)に役立ちます。また手首につけるだけなので取り回しも抜群で、周りからも比較的目立ちにくいのも特徴でしょう。
コンパクトなカメラとの相性が非常に良いので、僕もFUJIFILM「X-E3」やRICOH「GRⅢx」などで撮影する際によく使っています。革製でおしゃれなデザインのものが多いのも嬉しいポイント。
グリップストラップ
出典:Amazon
手持ち撮影する際にホールド感を高めるためのストラップが「グリップストラップ」です。
右手グリップ部分に装着して使うものがほとんどで、カメラや手の大きさに合わせて長さ調節も可能。ガチっと握り込んでブレを少なくしたい人におすすめのストラップです。これはあまり革製のものは見かけないかも(がっつり調べたわけではありませんが)。
フィンガーストラップ
出典:Amazon
最後は最もサイズの小さな「フィンガーストラップ」。リング状のストラップで、指に引っ掛けて使ったり、指をリングに通して使うタイプです。革製のものも結構あります(合皮が多いけど)。
サイズ的にコンデジにしか使用できませんし、対荷重もあまりありませんが、このストラップを付けるだけでもカメラの落下リスクはだいぶ軽減されます。というか、使用中の安心感がアリ・ナシで全然違うんですよね笑。
お値段が安いのもありがたい。簡易的なものであれば百均にも売っています(スマホのストラップとして)。
当ブログの中の人の感想
今回は、おすすめのロープ製のカメラストラップをご紹介しました。
カメラストラップも多種多様で、探し出したらキリがないくらいに種類が豊富ですが、中でもロープストラップは柔らか・しなやかで取り回しがしやすい。特に手に巻きつけながら撮影ができるので、撮影時に邪魔にならないのが最高です。
ヨセミテストラップなど高価・高品質なものからカジュアルな価格なものまで幅広く販売されているので、ロープカメラストラップを探している方は、ぜひ今回ご紹介したものもチェックしてみてくださいね。
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