インナーイヤー型ならこれ一択。SOUNDPEATS「TrueAir2」が3,000円台で買えてコスパが凄過ぎる。

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SOUNDPEATS「TrueAir2」をAirPodsとサイズ比較してみた

続いてサイズ感等を共有するために、同じインナーイヤー型のAirPods第一世代とSOUNDPEATS「TrueAir2」を比較してみました。

ケースサイズは「TrueAir2」の方がちょっと大きい

まずは充電ケースを並べて、ケースサイズを比較してみます。横に並べてみると、ややSOUNDPEATS「TrueAir2」の方が横幅が広いですね。

というより、AirPods第一世代がめちゃくちゃコンパクトなんですよね。この辺りはさすがAppleといった印象。

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ただ厚みに関してはそれほどの差はありませんでした。こちらもややSOUNDPEATS「TrueAir2」の方が厚いですが、横幅ほどの差は感じません。

トータルで判断しても、SOUNDPEATS「TrueAir2」の充電ケースはなかなかコンパクトといえます。


イヤホンのステムは「TrueAir2」の方が短い

続いてイヤホンを比較してみます。サイズですが、これはSOUNDPEATS「TrueAir2」に軍配。

AirPodsがかつて「うどん」と揶揄された耳から飛び出る細い部分(正式名称:ステム)は、SOUNDPEATS「TrueAir2」では短めに設計されています。装着した時の存在感が薄れるので、これは嬉しいですね。

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持った時の重さは、これは正直どちらもすごく軽いので、大差はありませんでした。ただ質感はやっぱりAirPodsの方が圧倒的に良い。比べてしまうとよくわかりますね。

まぁ値段が5〜6倍くらい違うので、当たり前かもしれないけど。Appleのビルドクオリティの高さはやっぱり素晴らしいです。

SOUNDPEATS「TrueAir2」を実際に使ってみた

ひと通り外観等をチェックした後は、実際にSOUNDPEATS「TrueAir2」を使ってみました。

デバイスとの接続

まずデバイスとの接続ですが、とっても簡単(今回はiPhone SE2に接続してみました)。

ケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリングモードになるので、初回接続時はiPhoneの画面に表示されるSOUNDPEATS「TrueAir2」という文字をタップするだけ。

次回以降はケースから取り出すだけで何もしなくても自動接続されます。

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操作方法

SOUNDPEATS「TrueAir2」の操作は基本的にイヤホン外側(タッチコントロール)のタップで行います。

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以前ご紹介した「SoundLiberty 94」と同様、「右イヤホンを1回タップする」「左イヤホンを長押しする」など、操作方法が細かく分かれています。

僕はこれがあまり得意ではない。というか、覚えられない。なので忘れないようにそれぞれの方法を以下の表の通りまとめておきます(僕の備忘録です)。

ちなみに搭載されているcVcノイズキャンセリング機能を使うときは特に操作は必要なく、通話を行うときに自動でオンになるようです。

機能操作
再生/一時停止/受話/終話(右/左)2回タップ
曲送り/着信拒否右耳のタッチコントロールを長押し
音量 +右耳のタッチコントロールを1回タップ
音量 -左耳のタッチコントロールを1回タップ
曲戻し/着信拒否8左耳のタッチコントロールを長押し
音声操作起動(Siri等)(右/左)3回タップ

音質チェック

そして気になるSOUNDPEATS「TrueAir2」の音質ですが、僕が聞いた限りではかなり良い感じです。高音から低音まで全域においてバランスがいい。

音の印象としては本当にAirPods第一世代とそっくりでした。これで3,000円台って、ちょっと驚きです。長時間使っていても音途切れも全くありませんでした。

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ただ「全域でバランスがいい」ということは、例えば重低音がガツンときいてほしい!というような人とかは少し物足りなさを感じるかもしれません。クラブミュージックとか好きな人は特に。この辺りは好みでしょうね。

