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カメラストラップを素早く着脱できる「Flextop」買ってみた。お洒落、でも残念な点もあり。

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カメラの持ち運び時に活躍してくれるカメラストラップ。でも一度取り付けると簡単にはストラップって外せないので、それが意外とストレスに感じたりしますよね。

そんな時にとっても便利な「Flextop」(フレックストップ)というカメラアクセサリーを先日購入してみました。

このアイテムは“カメラストラップを素早く取り外せるクイックリリースパーツ”。実際に使ってみて良いところ・残念なところが見えたので、今回はそのレビューを綴りたいと思います。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

この記事を読むと、以下の点がわかります。

この記事を読むとわかること

  • 「Flextop」(フレックストップ)の特徴
  • 「Flextop」(フレックストップ)の良いところ・残念なところ
  • 「Flextop」(フレックストップ)の使い方
  • 「Flextop」(フレックストップ)の残念な点をカバーしてくれる代替アイテム
  • 「Flextop」(フレックストップ)はどんな人にお勧めなのか

これまで使っていたのはPeakDesign「アンカーリンクス」

今回僕が購入したのは“カメラストラップを素早く取り外せるクイックリリースパーツ”の「Flextop」ですが、実はすでに同じようなアイテムは色々と販売されているんですよね。

中でもおそらく一番人気なのがPeakDesignの「アンカーリンクス」というクイックリリース用のカメラアクセサリー。僕もこれまではこのアンカーリンクスを使っていました。

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このアンカーリンクスを使えば、カメラストラップがワンタッチで着け外しできるようになるので、非常に便利なんです。

ただ、このアイテムには以下のような残念な部分もあって、そこが僕自身も結構気になっていたのです。

アンカーリンクスの残念なところ

  • アンカーリンクスをストラップに着けると、約10cmほどストラップ全長が長くなってしまう
  • 見た目があまりお洒落じゃない(特に周りの赤い部分がダサい…)

なので、何か代わりになるアクセサリーはないかなぁとこれまでもずっと探していたのでした。

※なお、最近はアンカーリンクスのカラーバリエーションが増えて、赤くないブラックタイプもリリースされたみたい。これならちょっとは見た目がマシになったかな? 気になる方は下のリンクからチェックしてみてください。

「Flextop」の特徴

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そんなこんなで新しいクイックリリースアクセサリーを色々と物色していたところ「Flextop」(フレックストップ)を見つけました。

このアクセサリーはカメラ・ガジェット系YouTuberの高澤けいすけさんとdripのコラボアイテムみたい。特徴・メリットとしては以下の3点が挙げられます(詳細は後述)。

「Flextop」(フレックストップ)の特徴・良いところ

  • カメラストラップを素早く着け外しできる
  • デザインがめちゃくちゃお洒落
  • コンパクトだからストラップの全長があまり伸びない

カメラストラップを素早く着け外しできる

「Flextop」(フレックストップ)の1つ目の特徴・メリットとしては、「カメラストラップを素早く着け外しできる」ということ。クイックリリース用のアクセサリーだから当たり前だけど。

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三脚を使いたい時とか動画撮影に切り替えたい時って結構ストラップが邪魔になるんですけど、普通のストラップは一度着けると簡単には外せないので、めちゃくちゃ取り外しに時間と手間がかかる。その後また着ける時も然り。

パパッとカメラストラップを着け外しできるだけで、カメラ使用時のストレスが一気に軽減されるので、この点は本当に大きなメリットです。

デザインがめちゃくちゃお洒落

そして「Flextop」(フレックストップ)はデザインがお洒落なのも大きな特徴。金具は色ムラを残してアンティーク感を出した真鍮素材が使われているので、すごくスタイリッシュ。

またカメラ本体に金具がぶつかるのを防ぐ「アテ革」は熟成レザーを使用しているらしい。使い込むことでより味も出てきそうで良い。

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僕がこれまで使っていたアンカーリンクスと比べても、そのお洒落さは一目瞭然でしょう。カメラの世界ではなかなかお洒落なアイテムって少ないので、これだけでも「Flextop」(フレックストップ)を購入する理由になります。

