SONY「α6600」ユーザー必携。シューマウントをずらせるSmallRig「コールドシュープレート」購入レビュー。

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僕のメインカメラはSONYのa6600で、とっても優秀で気に入っているのですが、1つ大きなデザイン上の欠陥があります。今回はその欠陥を補うために購入したアイテムについて綴りたいと思います。

今回僕が購入したのはSMALLRIG「コールドシュープレート」です。

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Sony「α6600」最大の欠陥

何が欠陥なのかというと、このシューの位置です。このシューは外付けマイクやフラッシュをセットするためにあります。ただα6600の場合、この位置にマイクなどをセットしてしまうと、モニターをフリップして自撮りしようとした時に、マイクが邪魔になって完全にモニターを隠してしまうんですよね。見えない。

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なんでこんな事になってるのか。僕自身、デザインの仕事に関わる身として、このα6600のプロダクトデザインはちょっと解せない。特にこのα6600というカメラは、これまでよりも動画性能・動画での使いやすさも1つのウリになっていたカメラだったはずなのに。

ちなみにこの欠陥は世界中のカメラユーザーからも批判が続出していて、YouTubeではこのデザインを酷評する動画が数多く上がっています笑。


「モニター見えない問題」を解決するアイテムが販売される

そんな続出する批判を受けて、smallrigというメーカーが画期的な「改善策」を生み出してくれました。それが今回僕が購入した「」です。

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まぁ、画期的とは言うものの、単なる小さな鉄のパーツです。このパーツをa6600に装着する事で「シューマウントの位置を強引にずらす」ことができるので、マイクなどをセットしてもモニターの邪魔にならず、自撮りが可能になります。シンプルなアイテムですが、SONYのカメラユーザー歓喜の瞬間でした。

SMALLRIG「コールドシュープレート」のここが良い

良いも何も、とにかくこのアイテムしか改善方法がないので、これを使わざるを得ないのが正直なところなのですが笑、ただ細かなところを見てみると、実はこのアイテム、よくできています。良いなと思ったところは、以下の通りです。

  • 素材は鉄だけど、めちゃくちゃ軽い。
  • 装着しても、カメラのボタン類に全く干渉しない。
  • シューの位置が異なるものが3パターン用意されている。

まずはとにかく軽い(14g)。「軽いは正義」の思想を持つ僕にとっては、この軽さはとってもありがたい。

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そして後で写真でご紹介しますが、このプレートを装着してもカメラ側のあらゆるボタンには干渉しないのも嬉しいところ。これを付けたことで操作性が落ちてしまっては元も子もないですからね。

さらにこのSMALLRIG「コールドシュープレート」には、実はシューの位置が異なるものが他にも2つ用意されています(カメラの両側にシューマウントをずらせるもの、左側にシューマウントをずらせるもの)。なかなか親切な商品ラインナップですよね。さすがSMALLRIG。

メーカー公表の仕様も念のため以下にまとめておきます。サイズ等は以下をご参考ください。

  • メーカー:SMALLRIG
  • サイズ:9.5×2.6×2.2cm
  • 重量:14g
  • 素材:アルミニウム合金


SMALLRIG「コールドシュープレート」を細かく見てみる

先日Amazonで購入したものが手元にあるので、SMALLRIG「コールドシュープレート」の全容を改めてご紹介します。僕が今回購入したのはシューを右側にずらせるもの。値段は大体2,500円くらいでした。こんな小さいパーツですが、お値段は結構します。

本体

改めて本体はこんな感じ。右側がシューマウント、左側がカメラの本体に装着するためのシュー部分になっています。これ以外に同梱物は六角レンチのみでした。シンプル。

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本体はアルミ合金でできていて、かなり作りもしっかり。そしてやっぱり軽い。カラーもα6600とマッチするマットブラックになっていて、中央付近に「For A6600」と書いてあります。

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ちなみにこのSMALLRIG「コールドシュープレート」は、Sony「α6400」用のものも販売されていて、そちらはサイズが微妙に違うのでα6600には装着できません。購入する際はご注意を。

シューマウント部分

マイクやフラッシュを付けるシューマウント部分はこんな感じ。もちろん電子接点などはないので、シンプルにマイク等を装着することしかできません。まぁこれだけで十分です。