あと通話時の音質に関してですが、これもかなりクリアでした。仕事のオンラインミーティング等でも使いましたが、相手の声も綺麗に入る。こちらの声もくっきり聞こえていたようなので(相手に確認しました)、マイク性能もかなりのもののようです。音の遅延もほぼありません。

総合的にみて、音質・マイクはかなり高評価。「VGPアワード2021」金賞受賞は伊達じゃないですね。

SOUNDPEATS「TrueAir2」の気になったところ

SOUNDPEATS「TrueAir2」は全体的に完成度が高く、インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンとしてはコスパ最強という印象を持ちましたが、気になった点としては2点。

ビルドクオリティがやや低い

まずはやはりビルドクオリティがやや低いところでしょうか。まぁ値段が値段なのでしょうがないところだとは思いますが、全体的なプラスチック感が強く、特に充電ケースの安っぽさが気になる。

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見た目ももちろんですが、ケースの蓋を開け閉めした時も、なんか蓋の締まり具合とかが軽いんですよね。なんて言うか、“スカスカしてる”感じ(伝わりますかね?)。

AirPodsだと蓋も「パチッ」としっかり閉まってくれて、高級感があるんですけど。こういったビルドクオリティが値段相応なので、ここが少し気になりました。

タップ操作がシビア

あともう1つは、TaoTronics「SoundLiberty 94」と同じくタップ操作がややシビアです。

前述の通りイヤホン外側をタップすることで様々な操作を行うわけですが、軽く触れただけでも「1タップ」と見なされて音量が変わってしまったりするので、ここも気になりました。

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でもこれはもしかしたら僕がタップ操作が苦手なだけかもしれませんが。僕はやっぱりタップ式より物理ボタンが付いている方が好みです。

購入前に気を付けてほしいこと

あとSOUNDPEATS「TrueAir2」を購入する前に気を付けてほしいことも1点あげておきます。最初の方にも記載した通り、このワイヤレスイヤホンは「ノイズキャンセリング機能は通話時しか効かない」ので、ここは注意が必要です。

cVcノイズキャンセリングは搭載されていますが、この「cVc」とは“クリアボイスキャプチャー”の意味なので、マイクで通話する時に通話相手に対して自分側の騒音をカットしてくれる機能になります。そのため音楽を聴いたりする時にノイズカットをしてくれるわけではありません。

音楽再生時のノイズキャンセリング機能がほしい!という場合は、他のワイヤレスイヤホンを購入するしかないので、その点には十分ご注意を。

このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人

多少気になる点はあったものの、総じてSOUNDPEATS「TrueAir2」はとっても良い感じだったわけですが、一通りご紹介したところで、改めて良いところ・悪いところを踏まえながら「このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。

このワイヤレスイヤホンが向いている人

  • 安価(価格5,000円以下)で高音質な完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
  • インナーイヤー型で高音質な完全ワイヤレスイヤホンを探している人
  • 耳につけても目立ちにくいイヤホンがいい人
  • AirPodsの値段の高さに嫌気がさしている人
このワイヤレスイヤホンが向いていない人

  • 高級感のあるワイヤレスイヤホンが良い人
  • 操作がしやすいワイヤレスイヤホンが良い人
  • 重低音が強いワイヤレスイヤホンが良い人
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当ブログの中の人の感想

愛用していたTaoTronics「SoundLiberty 94」の片耳を失ったことで、新しい完全ワイヤレスイヤホンを探すことになったわけですが、今回とんでもない“化け物”に出会ってしまったかもしれません。

SOUNDPEATS「TrueAir2」は現時点でおそらくインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンの最高峰だと思われます。それくらいに高音質でありながら、値段が抜群に安い。間違いなくお勧めのアイテムといえます。

Amazonなら3,000円台で購入可能なので、セールになった時は狙い目。自分で使うだけでなくプレゼント・ギフトにも良さそうです。安いから仮に故障してしまってもすぐ買い直せるのも嬉しいですし。

新しいワイヤレスイヤホンの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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編集者兼アートディレクター。カメラ・ガジェット・便利雑貨等を買ってはわかりやすくレビューしまくる人。

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