コンパクトだからストラップの全長があまり伸びない

あと意外と大事なのが「コンパクトだからストラップの全長があまり伸びない」という点。

先に書いた通り、アンカーリンクスの弱点は「着けるとストラップの全長が10cm近く長くなってしまう」ことだったわけですが、「Flextop」(フレックストップ)は全体が非常に小さくてコンパクトなので、ストラップに着けても全長にあまり影響しないんですよね。

実際に比較した写真がこちら。

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おそらく「Flextop」(フレックストップ)だとアンカーリンクスの半分くらいしか長くなっていないと思います。ストラップによっては長さ調節ができないものがそこそこあるので、それらをちょうど良い長さで使うためには「Flextop」(フレックストップ)のようにコンパクトなのがすごくありがたいのです。

公表の仕様

念のため、「Flextop」(フレックストップ)の主な仕様も下にまとめておきます。

販売元drip
対応サイズ先端幅9cm以下のストラップに取り付け可能
耐荷重最大片側20kgまで
素材金具:真鍮、アテ革:レザー
カラー展開2色(ブラック、モカ)
価格3,200円(税込)

「Flextop」の外観・収納部等を見てみる

続いて「Flextop」(フレックストップ)の外観等を見てみます。今回僕はブラックのカラーを購入。ちなみにお値段は3,200円でした。価格的にはちょっとお高めでしょうか。

本体と同梱物

パッケージの箱を開けると、中身としてはこのようになっていました。本体のパーツ(ストラップに着けるフック部分、カメラ本体に着けるリング)、アテ革、高澤けーすけさんのオリジナルステッカー。

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アテ革とリングパーツは2セットずつ入っていたのがありがたい。これで2つのカメラに使えるもんね。

クイックリリースパーツの作りはしっかり

本体のクイックリリースパーツは真鍮製で、作りはなかなか。ストラップ側に着けるパーツはフック式になっています。リングはシンプルな輪っかでした。

ちなみに取り付け可能なストラップは、ストラップの先端幅が9mm以下のものに限られます。また製品対荷重は最大片側20kgまでとのこと。普通にカメラを使う分には十分すぎる強度ですね。

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色合いもなかなかお洒落。使っているうちに金属特有の味のある経年変化が楽しめるらしいですが、もし気になる場合は磨けば元の輝きに戻るみたいです。

アテ革の質感もお洒落

あと本体の真鍮パーツとカメラの間に挟むアテ革も見てみると、こちらも質感がかなり良い。この辺りも高澤さんのこだわりが感じられますね。

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カメラ本体に着けるリングはちょっと安っぽい感じもしますが、それ以外のパーツやアテ革などはかなりしっかりした作り。モノとしてのクオリティは総合的にかなり高めでした。

実際に「Flextop」をストラップに着けて使ってみた

全体をチェックした後は、実際に「Flextop」(フレックストップ)をストラップに取り付けて使ってみました。今回着けたカメラは僕が普段仕事で使っているSONYのα7RⅡです。

「Flextop」の取り付け方

取り付け方は簡単。まずはクイックリリースパーツの四角い輪っかの部分に、手持ちのカメラストラップを通して取り付けます。

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次に、カメラ本体のストラップホール部分にアテ革をあて、その後真鍮のリングを取り付けます(ストラップホールに三角環を付けていた場合は、先にそれを取り外しておきましょう)。

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これで装着は完了。あとはクイックリリースパーツのフック部分を真鍮リングに引っ掛けるだけ。これでアンカーリンクスのように素早くカメラストラップの着け外しができるようになりました。

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見た目のお洒落さは抜群

実際に「Flextop」(フレックストップ)使ってみて、改めて見た目のお洒落さに驚愕。特に真鍮の良い意味での“鈍い輝き”が味があって良い。このお洒落さを味わってしまうと、もうアンカーリンクスには戻れないかも。

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「Flextop」のここが残念

抜群にお洒落なクイックリリースパーツ「Flextop」(フレックストップ)でしたが、ただ残念だったところもいくつか見つけたので、その点も整理しておきたいと思います。

フックがやや外しにくい

まず1つ目はクイックリリースパーツの使い勝手部分。カメラにつける時は結構スムーズにスッとできるんですけど、カメラからストラップを外すときに、フックがリングに引っ掛かっていまいちスムーズに外せないことがありました。

