富士フイルム|軽量・コンパクトで明るい標準レンズ「XF35mmF2 R WR」購入レビュー

先日の記事で新しく「FUJIFILM X-E3」というカメラを購入したと綴りましたが、その時一緒に買っていたレンズの紹介を今回はしたいと思います。
とっても写りが良くて使いやすいレンズだったので、カメラ好きの方・新しいレンズの購入を検討している富士フイルムユーザーの方の参考になれば幸いです。
そのレンズはXマウント「XF35mmF2 R WR」です。

CONTENTS
「XF35mmF2 R WR」を購入したワケ
今回、数あるXマウントレンズの中から「XF23mmF2 R WR」を購入した理由を、まず最初に綴っておきたいと思います。
僕がそもそも「X-E3」に求めること
僕は普段メインのカメラとしてSONYの「α6600」(プライベート用)や「α7Ⅲ」(仕事用)を使っているのですが、その上で今回購入した「FUJIFILM X-E3」とどのように使い分けようとしているかというと、基本的には「X-E3」はちょっとしたお出かけ時の“スナップシュート用”として使おうと考えています。気軽に持ち出して、気軽に日常を切り取りたい。

スナップ用途ならレンズも小さくて軽くなくちゃ
そうなると大切になるのが「小さくて、軽いこと」。そうじゃないと持ち出すのが億劫になって、結局使わなくなっちゃいますからね。「X-E3」のボディはとっても軽量・コンパクトなので、レンズも同様に小さくて軽いものが良かったわけです。

フルサイズ換算50mmの標準画角が好き
あと、僕は元々フルサイズ換算50mmの画角が好きで、ポートレートを撮るときも、スナップを撮るときも、いつもこの画角を好んでいるんですよね。なので「X-E3」を使う時も、フルサイズ換算50mmの画角のレンズがいいなぁと思い、Xマウントレンズを探したのでした。
そこで見つけたのが「XF35mmF2 R WR」。コンパクト・軽量で、画角もフルサイズ換算52.5mmと僕好み。さらに絞りも開放F2ということで、なかなか明るいレンズ。これはもう買うしかない!と思い、速攻でマップカメラの美品をポチりました。

「XF35mmF2 R WR」の良いところ
改めて「XF23mmF2 R WR」の良いところを整理すると、こんな感じ。
「X-E3」との組み合わせがスナップシューターとして最高
とにかく僕が求めていた条件をほぼほぼ満たしてくれている。特にありがたいのが、やっぱり軽さ。重量はなんと170gしかありません。「X-E3」のボディもめちゃくちゃ軽いので、レンズが重いとフロントヘビーになって扱いづらくなる可能性があるので、この軽さはスナップシューターとして使うには本当に嬉しい。

それでいて絞り開放はF2と結構明るい。明るい(F値が低い)単焦点レンズって結構大きくて重たくなることが多いので、明るさと軽さを両立できているところは素晴らしいですね。
「XF35mmF2 R WR」の主な仕様
「XF35mmF2 R WR」のメーカー公表の仕様も一応以下にまとめておきます。
「XF35mmF2 R WR」の外観等をざっと紹介
「XF35mmF2 R WR」の外観はどこかクラシカルなデザイン。全体的にコンパクトで手のひらサイズ。170gということで、手に乗せていても重さはあまり感じません。「軽いは、正義」だと思っている僕にとって、この軽量さは嬉しい。

鏡筒が金属でできていて高級感もいい感じです。ただ、前方が窄んでいる、いわゆる「フジツボ型」の形状をしているので、この辺りのデザインは好みが分かれそう。僕は正直あまり好きではありません、はい。

前玉はこんな感じ。フィルター径はΦ43mmなので少し小さめです。NDフィルターなどはΦ43mmのものを持っていないので、買い足すかステップアップリングを噛ませるしかなさそう。

後玉・マウント部分はこんな感じ。マウントも金属製なので、しっかりしています。キットレンズの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」だとマウント部分がプラスチックなので少し心許ない感じもするんですが、これなら不安はないですね。

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