フォクトレンダーを「寄れるレンズ」に変える。焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」が便利。

焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」を実際に着けてみた
一通りチェックした後は、実際に焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」をレンズに装着してみました。着けたレンズはもちろん「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4」です。

うん、見た感じはなかなかいい。クラシカルでお洒落な「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4」にもぴったりです。


もちろん全体が少し長くなってしまいますが、このマウントアダプターはそれほど厚みはないので、気にはならない程度。デザイン的にすごくマッチしているので、全然違和感はありません。良き。
焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」の気になったところ
最短撮影距離を短くしてくれるかなり便利なこのアイテム。僕にとっては必需品になりそうなモノですが、全体をチェックしていて少し気になったところもあるので、それも共有しておきます。
意外と重い
まず1つ目は重さ。この焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」は、素材として真鍮を使っているためか、サイズはコンパクトながら、結構重さを感じます。
正確な重量がわからないのですが、Amazonの梱包重量のところには200gと書かれていたので、実際のところは180gくらいはありそう。

確かに持ってみるとズシっとした重さを感じる。このマウントアダプターと合わせて付けようとしていた「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4」の重さが約175gなので、ほとんどレンズと同じ重量と思われます。せっかくレンズがコンパクト・軽量でも、結局アダプター込みになるとそこそこ重いかな。
まぁそれでもフルサイズの重量級レンズたちと比べれば全然軽いんですけど。めちゃくちゃ軽いイメージで購入すると、少し「えっ」てなると思うので、その点は注意が必要です。
値段がやや高い
あと気になったのは値段。今回購入したPro版は約22,000円くらいでしたが、ちょっと高いかなと感じました。だって、ヘリコイド付きといえど、結局はただの金属の筒ですからね。

安いマウントアダプターは2,000〜3,000円くらいでも売られているので(もちろん加工精度は違うけど)、それと比べてしまうと少し購入を躊躇してしまう値段です。
ただEマウントへの変換アダプターでヘリコイド付きのものって、ほとんど選択肢がないので、結局これを買わざるを得ないんですよね。フォクトレンダーの純正品もヘリコイド付きがありますが、あれはさらに値段が高いので(3万円くらいだったかな?)。この辺りも少し気になるところです。
このマウントアダプターが向いている人・向いていない人
最後に改めて焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」の良いところ・悪いところを踏まえながら、「このマウントアダプターが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- フォクトレンダーのレンズで寄りの撮影をしたい人
- 少し高価でもビルドクオリティの高いマウントアダプターが良い人
- 軽いのが最優先な人
- クオリティよりも価格優先な人
- 風景写真などがメインな人

当ブログの中の人の感想
「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4」と併せて入手した焦点工房「ヘリコイド付きマウントアダプター」。シンプルなアイテムながら、寄れないレンズを寄れるレンズに変えてくれるその便利さは、僕にとってはとってもありがたいものでした。
これから「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4」をどんどん使って作品を撮っていきたいと思っていたので、このマウントアダプターも活躍の場は多くなりそう。
ライカレンズなど最短撮影距離が短いとレンズを使っている方は、持っていて損はないアイテムだと思うので、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか(ちょっと高いけど←しつこい)。
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