たぶんこれは丸い形状のリングに対して、引っ掛けるパーツのフック部分は直線的な形状だからだと思う。

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コスト的な問題もあってシンプルなリングを採用したのかもしれないけど、ここは形状を合わせて四角い真鍮リングとかにした方が良かったのではないだろうか。

アテ革中央の穴が大き過ぎてリングを抜けてしまう

あとこれが非常に残念だったところなんですが、アテ革の中央に空いている穴(ストラップホールを通す部分)が大き過ぎて、リングを抜けてしまうことが多々ありました。下の写真のような感じ。

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カメラバッグからカメラを取り出した時とか、気付かぬうちにアテ革がリングを抜けて外れてしまっていたりして、すでに僕は1つ紛失しました…。

ん〜、ちょっと穴が大き過ぎる。まぁ色々なカメラのストラップホールに対応するために大きくしたのかもしれないけど、真鍮リングを抜けるようでは正直使い物にならない。

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真鍮のような金属パーツを使っている以上、アテ革がないとカメラがガンガン傷ついてしまうので、ここは大きな欠点と言えますね。とても良いアイテムだとは思うので、今後の改善に期待したいところです。

アテ革の代替品を発見

付属してきたアテ革がイマイチ使えなかったので、どうにかせんといかんということで、代わりになるモノがないか探していたところ、なかなか良い感じのアイテムをAmazonで見つけました。

それがこの「ETSUMI カラード・リングカバー」です。

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リング金具による、カメラ本体の傷つきを防ぐ本革製のリングカバー。これなら中央の穴のサイズも小さいし、真鍮リングを抜けてしまうこともありません。

ちょっと見た目は付属のアテ革よりもダサめですが、カメラが傷ついてしまうよりはマシでしょう。

ちなみにこのリングカバーには上下にもそれぞれ1つずつ穴が空いています。これはストラップを通すための穴なんですけど、「Flextop」(フレックストップ)にはサイズ的に合わなかったので、この上下の穴は無視して使うことになります。余計にダサい、でもしょうがない。

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アンカーリンクスの使いやすさを再認識した

ということで、「Flextop」(フレックストップ)はお洒落さは抜群ではあるものの、使い勝手の部分で改善の余地ありというところでした。

そう考えると、これまで使っていたPeakDesignの「アンカーリンクス」って、やっぱり使いやすいアクセサリーだったんだなということを改めて感じる。

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本体は樹脂製で強度も非常に高いし、カメラを傷つけることもない。そして何より着け外しのスムーズさは本当にピカイチ。アイテムとしての総合的なクオリティはやっぱり高いですね。

ただ…全長が長いし、ダサい。本当、そこだけなんだよなぁ。

「Flextop」が向いている人・向いていない人

最後に改めて「Flextop」の良いところ・悪いところを踏まえながら、「このクイックリリースパーツが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。

このクイックリリースパーツが向いている人

  • カメラアクセサリーもお洒落なものを使いたい!という人
  • ストラップの全長が長くならないコンパクトなクイックリリースパーツが良い人
このクイックリリースパーツがあまり向いていない人

  • お洒落さよりも使い勝手重視な人
  • 金属製のアクセサリーはカメラを傷つけそうで怖い…という人

当ブログの中の人の感想

とってもお洒落な便利カメラアクセサリー「Flextop」(フレックストップ)。使い勝手の面ではまだ改善の余地がありそうですが、何よりも見た目のお洒落さが頭抜けているので、それだけでも買う価値はあるような気がしました。

またストラップの全長が長くなるのが嫌!という人にも、とてもありがたいアイテムですしね。アンカーリンクスとどっちが良いか悩んだ時は、「お洒落さならFlextop、使いやすさではアンカーリンクス」という感じで選ぶと良いかも。

気になる方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。購入はdripの公式ECサイトからどうぞ(売り切れの場合も、入荷連絡メールを設定できます)。

ちなみに同じdrip製品では、過去に「Leather Apple Pencil Holder」というスタイラスペンホルダーのレビューも綴っていますので、お時間ある方はこちらも覗いてみてね。

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