SIGMA fp 購入・実写レビュー。衝撃的な小ささ・軽さ・写りの良さに、ただ脱帽。
SIGMA fpの作例
全体外観等をチェックしたあとは、実際にSIGMA fpを持ってスナップ撮影してきました。
その時撮影した写真を作例として晒してみるので、気になる人はなんとなく見てみてください。相変わらずですが、大した写真ではないです(←)。
ちなみにレンズは一緒に購入した「35mm F2 DG DN Contemporary」を付けています(このレンズのレビューはまた後日行います)。
上の写真3つは全てjpeg撮って出し、カラーモードは「フォレストグリーン」を設定しています。
Web用にかなり画質を落としているので、その点はご容赦を。ただ、実際に僕のPCで画質を落とす前の写真を見てみると、本当にすごい色がいい。
なんだろう、言葉ではちょっと表現しにくいんですけど、これはおそらくグラデーションの滑らかさなのではないかと個人的には見ています。
上の写真2つも全てjpeg撮って出し、カラーモードは「モノクローム」を設定しています。
特にこのモノクロの時のシャドウからハイライトにかけての光のグラデーションが非常に滑らか。撮り終わったときも、背面液晶で見たときに思わず「うわっ」って声が漏れちゃいましたもん笑。
SONYのαシリーズを使っているときには感じたことのない感動を覚えました。もう買ってよかったって思える。
SIGMA fpを購入する際に気をつけるべきところ
最強にコンパクトで写りのいい「SIGMA fp」でしたが、実際に使ってみてやっぱりここは残念だなって感じるところもありました。
というか、めっちゃある。でもそんなことどうでもいい!ってくらいに個人的には気に入ったのですが、とりあえず購入前に「ここだけは覚悟しておいてね」っていう気をつけるべきポイントをまとめておきます。
めっちゃグリップしにくい
1つ目はグリップのしにくさです。形状からも分かるとおり、右手のグリップ部分が平らで引っかかりが何もないので、とにかくグリップしにくい。
デザイン的にはミニマルで最高にかっこいいんですけど、いざ撮影となるとここはすごく不便に感じる。
基本的には右手で掴むことは不可能なので、撮影時は左手でレンズごと持って支える感じになりますね。ここが残念。
オートフォーカスが弱い
もう1つしんどいのがオートフォーカスの弱さ。これは僕がSONYをメイン機にしているから余計に感じてしまうのかもしれませんが、SIGMA fpはオートフォーカスに関してはかなり微妙です。
ちょっと暗いところを撮ろうとすると、ほぼ迷います。そして迷った挙句どこにもピントが合わないことも多々ある。
RICOHの「GR3x」も僕は使っていて、これもあんまりオートフォーカス強くないんですけど、感覚的には「GR3x」よりもfpの方が弱い気がしました。
なのでポートレートとか動きものを撮るのが好きな人は、かなり気をつけた方がいいでしょう(というか、そういう人はSIGMA fpはやめた方がいいと思う)。
その他にも残念な点は結構あります。それは改めて別の記事にまとめようと思いますが、購入する際はそれらの点を受け入れられるかどうかがポイントになりそうです(←僕は購入前に一通り調べて知っていたので覚悟していました)。
SIGMA fpが向いている人・向いていない人
最後に改めてSIGMA fpの良いところ・悪いところを踏まえながら、「このカメラが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- フルサイズセンサーカメラを気軽に持ち歩きたい人
- カメラは「デザインも大事でしょ!」な人
- 撮って出しで良い色味の写真を撮りたい人
- 小ささ・軽さよりも操作性優先な人
- オートフォーカスがバシバシ合うカメラが好きな人
- SIGMA fpの変態性に耐えられない人
当ブログの中の人の感想
今回はSIGMAのフルサイズミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp」の購入レビューを綴りました。
いざ購入してみて、確かに操作性や機能性で不満は感じましたが、ただそれを遥かに凌駕するほどの写りの良さには、本当に感動しました。
そして「軽いは正義」を信条とする僕にとっては、このコンパクトさ・軽量ボディはぴったり。デザインもお洒落だし、これからプライベートで持ち出す機会がかなり増えそうです。
かなり癖のあるカメラではありますが、めちゃくちゃおすすめのカメラなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
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