TaoTronics「SoundLiberty 94」のコスパが最強過ぎる。ノイキャン・外音取り込みできて6千円台。
TaoTronics「SoundLiberty 94」を実際に使ってみた
ひと通りチェックした後は、実際にTaoTronics「SoundLiberty 94」を使ってみました。
デバイスとの接続
まずデバイスとの接続ですが、とっても簡単でした(今回はiPhone SE2に接続してみました)。
ケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリングモードになるので、初回接続時はiPhoneの画面に表示される「TAOTRONICS SoundLiberty 94」という文字をタップするだけ。
次回以降はケースから取り出すだけで何もしなくても自動接続されます。
TaoTronics「SoundLiberty 94」ができること
TaoTronics「SoundLiberty 94」では以下の機能があります。前述の通りノイズキャンセリングができるし、外音取り込みも可能。
あとは「片耳だけでも聴ける」という片耳モードがあるのも意外と嬉しいところ。
- ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能によって最大35dBのノイズを低減
- 外音取り込みモード(アンビエントモード)搭載
- MCSync技術で遅延や音飛びを軽減
- 自動ペアリング機能搭載
- 片耳モード・両耳モード搭載
- イヤホン単体で最大8時間(ANCモードで約5時間)、充電ケース併用で最大24時間の音楽再生
TaoTronics「SoundLiberty 94」の操作方法
TaoTronics「SoundLiberty 94」の操作は基本的にイヤホン外側(タッチコントロール)のタップで行います。
「右イヤホンを1回タップする」「左イヤホンを2秒間長押しする」など、操作方法が細かく分かれていて、全部を使いこなそうと思うと覚えるまでに少し時間がかかるかも。忘れないようにそれぞれの方法を以下の表の通りまとめておきます(僕の備忘録です)。
機能 | 操作 | 音声ガイド |
---|---|---|
再生/一時停止 | 右耳のタッチコントロールを2回タップ | / |
音量 + | 右耳のタッチコントロールを1回タップ | 音量が最大に達するとビープ音 |
音量 - | 左耳のタッチコントロールを1回タップ | / |
進む | 右耳のタッチコントロールを3回タップ | / |
戻る | 左耳のタッチコントロールを3回タップ | / |
電話にでる | 左/右耳のタッチコントロールを1回タップ | / |
電話を切る | 左/右耳のタッチコントロールを2秒間長押し | / |
通話拒否 | 左/右耳のタッチコントロールを2秒間長押し | 拒否された通話 |
ANC機能の オン/オフ | 両耳モードでのみ使用可能: 左耳のタッチコントロールを2秒間長押し (デフォルトでは最初からオンの状態) | ANC ON/OFF |
Ambient Mode のオン/オフ | 左耳のタッチコントロールを2回タップ (片耳モードではデフォルトでAmbient Modeオン) | Ambient Mode |
音声コントロール のオン/オフ | 片耳モードでは耳のタッチコントロールを2秒間長押し。 両耳モードでは 右耳のタッチコントロールを2秒間長押し。 | ビープ音 |
TaoTronics「SoundLiberty 94」の音質
そして気になるTaoTronics「SoundLiberty 94」の音質ですが、僕が聞いた限りではなかなか良い感じです。
YouTubeなどでもレビュー動画が上がっていて、「ドンシャリ系」という評価が多いようですけど、僕としてもそんな印象は受けました。でも中音が全然効いてないという感じでもないかなという感想。
値段を考えれば相当良いのではないでしょうか。AirPods第一世代との比較しか僕はできませんが、僕個人としてはAirPodsより上だと思いました。
ノイズキャンセリングも結構しっかり効いてくれます。電車に乗っていても周りの音はほとんど気にならないレベル。なかなか良い感じです。
あと外音取り込みについてもうまく機能してくれて、イヤホンが耳穴を密閉している状態でも機能をオンにすれば外の音が聞こえるようになりました(少しサーというホワイトノイズは入りますが)。
これは初めて使う人は結構びっくりすると思います。この機能はコンビニに行く時に重宝しそうです。
TaoTronics「SoundLiberty 94」の気になったところ
全体的に完成度が高く、コスパはやはり相当良いなという印象を持ちましたが、ただ気になったところがなかったわけではありません。気になった点は主に2つ。
やっぱりちょっとケースが大きい
まずはケースがちょっと大きいこと。イヤホン自体も少し大きめかもしれませんが、それ以上にケースがゴロッと大きく厚みがあるので、パンツのポケットなどに入れようとすると結構モゴモゴして違和感を感じる。
AirPods第一世代がとってもコンパクトだったので、それと比較してしまって大きく感じてしまうのもあると思いますが。ここがまずちょっと気になったところです。
カバンに入れて持ち歩く分には特にかさばるわけではありません。
タップ操作がシビア
あともう1つは操作に関して。前述の通りTaoTronics「SoundLiberty 94」はイヤホン外側をタップすることで様々な操作を行うわけですが、このタップが結構難しい。
軽く触れただけでも「1タップ」と見なされて音量が変わってしまったり、逆に自分的には2回タップしてるつもりなのに反応してくれなかったり。
おそらくイヤホンの“ある特定の部分”をしっかりタップすればちゃんと反応してくれるんだと思うのですが、それがどこなのかがイマイチわからないんですよね。イヤホン外側にその印がないので。
これがタップ式じゃなくて物理ボタンが付いていてくれれば、はっきりと「ここを押せば良い」って耳に着けながらでもわかるのでやりやすいと思うんですけど。ここが少し気になりました。
まぁ慣れてくればやりやすくなるかもしれないので、もう少し使い込んでみたいと思います。
このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人
多少気になる点はあったものの、総じて超コスパの良いTaoTronics「SoundLiberty 94」はとっても良い感じだったわけですが、一通りご紹介したところで、改めて良いところ・悪いところを踏まえながら「このワイヤレスイヤホンが向いている人・向いていない人」という視点で、以下に整理してみました。
- 価格1万円以下で高機能なワイヤレスイヤホンが欲しい人
- ドンシャリ系のイヤホンが好きな人
- ミニマルデザインのアイテムが好きな人
- とにかくコンパクトなワイヤレスイヤホンが良い人
- 操作がしやすいワイヤレスイヤホンが良い人
- かまぼこ傾向のイヤホンが好きな人
当ブログの中の人の感想
AirPods第一世代以来の完全ワイヤレスイヤホンの購入でしたが、技術の進歩にびっくりしました。
これだけ高機能でありながら、価格が1万円を切ってくる(クーポン使えば6千円台)なんて、ちょっと前なら考えられなかったですからね。なかなか良い感じのものに出会えて幸せです。
とにかく現時点でコスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンと言って問題ないと思いますので、自分で使うだけでなくプレゼント・ギフトにも良さそう。きっと喜ばれるのではないでしょうか。
新しいワイヤレスイヤホンの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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