撮影用の薄型LEDライト、買いました。
最近は動画撮影のお仕事をいただくことも多くなりましたが、室内での撮影が多く、そんな時にかなり悩ましいのがライティング。飲食店さんの撮影ともなると、雰囲気づくりのために店内の照明がグッと落とされていることも多いので、どうしても光量が足りなくなり、ノイズ問題がつきまとう。
なので照明機材をしっかり準備する必要があるわけですが、どうしても照明ってサイズが大きくたくさんは持ち運べない(というより持ち運びたくない)。
そこで何か持ち運びに便利な照明機材ってないかなぁと探していたところ、今回良いモノを見つけたので、その購入レビューを綴ります。
今回僕が購入したのはVIJIMの「VL-1 96LEDビデオライト」です。

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VIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」は“小さい・明るい・安い”の牛丼的コスパ抜群LEDライト
今回僕が購入した無印良品のVIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」は、機能性と安さを兼ね備えたLEDです。
ポケットに入るほどのコンパクトさでありながら非常に明るい輝度、またその輝度ももちろんのこと色温度も調節可能、その上で3,000円台で購入可能という安価な価格。
これだけ見ても、照明機材を持ち運ぶことの多い人にとって最強のアイテムといえるのではないでしょうか。僕もこれをAmazonで見つけた時、数分後には購入ボタンをポチっていました。

持ち運び用の照明機材選びで重視したこと
日頃撮影のお仕事をされている方やYouTuber・Vlogerの方ならお分かりかと思いますが、照明機材も本当にピンキリ。様々なものが現在販売されていますが、今回僕が選ぶときに重視していた点は、これでした。
①持ち運びに便利なコンパクトサイズであること。
②小さくてもある程度の明るさがあること。
③色温度の調節ができること。
撮影時は複数の照明をたくことも多いですが、それぞれに大きな照明を置くとなると持っていくのが本当にしんどい。なのでメインの照明として1つ大きいものは持っていくとしても、それ以外のバックライトなどはなるべく小さくて軽いものがいい。
そういう意味でもVIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」はまさに欲していたモノにぴったりでした。

VIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」を細かく見てみる
先日Amazonで購入し、手元に届いたので、早速購入レビューとして細かく見ていきたいと思います。僕が購入した時の価格はおよそ3,800円程度だったと思います。安い。
スペック
まずはスペック(公表値含む)を先にまとめておきます。
①サイズ:11.5cm × 7.5cm × 1cm
②重量:146g
③素材:アルミ合金
④演色評価数:≥96
⑤色温度:3,000〜6,500K
特筆すべきは③重量と④演色評価数。
重量はなんと146gとのことで、めちゃくちゃ軽いです。これならカバンに入れていても重さはほとんど感じないレベル。また、自然光に近いかどうかを示す指標である演色評価数は、一般的に100に近ければ近いほど良いわけですが、それもこのLEDライトは≥96と高い数値に。こんなにコンパクトなのにナチュラルな色合いを再現することが可能です。
外観と同封物
続いて全体を見ていきます。まずは外観ですが、非常にシンプル。そしてやはり小さいし薄い。まさに手のひらサイズです。素材もアルミ合金を使っているので、チープさはありません。むしろ中国製というのを感じさせないかなりしっかりした造りという印象。


同封物は充電用のUSB-Cのケーブル1本と、持ち運び用の小さな巾着袋が入っていました。個人的な好みで言うと、巾着の色は淡いブルーではなくてブラックが良かったなぁ。でもこの色の方が鞄の中では見つけやすいかもしれないので良しとします。

ボタン部分
主電源は側部にボタンで付いていました。長押しするとライトが点灯します。その横には充電用のUSB-Cの端子が。

輝度や色温度の調整は、もう1つ側部に付いているダイヤル式のボタンで行います。ボタンを押し込むと輝度と色温度の調整が切り替わる仕組み。シンプルな造りですが、操作性は高い。

背面
背面には液晶画面が付いています。ここで現在の輝度や色温度、バッテリーの残量もチェック可能です。バッテリーは%ではなく時間で表示してくれるので、わかりやすい。細かなところですが、ユーザーの使い勝手がしっかり意識されています。

その他側部
その他の側部には、2箇所にネジ穴が付いていました。これがあることで三脚やカメラに取り付けることができて便利。しかも2箇所にネジ穴があるので、縦向きでも横向きでも装着できる。これも意外と嬉しい。


VIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」を実際に点灯してみた
一通りVIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」をチェックしたあとは、実際にLEDライトを点灯してみました。

うん、かなり明るい。正直なところこのコンパクトさだったので、そこまで明るさには期待していなかったのですが、想像以上の輝度でした。バックライトやもう少し明るさが欲しいという時には十分過ぎるほど。YouTuberやV-logerの方で簡易的に撮影するのであればメインライトとしても使えるくらいだと思います。
輝度は最小5%〜最大100%まで調節可能ですが、最小の明るさに設定すれば、フル充電の状態で12時間以上持つようです。ただ輝度50%程度まで上げると、大体1.5時間くらいでバッテリーがゼロになるみたいなので、もし長時間の撮影を予定している場合は、モバイルバッテリーも予備で持っていくといいかも。

色温度も変えてみました。まず色温度6,500K(白色)の明かりは、こんな感じ。わかりやすいように壁にも照らしてみましたが、ムラもなく綺麗に発光しています。


続いて色温度3,000K(オレンジ色)の明かり。温かみのある柔らかな明かり。こちらも不自然さもなくナチュラルな光になっています。


飲食店さんの撮影だと、どちらかというと温かみのある色の方が店内の雰囲気とマッチするので、これは実際の現場でもかなり使えそう。
これで4,000円以下で購入できたというのは、相当お得だったかもしれません。コスパ抜群です。
このLEDライトが向いている人・向いていない人
購入レビューを終えたところで、改めて良いところ・気になったところを踏まえて「このLEDライトが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 日頃撮影用の照明機材を持ち運ぶことが多い人
- 比較的安価な照明機材を探していた人
- YouTuber・Vlogerの人
- 6,500K以上の青みが強い明かりが必要な人
- 長時間の撮影が多い人
基本的にはかなり使い勝手の良いLEDライトだと思います。YouTuberやVlogerの方にもぴったり。ただ仕様として色温度が6,500Kまでなので、青みの強い明かりが必要な人は、このライトでは足りません。購入する場合はその点だけ注意が必要です。

当ブログの中の人の感想
持ち運び用の照明機材として購入したVIJIM「VL-1 96LEDビデオライト」。正直想像以上にハイパフォーマンスなライトで驚きました。
とっても小さい、とっても軽い、とっても明るい。それでいて色温度の調整もできて、価格も安価。これから撮影のお仕事を始める方や、YouTubeデビューを検討されている方は、間違いなくおすすめのライトだと思います。
中国製ということで耐久性はしばらく使ってみないと不透明なところではありますが、安価なのでとりあえず買って損なしではないでしょうか。ぜひチェックしてみてくださいね。