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カメラに装着するシュー部分

カメラに装着するシュー部分もシンプルな作り。α6600のシューとぴったりジャストサイズに設計されています。

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ちなみに写真に撮り忘れてしまったのですが、この部分の裏側はゴム素材になっているので、カメラを傷つける心配もありません。この辺り、細かいですけどよくできています。


SMALLRIG「コールドシュープレート」を実際に使ってみた

一通りSMALLRIG「コールドシュープレート」をチェックしたあとは、実際にα6600に付けて使ってみました。

カメラへの取り付け方

取り付け方はとても簡単で、α6600のシューマウント部分にSMALLRIG「コールドシュープレート」の左側を差し込み、あとは右端にあるストラップ取り付け部にネジ留め(M2.5ネジ穴)するだけ。これでがっしりプレートがカメラに固定されます。

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マイクを取り付けてみた

実際にマイクを取り付けてみた感じがこちら。今回はROAD「ビデオマイクロ」を付けてみました。

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うん、モニターがちゃんと見えるようになった。ROAD「ビデオマイクロ」って結構サイズが大きめなので、今までは完全に自撮り時はモニターが隠れちゃってましたが、これで万事解決です。

というか、Sonyさんよ、元々この設計はどうにかしてくれ。

各種ボタンとの干渉も無し

一応カメラ側のボタンと干渉しないかどうかもお見せすると、ここも見事。全く各種ボタンとの干渉もありません。全てのボタンがしっかり使えます。かなり精工に作られてますね。

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実際に装着してみて、改めてα6600ユーザー(同じ問題を抱えるα6400ユーザーも)は必携のアイテムだと感じました。


気になったところ

SMALLRIG「コールドシュープレート」の気になったところとしては、やっぱり値段ですかね。大体Amazonだと2,500円くらいのようですが、こんな小さなパーツなので、もう少し安いと嬉しかったかなぁ。結構強気な値段設定です。

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あとこれは僕が購入した「右側タイプ」だけの問題だと思うんですけど、この右側タイプだとマイクを装着した時に、マイク端子のコードが若干邪魔になるかも。

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α6600のマイク端子ってカメラの左側部にあるので、マイクを右側に付けると端子までコードをびよんと伸ばさないといけなくなるんですよね(上写真)。少し不格好というか、自撮りが終わった後にモニターを戻そうとするとちょっとコードが邪魔。

なので、こんな形になるのが嫌な方は「左側タイプ」のものを購入した方がいいかもしれません。ただ左側タイプだとマイクがカメラの横にボンと飛び出る形になるので、それはそれで不格好だと思うんですけど…難しいところですね。

このコールドシュープレートが向いている人・向いていない人

一通りご紹介したところで、改めてSMALLRIG「コールドシュープレート」の良いところ・悪いところを踏まえて「このコールドシュープレートが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。

このコールドシュープレートが向いている人

  • α6600(α6400)でよく自撮りをする人(YouTuberさんとか)
  • クライアントさんを撮影する際に、映像をクライアントさんに見せながら撮りたい人
このカメラホルスターが向いていない人

  • α6600(α6400)では特に自撮りをしない人
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当ブログの中の人の感想

SMALLRIG「コールドシュープレート」はとっても便利で必須アイテムになったわけですが、ただやっぱりそもそものα6600のシューマウント位置がおかしいですよね。このアイテムを使おうとするたびに、Sonyへの不満がこみ上げてきます。

とりあえずα6600(α6400)ユーザーは必携のアイテムだと思うので、まだ購入していない方はとりあえず1つ持っておくといいと思います。





ABOUTこのブログの中の人

1984年東京生まれ。 デザイナーであった親の影響もあり、学生時代からデザインに関心を持ち、デザインの中ですくすくと成長。大学卒業後は都内出版社に入社し、編集部で書籍やWebサービスの企画・編集・ディレクションを幅広く担当。その後経営企画部を経て独立し、2017年に株式会社トリッジを設立。 現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営等を展開。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス、2020年3月発行)がある。 趣味は、美味しいものを食べて飲んでケラケラ笑うこと♪