カメラストラップを素早く着脱できる「Flextop」買ってみた。お洒落、でも残念な点もあり。

実際に「Flextop」をストラップに着けて使ってみた
全体をチェックした後は、実際に「Flextop」(フレックストップ)をストラップに取り付けて使ってみました。今回着けたカメラは僕が普段仕事で使っているSONYのα7RⅡです。
「Flextop」の取り付け方
取り付け方は簡単。まずはクイックリリースパーツの四角い輪っかの部分に、手持ちのカメラストラップを通して取り付けます。

次に、カメラ本体のストラップホール部分にアテ革をあて、その後真鍮のリングを取り付けます(ストラップホールに三角環を付けていた場合は、先にそれを取り外しておきましょう)。

これで装着は完了。あとはクイックリリースパーツのフック部分を真鍮リングに引っ掛けるだけ。これでアンカーリンクスのように素早くカメラストラップの着け外しができるようになりました。

見た目のお洒落さは抜群
実際に「Flextop」(フレックストップ)使ってみて、改めて見た目のお洒落さに驚愕。特に真鍮の良い意味での“鈍い輝き”が味があって良い。このお洒落さを味わってしまうと、もうアンカーリンクスには戻れないかも。

「Flextop」のここが残念
抜群にお洒落なクイックリリースパーツ「Flextop」(フレックストップ)でしたが、ただ残念だったところもいくつか見つけたので、その点も整理しておきたいと思います。
フックがやや外しにくい
まず1つ目はクイックリリースパーツの使い勝手部分。カメラにつける時は結構スムーズにスッとできるんですけど、カメラからストラップを外すときに、フックがリングに引っ掛かっていまいちスムーズに外せないことがありました。
たぶんこれは丸い形状のリングに対して、引っ掛けるパーツのフック部分は直線的な形状だからだと思う。

コスト的な問題もあってシンプルなリングを採用したのかもしれないけど、ここは形状を合わせて四角い真鍮リングとかにした方が良かったのではないだろうか。
アテ革中央の穴が大き過ぎてリングを抜けてしまう
あとこれが非常に残念だったところなんですが、アテ革の中央に空いている穴(ストラップホールを通す部分)が大き過ぎて、リングを抜けてしまうことが多々ありました。下の写真のような感じ。

カメラバッグからカメラを取り出した時とか、気付かぬうちにアテ革がリングを抜けて外れてしまっていたりして、すでに僕は1つ紛失しました…。
ん〜、ちょっと穴が大き過ぎる。まぁ色々なカメラのストラップホールに対応するために大きくしたのかもしれないけど、真鍮リングを抜けるようでは正直使い物にならない。

真鍮のような金属パーツを使っている以上、アテ革がないとカメラがガンガン傷ついてしまうので、ここは大きな欠点と言えますね。とても良いアイテムだとは思うので、今後の改善に期待したいところです。
アテ革の代替品を発見
付属してきたアテ革がイマイチ使えなかったので、どうにかせんといかんということで、代わりになるモノがないか探していたところ、なかなか良い感じのアイテムをAmazonで見つけました。
それがこの「ETSUMI カラード・リングカバー」です。

リング金具による、カメラ本体の傷つきを防ぐ本革製のリングカバー。これなら中央の穴のサイズも小さいし、真鍮リングを抜けてしまうこともありません。
ちょっと見た目は付属のアテ革よりもダサめですが、カメラが傷ついてしまうよりはマシでしょう。
ちなみにこのリングカバーには上下にもそれぞれ1つずつ穴が空いています。これはストラップを通すための穴なんですけど、「Flextop」(フレックストップ)にはサイズ的に合わなかったので、この上下の穴は無視して使うことになります。余計にダサい、でもしょうがない。

アンカーリンクスの使いやすさを再認識した
ということで、「Flextop」(フレックストップ)はお洒落さは抜群ではあるものの、使い勝手の部分で改善の余地ありというところでした。
そう考えると、これまで使っていたPeakDesignの「アンカーリンクス」って、やっぱり使いやすいアクセサリーだったんだなということを改めて感じる。

本体は樹脂製で強度も非常に高いし、カメラを傷つけることもない。そして何より着け外しのスムーズさは本当にピカイチ。アイテムとしての総合的なクオリティはやっぱり高いですね。
ただ…全長が長いし、ダサい。本当、そこだけなんだよなぁ。
「Flextop」が向いている人・向いていない人
最後に改めて「Flextop」の良いところ・悪いところを踏まえながら、「このクイックリリースパーツが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- カメラアクセサリーもお洒落なものを使いたい!という人
- ストラップの全長が長くならないコンパクトなクイックリリースパーツが良い人
- お洒落さよりも使い勝手重視な人
- 金属製のアクセサリーはカメラを傷つけそうで怖い…という人
当ブログの中の人の感想
とってもお洒落な便利カメラアクセサリー「Flextop」(フレックストップ)。使い勝手の面ではまだ改善の余地がありそうですが、何よりも見た目のお洒落さが頭抜けているので、それだけでも買う価値はあるような気がしました。
またストラップの全長が長くなるのが嫌!という人にも、とてもありがたいアイテムですしね。アンカーリンクスとどっちが良いか悩んだ時は、「お洒落さならFlextop、使いやすさではアンカーリンクス」という感じで選ぶと良いかも。
気になる方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。購入はdripの公式ECサイトからどうぞ(売り切れの場合も、入荷連絡メールを設定できます)。
ちなみに同じdrip製品では、過去に「Leather Apple Pencil Holder」というスタイラスペンホルダーのレビューも綴っていますので、お時間ある方はこちらも覗いてみてね。

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